乳腺炎発症!母乳育児を続け人が選びたい病院の見極め方~保健師コラム

乳腺炎の悪化段階でケアの方法を考えましょう!

母乳育児をしているママは、乳腺炎になる可能性が高いものです。
急激に悪化することもあり、自宅で様子をみてもいいのか、病院にかかるべきか迷ってしまいますよね。

乳腺炎のケアには、

  1. セルフケアでなんとかなる段階
  2. 乳房ケアを行う助産院や、病院内で乳房ケアを熟知した助産師さんに対応してもらえば治る段階
  3. 病院での治療が必要な段階

と、大きく分けて3つの段階があります。

おっぱいの痛みや腫れを感じたら、まずセルフケアを行ってみましょう。
病院にかかれない場合に自分でできる応急処置 の記事参照)
それでも改善しなければ、乳房ケアを行ってくれる施設へ行くことをお勧めします。
icon-check01乳腺炎の応急処置法【母乳育児中のママは知ってほしい方法まとめ】保健師コラム

病院を受診する状態とは?

病院で治療が必要なケースは次のような状態です。

体温計
  • 38℃以上の発熱・悪寒・全身倦怠感があり、1,2日程度経過しても解熱しない。
  • 近くに乳房ケアをしてくれる専門施設(助産院)や、助産師さんがいない。

このような場合は、病院の受診をお勧めします。
発熱しても、比較的早い段階であれば、乳房ケアに長けた助産師さん(助産院)が対応してくれます。
できれば、発熱前~発熱早期に解決するようにしたいですね。

乳腺炎の時にかかるのは産婦人科? 乳腺科?

乳腺炎で受診をする際、迷うのが診療してもらう科ですよね。
赤ちゃんと乳房に関係する症状なので、婦人科?と思われるかもしれませんが、
実は、乳腺科(乳腺外科)が乳腺炎を治療してくれる診療科です。

ただし、乳腺外科は、乳房の病気全般を診療する科です。
しかし、乳腺炎の患者さんよりも、それ以外の治療を目的として通院する人人の方が圧倒的に多いということを知っておいてください。
なぜそんなことをいうのだろうと思った方もいらっしゃるでしょう。

母乳育児に理解のない乳腺外科を選んでしまうと、
「抗生剤を処方するので、飲んでいる間は授乳をやめるように!」と簡単に言われてしまうことがあります。

せっかくはじめた母乳育児です。
できれば中断することなく、続けていきたいですよね。
膿が大量にたまって、切開が必要な場合もあります。
その場合を除き、赤ちゃんに母乳を飲んでもらった方が治癒の早い場合が多いのです。
そこで大切になってくるのが、母乳育児を続けられる受診先の選び方です。
icon-check01【おっぱいが切れた】授乳で傷ついた場合の5つ応急処置と3つの予防法~保健師コラム

母乳育児を続けられる受診先の選び方とは

受診する病院ですが、出産した病院に乳房外来もしくは乳腺科があればベストです。
里帰り出産の場合など、近くに出産した病院がない方もいるでしょう。
また、どの病院を受診して良いのかわからない方もいるかもしれません。
その場合、受信先を選ぶポイントは

乳房外来・乳房ケア外来などの名前の外来窓口

出産した人しか受け入れていない外来もあるので、要問合せです。

母乳育児に積極的な病院

病院のHPを確認した時、乳腺炎の治療について「母乳を継続することができる」など母乳育児に積極的な病院を探しましょう。

母乳育児に積極的な乳腺科が近所にない場合

それでも近くに見つからない時は、受診した先で、

授乳の継続が可能な解熱鎮痛剤・抗生物質を処方してくれるよう医師にお願いしましょう。

大切なのは、母乳育児を中断しないことです。
根気よく、赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことがとても大切です。

日常的なケアには詰まりにくくするハーブティーもおすすめ

血液をサラサラにし、赤ちゃんにも飲みやすいおっぱいに変えてくれますね。
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ABOUTこの記事をかいた人

保健師ライター 金子奈菜絵

大学病院の小児科で新生児室・私立総合病院の産婦人科で長年看護師として従事してきました。 現在は保健師として、育児相談のアドバイスや赤ちゃんの健康チェックなど、地域の子育て支援事業に参加しています。生後1か月健診~3歳6か月健診の健診も担当しています。男の子を2人育てるワーキングマザーです。