妊娠初期に不安!アンケートでわかったママが困った・危険と感じたこと6選

執筆者:pro鈴木さん鈴木真理子

不安に思ったこと・困ったこと6つのまとめ

妊娠したのはうれしいけれど、

1人の命を預かったことの重大さに何かと不安になっていませんか?

妊娠初期(5ヶ月未満)は、まだ胎盤が完成していません。
そのため、安定期に入っていないので確かに流産が起きる場合もないわけではありません。

また、不安に追い打ちをかけるのはホルモンが変化して起こる体調の変化でしょう。
精神面・体調面でも不安定になるうえに、はじめて味わうつわりに辛い思いをしているかもしれません。
妊娠初期はそんな不安や、困ってしまうことが多いと思います。
でも、心配してばかりでは、妊婦さんの体調にも赤ちゃんにもよくありませんね。

安定期の妊娠5ヶ月頃(妊娠16週頃)を目指して、本当に注意すべきことは何でしょうか?
妊娠初期に多くのママが経験した6つの不安・困ったことから、妊娠初期に気を付けたいこととその対処法をご紹介します。

1.出血があっても大丈夫?

ayatama妊娠5-7か月 (8)
妊娠初期の出血は、一番ドキッとする出来事ではないでしょうか?

妊娠初期の出血には、赤ちゃんと妊婦さんの体調に大きな影響がないものもあれば、赤ちゃんや妊婦さんにとって危険なものもあります。
自己判断せず、すぐにかかりつけの産院に相談することをおすすめします。
まずは、産院に電話し妊娠の週数と出血の状態などを伝えて、受診するべきか確認してください。

おすすめの対処法:産院のお医者様にすぐ相談。判断を任せて、その指導に従って過ごす。

先輩ママの体験談:妊娠初期の出血で毎日不安だった

KNSL室内 (12)妊娠初期から少量の出血があり、毎日不安を抱えながら過ごしていました。
主人も仕事が忙しく、夜中に帰ってくることが多い時期だったので、誰にも頼れず、心細かったです。
先生に相談し、出血があった時は連絡して受診すべきか確認してから診察していただいていましたが、安静が一番ということで、横になって過ごしていました。
(みかんちゃん33歳・4歳息子・愛知県在住)

2.流産しないかな?と不安

KNSL室内 (44)
特に何かあるわけではないけれど、何となく不安だったというママは多いようです。
産院のお医者様は、妊婦さんの体調によって妊娠初期の検診を2週おきにする場合、1週おきにする場合があるようです。
かかりつけのお医者様から、2週間後に来て下さいと言われたら特に問題がないと考えていいでしょう。

残念ながら妊娠初期に流産にいたる場合は、赤ちゃんに育つ力がなかった場合がほとんどのようです。
このような流産には「赤ちゃんの生命力次第で、なるようにしかならない」という面があります。

妊婦さんのせいで流産するわけではないのです。

筆者もそのような流産の経験をしています。
その時は、赤ちゃんに会えなかったことがとても残念で、しばらく空虚感がありました。
でも、その後の妊娠・出産には体調的には全く支障がありませんでした。
「切迫流産」はこのような流産とは違い、産院の先生の指導に従って生活すれば流産・早産を防ぐことができます。

おすすめの対処法:妊娠初期に流産するかしないかは、赤ちゃんの生命力次第と思って、妊婦さんは気持ちを楽に持ち、無理はせず普通の生活を送る。
もし何か異常を感じたら、かかりつけの産院にすぐに相談する。

先輩ママの体験談:安定期まで流産しないか不安、つわりがひどい

KNSL家族 (5)妊娠初期は検診の間隔が2週間で、初期流産しやすいい時期なので大丈夫かなと常に心配でした。
後はつわりがひどかったことです。
産院を迷っていたこともあり母子手帳を使うようになるまで2カ所の産院に行っていました(毎週検診になるように)。
(パンダママ28歳・3歳娘)


