悩みたくない妊婦ママは母乳育児対策を始めている!保健師が教える4つのこと

保健師が妊婦さんに伝えたい出産前の母乳育児対策

昨今、母乳育児について情報がかなり普及しています。
そのため、最近では妊娠中から「私は完全母乳でいくつもりです!!」としっかり決めていらっしゃる妊婦さんも増えてきていますね。

とはいえ、なにが起こるかわからないのが出産・育児。
産後の体調や精神的なトラブルで、完全に母乳だけではいかないこともあります。
それでも、なるべく母乳を中心とした育児が出来るように、妊娠中から出来ることを保健師の目線からお伝えしようと思います。

1. まずは自分の乳頭を観察!

ayatama妊娠5-7か月 (24)
あまり自分の胸をまじまじと眺めたことがないかもしれませんが、注目すべきは、乳房そのものの大きさや形ではなく、乳頭そのもの。
乳頭は、赤ちゃんの小さなお口に入るように、前に飛び出ているのがベストです。
注意する乳頭の形とは・・・

短乳頭

乳首が短い状態

扁平乳頭

乳首が扁平で乳輪・乳頭が同一面にある

陥没乳頭

乳首がへこんでしまっているもの、または乳輪をつまんだときに乳首が陥没するもの

裂状乳頭

乳首に大きな溝がある

小乳頭

乳首が小さい

このような場合は、妊娠中から助産師に指導をしてもらいましょう。

産後におっぱいをあげやすくする工夫が必要です。
通っている産婦人科におっぱいに詳しい助産師さんがいればいいのですが、いない場合は、おっぱいケアをしている助産院や助産師を見つけて相談しておくと安心です。

母乳量のためにママができること

黒豆茶
赤ちゃんにとって飲みやすいおっぱいが理想的ですね。
産んでから始めるのでもいいのですが、ミネラルがお腹の胎児にも母乳にも良い、カフェインレスのお茶を飲んでみてはいかがでしょうか?
おすすめはルイボスティーです。
高品質ルイボスティー専門

2. 正期産(37週)の頃になったら、乳頭ケアを開始しよう

妊娠線
乳頭ケアとは、オイルなどを使い、乳頭を柔らかくするためにマッサージすることです。
開始時期には28週頃という意見もありますし、お腹が張りやすい人は正期産に入ったら・・・という意見もあります。
特に乳頭に問題がなければ、お腹が張っても安心な37週頃から始めると良いでしょう。

3. 産後の母乳育児のイメージトレーニングをしよう

ayatama0歳-1歳 (38)
出産後は、すぐに母乳が出てくるわけではありません。
最初の数日間は、ほとんど出ないおっぱいを、ひたすら赤ちゃんに吸ってもらうようになります。
このことを知らないと、母乳が出ないと不安になったり、
すぐにミルクを足してもらうようにお願いしてしまったりということも。
「吸ってもらっていたら、必ずおっぱいが出る!」とゆったり構えましょう。
ちなみに、母乳は夜作られるため、赤ちゃんは夜中にせっせと吸ってくれます。
産後3日ほどは徹夜覚悟です!!
昼間しっかりと寝ておきましょうね。

4. 母乳育児の必須アイテムを揃えよう

母乳育児をスムーズに行うためには、退院してからも母乳育児をしやすいような環境づくりがとても大切。
新生児のうちは、授乳回数はびっくりするくらい多いもの。
30分おき、1時間おきに赤ちゃんが泣いて、気づいたらほぼ1日中授乳をしていた・・・なんていう日もあります。
そのためには、リラックスできる授乳スペースを作っておくことが大切です。
ソファでも、座椅子でも構いません。背もたれがあると楽ですね。
手の届く範囲にテーブルなどがあると、ティッシュや飲み物など、動かずに取ることが出来て便利です。
授乳中はとにかく喉が渇きますし、おっぱいを沢山出すためにも、水分はとても大切。
ノンカフェインの飲み物をポットや水筒に入れて用意しておくと楽チンです。
以下に、母乳育児をしやすくするアイテムをリストアップしてみます。

妊娠中に準備したいアイテムリスト

のっけて授乳クッション くま□授乳クッション(赤ちゃんが小さい頃はこれに枕などを重ねます)
馬油
□バーユ(馬油)、羊油など乳頭を保護するオイル
黒豆茶
高品質ルイボスティー専門
ルイボスティー、たんぽぽコーヒーなどノンカフェインの飲み物
□保温ポットもしくは水筒
□授乳スペース

まとめ

いかがでしょうか?
個人的には、「3. 産後の母乳育児のイメージトレーニングをしよう」が大事だなぁ、と感じます。
特に母乳育児にそこまで熱心ではない病院もあります。
その場合、夜中は病院スタッフが授乳していたり、気軽にミルクを足してしまうこともあります。
ご自身できちんと情報を集め、上手に母乳育児のスタートが切れるように、出産前から助産師・看護師さんと話し合っておけるとよいですね。
執筆:金子奈菜絵
金子奈菜絵

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保健師ライター 金子奈菜絵

大学病院の小児科で新生児室・私立総合病院の産婦人科で長年看護師として従事してきました。 現在は保健師として、育児相談のアドバイスや赤ちゃんの健康チェックなど、地域の子育て支援事業に参加しています。生後1か月健診~3歳6か月健診の健診も担当しています。男の子を2人育てるワーキングマザーです。