【赤ちゃんのおしりケア】おむつかぶれのNGポイントとは~保健師ママコラム

あかちゃんのお尻をおむつかぶれから守りましょう!

みなさん、こんな経験ありませんか?
生まれたての赤ちゃんの桃のようなおしりが、段々と真っ赤に腫れあがり、比例して赤ちゃんのご機嫌もグズグズに・・・。
新米ママさんを悩ませるおむつかぶれ。
原因と、やってしまいがちなNGポイントをお伝えします。

おむつかぶれの原因とは?

a0001_006373
赤ちゃんの皮膚の厚さをご存知でしょうか?
答えは・・・たったの1mm!!
これは、大人の1/2~1/3です。
この薄い皮膚におしり拭きによって、1日7~10回もの刺激が加わります。
さらに、うんちの刺激やおむつ内が蒸れることにより、さらにおしりには刺激が加わります。
特に、下痢の時のうんちには細菌がたくさん含まれているため、普段よりもずっとかぶれやすくなるので注意が必要です。

おむつかぶれを招く3つのNGポイント

みなさん、知らず知らずのうちにNGポイントをしてしまっているかもしれませんよ!

1. 新生児からおしり拭きを使う

赤ちゃん準備グッズにかならずリストアップされるおしり拭き。
実は、赤ちゃんのために・・・と思って選んだおしり拭きが、おむつかぶれを招いてしまうこともあるのです。

prof05_金子右配置おしり拭きには、水分があまり含まれていません。
そのため、どうしてもおしりを拭くときに皮膚に摩擦が起きてしまいます。
また、「水〇〇%のおしり拭き」など、添加物の少ない商品も増えてきています。
しかし、肌の弱い赤ちゃんはおしり拭きの成分が刺激になってしまうこともしばしばあります。


執筆者の体験

私は病院の新生児科に勤務していたこともあるのですが、やはり肌の弱い子・強い子はいるものです。
同じおしり拭きを使ってもかぶれてしまうお子さんがいます。
さらにうんちの回数が多い赤ちゃんは、おしりの皮膚が刺激される回数が増え、あっという間に真っ赤なおしりになってしまいます。

2. 乾いたうんちもなんとか拭き取ろうとする

a0006_001468
赤ちゃんのうんちの中でも要注意なのが、「胎便」と「渇いて張り付いたうんち」
胎便というのは、赤ちゃんがお腹の中にいた時に腸の中に入っている便のことです。
(赤ちゃんは、お腹の中ではうんちをしません)

黒くてネバネバした胎便は、産後2~3日の間に排泄されます。

この胎便、とても粘り気が強いので、優しく拭いていてもなかなか取れないことが多いのです。
しかも、相手は生まれたての新生児。
数時間~数日前までは、お水の中にいたわけです。
そのため、おしりの皮膚は本当に薄く、

1回ゴシゴシしただけで真っ赤になってしまうほどデリケートです。

※ちなみに胎便が出ている期間は、ほとんどのお母さんが入院中です。
病院ではおしり拭きが出産セットに入っていることも多いです。
けれど、胎便が取れにくいときは、おしり拭きをお湯で塗らすなどの工夫をされた方が良いと思います。

退院後のカピカピうんちも同様に、無理にふき取ろうとすると必ずおしりは赤くなります。

お湯などを使い、ひどい時はベビーバスやお風呂場で洗ってあげる方が良いですね。

3. おしっこをされないように、慌てておむつを閉じる

small baby
新米ママさん、特に男の子ママさんは、一度はおしっこを飛ばされた経験があるのでは?
私はおしっこだけでなく、うんちも飛ばされたことがあります・・・。
おしっこを飛ばされないためにも、おしりがきれいになったら早々におむつを閉じたい!と思うのは仕方のないこと。
ただ、おむつを閉じるまえに、一度手のひらで赤ちゃんのおしりを触ってみてください。
意外とじっとりしていることに驚かれる方も多いのではないでしょうか?
これは、おしり拭きなどの水分や、赤ちゃん自身の汗などがおしりに残ってしまっているためです。

おしりが湿っていると、おむつを閉じた後にさらに蒸れてしまい、おむつかぶれが起きやすい状態のおしりになってしまいます。

おしっこを飛ばされるのが心配な方はコットンやティッシュでガードしながら、必ずおしりチェックをしてあげてくださいね。
湿っていたら、タオルやコットンなどでよく乾かしてあげましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
紙おむつを利用している方は、夏の時期は特に気になるテーマではないでしょうか?
ほかにもおむつかぶれを起こさない実践的な方法をご紹介している記事もあります。
具体的な方法やNGアイテムをお伝えしていますので、合わせてご覧ください!
みなさんのおむつ育児が、より快適になりますように!

この記事を読んだ人が次に読んでいるのはコレ

ABOUTこの記事をかいた人

保健師ライター 金子奈菜絵

大学病院の小児科で新生児室・私立総合病院の産婦人科で長年看護師として従事してきました。 現在は保健師として、育児相談のアドバイスや赤ちゃんの健康チェックなど、地域の子育て支援事業に参加しています。生後1か月健診~3歳6か月健診の健診も担当しています。男の子を2人育てるワーキングマザーです。