3.つわりがひどくて困った、赤ちゃんに栄養はいくの?と不安

KLSM夏 (7)
安定期に入るまで、ほとんどの妊婦さんがつわりに悩まされます。
食べられないことや気分の悪さに、精神的にも参ってしまいます。
こんな状態で赤ちゃんはちゃんと育つのかしら?と不安に思いがちです。

つわりの原因ははっきりとはわかっていないようですが、赤ちゃんが元気でいるためにつわりが起きている事だけは確かです。
筆者が妊娠初期に流産したときは、つわりがスーッと消えたので、ダメだと実感しました。
逆に、次の妊娠でつわりがひどかったときは「今日も赤ちゃんは元気、流産の心配なし」と思うことができたので、つわりがそれほど苦になりませんでした。

脱水にならないように水分補給だけは、気を付けましょう。

つわりがあるときは栄養のかたよりは気にせず、食べられるときに食べられるものを口にしてください。
もし、一日中吐き続けて水分も摂れなくなったときは、すぐにかかりつけの産院に受診してください。
点滴などの対処が必要になってきます。

おすすめの対処法:つわりは赤ちゃんが元気な証拠と割り切ることもつわりを乗り切るのに役立つ。
栄養のかたよりは気にせず、食べられるものを食べる。
家族などに買い物や調理などを助けてもらうと、気分的にも楽になる。
水分も摂れなくなったら、産院を受診。

先輩ママの体験談:つわりで気持ち悪くつらくて困った

ayatama0歳-1歳 (18)妊娠初期に私が困ったことといえば、つわりです。
人にもよると思うのですが、初期のつわりは気持ち悪くてつらい思いをしました。
つわりは、ごはんを食べても気持ち悪いのが解消しないので、ゼリーやヨーグルト、氷を口に含ませて私なりのつわり解消をしました。
(りな24歳・0歳娘・大阪府在住)

先輩ママの体験談:つわりがひどく吐き続け10キロ以上体重が落ちて不安

KNSL室内 (33)とにかくつわりがひどく、食べ物の匂いだけではなく、歯磨き粉、新しく越してきたアパートの部屋の匂いまでが気になってしまい、吐き続けて10キロ以上体重が落ちてしまいました。
主人はそんな私を見かねて実家に私を預け、しばらく主人も仕事帰りは私の実家に寄ってご飯を食べてからアパートに帰って行きました。
私の激やせに主人は心配の色を隠せなかったのですが、病院の検診についてきてもらって、先生からいざとなったら入院も出来るし、落ち着いたらまた一気に体重も戻りますと聞いて安心したようです。
無理やり食べ物を食べさせるのではなく、気が向いたときだけ、トマトやスイカ、ゼリーなど水分量の多いものを吐いてもいいから食べていました。
また実家にいたことで気分も、だいぶ落ち着きました。
(都葵くんママ28歳・0歳息子・静岡県在住)

先輩ママの体験談:つわりがひどく魚や肉が調理できなくて困った

ayatama0歳-1歳 (43)妊娠2カ月頃からつわりがひどく、生魚や生肉を見ただけで吐き気がしました。
買い物に行っても肉と魚売り場には近付けませんでした。
もちろん肉や魚は調理もできないので、食事も野菜中心でレパートリーが少なくなり、とても困りました。
普段は野菜中心の食事しか作らず、夫と一緒に買い物に行く時だけ肉や魚を取って来てもらい、調理も自分でしてもらいました。
加熱された物は私も平気だったので、調理の途中でバトンタッチして私が仕上げ、一緒に食べるようにしていました。
(りりぃ32歳・1歳娘・熊本県在住)

先輩ママの体験談:つわりで調理できず、検診も少なく赤ちゃんが元気に育っているか不安

KNSL室内 (40)困ったことは、つわりで食事が思うように作れず、出来合いのものやレトルト食品を食べることが増えてしまったことです。
お腹の赤ちゃんにちゃんと栄養が届いているのか心配でした。
また、検診も4週に1回でお腹もまだ出ていないし胎動もまだないため、元気に育っているのかいつも不安でした。
食事については、保健師さんに相談したところ、つわりの時期は食べられるものを食べられる分だけ食べれば大丈夫だと言われたので、体調が良いときには極力作るようにし、無理なときはスーパーのお惣菜等で済ませていました。
赤ちゃんが元気か不安なときにはお腹に手をあてて、「あなたに会えるのを楽しみにしているからね」などと話しかけ、赤ちゃんの生命力を信じて日々過ごしていました。
(ゆーこママ34歳・3歳息子・2カ月娘・静岡県在住)

4.仕事中に休めず困った、通勤の満員電車が不安

ayatama0歳-1歳 (38)
仕事をしている妊娠初期の妊婦さんは、まだお腹も大きくないので周りにもわからず、つい無理をしがちです。
職場では、上司に早めに相談することがおすすめです。
話を切り出しにくいときは、かかりつけの産院で「母性健康管理指導事項連絡カード」を書いてもらう方法もあります。
厚労省
母子手帳の後ろのページを拡大コピーして産院で記入してもらい、職場の上司に提出しましょう。
事業主はカードの記載に従って、時差通勤や休憩時間の延長などの対応をとることになっています。

通勤中にお腹を守りたいときや、乗車中に気分が悪くてもつわりの症状だとわかって欲しいときなどは、マタニティーマークを手荷物に付けることもおすすめです。

マタニティーマークとは?
・妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの。
・ さらに、交通機関、職場、飲食店、その他の公共機関等が、その取組や呼びかけ文を付してポスターなどとして掲示し、妊産婦にやさしい環境づくりを推進するもの
(厚生労働省「マタニティーマークについて」より抜粋)

ただ最近、大変残念なことに、心無いごく一部の人がマタニティーマークを見て反感を持ち、嫌がらせをする事件がおきているようです。
マークの利用については、ご自身でよく考えた上で判断なさってくださいね。

おすすめの対処法:職場の上司に早めに相談して、休憩時間を延長してもらう。
乗車位置や通勤経路、通勤の時間帯を変えてなるべく空いているところに乗る。
これらをスムーズに行うために、「母性健康管理指導事項連絡カード」や「マタニティーマーク」を活用する。

先輩ママの体験談:仕事中に休めず困った

KNSL食事(10)妊娠初期に困ったことは仕事の面です。
サービス業に勤めていて、日々販売業務もこなしていました。
重い物を持って身体に負担をかけてはいけない事は分かっていたのですが、やはり周りに頼ってばかりはいられなかったので辛かったです。
レジ打ちで立ちっぱなしの業務でしたが、売り場の補充品を見ながら倉庫で一休みするなどして乗り越えました。
(らんちゃんママ28歳・1歳半の娘・0歳3カ月息子・山形県在住)

先輩ママの体験談:満員電車でお腹が潰されないか心配

KNSL室内 (50)少しお腹が痛くなっただけでも、「赤ちゃん大丈夫かな…」と不安になった。
特に満員電車に乗るときなどは、急停車や乗り降りで潰されてしまうときにお腹が大丈夫か心配だった。
気になったときは次の検診まで待たずに病院で診てもらった。
お医者さんに「大丈夫」と言ってもらえると安心するので、不安な日々を過ごすよりは病院に行ったほうが精神的に楽だった。
(たろんぼ30歳・1歳息子・東京都在住)

5.妊娠を知らずに薬を飲んでしまったけれど大丈夫?

薬
妊娠に気づく前に薬を飲んでしまった、レントゲンを撮ってしまった、ということはありがちな失敗です。
もう少し慎重に行動していればと悔やまれますが、過ぎてしまったことを1人で悩んでもかえって体調によくありません。
薬の種類やレントゲンの箇所などをメモして、すぐに産婦人科で相談してみましょう。
反省を生かして後のマタニティーライフをより良く過ごせば、最初の一時的な失敗はほとんど影響ないことが多いでしょう。

おすすめの対処法:心配するよりも、すぐに産婦人科で相談。

先輩ママの体験談:レントゲンや薬の赤ちゃんへの影響が心配

KNSLおでかけ (40)妊娠していると知らずにレントゲンをとってしまい、薬を飲んでしまっていました。
赤ちゃんに何らかの影響が出ないかと心配でした。
すぐに産婦人科の先生に相談しました。
常備薬として服用していた薬に関しては、体に影響がないものなどに変えてもらいました。
(まやとる39歳・8歳息子・4歳息子・千葉県在住)

6.上の子にはどう対応してあげればいいの?と不安

KNSL家族 (4)
2人目のお子さんを妊娠されている妊婦さんの場合、上のお子さんに妊娠のことをどのタイミングでどのように伝えるか、迷うところでしょう。
また、赤ちゃんが生まれるまでに上のお子さんにしてあげるべきことはなんでしょうか?
年が近い場合、上のお子さんと言ってもまだまだママに甘えたい年齢です。
無理に、「お兄ちゃん・お姉ちゃんになるから~しないとダメよ。」と言うと、上のお子さんは赤ちゃんが生まれてくることに対して反感を持ってしまいます。

お子さんをひざに乗せながら絵本の読み聞かせなどして、今のうちにお子さんと過ごす時間を大切にしてあげてください。
その中で、赤ちゃんが生まれることをテーマにした絵本を読んであげてから、機会をみて、赤ちゃんがうちにも産まれることを話してあげてはいかがでしょうか?
赤ちゃん人形を買ってあげて、おむつや洋服などもそろえてあげると、上のお子さんがママのまねをして赤ちゃんのお世話ごっこをして楽しむこともできます。
赤ちゃんのいる新しい生活を、親子で楽しめるように配慮してあげてくださいね。
そうすれば、上のお子さんは自分からお兄ちゃん・お姉ちゃんであることを自覚して、赤ちゃんを大事にしてくれるでしょう。

おすすめの対処法:赤ちゃんが生まれてくる新しい生活を、上の子が楽しみに待つことができる環境を作ってあげる。

先輩ママの体験談:上の子への対応をどうしたらいいか不安

KNSLグッズ(13)2人目の妊娠初期、上の子にどう伝えていくか、下に赤ちゃんが産まれてくることへの心の準備や、食事・着替えなどをどこまでできるようにすればいいかをすごく考えました。
先輩ママに聞いたりもしました。
そして、上の子に「ママのお腹に赤ちゃんいる?」と聞きました。
すると「いるよ、女の子!」と言われました。
それからは、毎日「お腹に赤ちゃんまだいるかなぁ?」と聞いたり、お腹を触ってもらったりしました。
保育園の先生と連携して無理はさせず、でもオムツは卒業させようということで取り組みました。
それまでが嘘のように、おねぇちゃんになるからと1週間でオムツがはずれました。
(Rinママ33歳・3歳娘・1ヶ月娘・神奈川県在住)

まとめ

妊娠初期の不安は1人で悩まず、産婦人科の先生によく相談をすることが大切です。

母親学級などを活用して、わからないことを保健師や助産師に聞いてみるのも1つの方法です。
正常な経過をたどっている妊婦さんなら、必要以上におとなしく過ごす必要はありません。

筆者が地域の公立病院の母親学級で言われたことですが、「布団の上げ下ろしもしてください。」とのこと。
激しい運動など無理なことでなければ、今まで通り体を動かすことが出産や産後の子育てに必要な体力・筋肉を維持するために役立つ、ということです。
特に異常がなければ、検診日にはきちんと受診して、後は赤ちゃんと一緒に過ごす貴重な時間を楽しんでくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

育児・医療ライター 鈴木真理子

病院・子育てに関する記事を執筆中のライターです。 子育て歴は約20年。子どもたちと過ごしてきた、大変だけど楽しい日々を思い出しながら書いています。 子どもたちとは、絵本をたくさん楽しみました。 今は、私自身も児童文学を読むのが好きです。千葉県在住。