誕生日になに贈る?成長にあわせた手作りおもちゃ【布絵本編】

執筆者:藤咲倫子

お子さんの誕生日にはなにを贈りますか?

せっかくの誕生日だから、ママの愛情がたっぷりこもった手作りプレゼントでお祝いしたい!
と、考えている方もいるのではないでしょうか?
作るなら、子どもが喜ぶだけでなく、成長も助けるおもちゃになってほしいですよね。
今回は、子どもの年齢とその時期の能力や興味に合わせて実際に私が作った布絵本をご紹介します。
誕生日に布絵本を作る予定の方、あるいはなにか作ろうと計画中の方はご覧ください。
参考までに制作期間※の目安を入れています。
※1日に2、3時間、週に4日ほど制作した場合、できるだろうと思う期間です。

ハーフバースデーは記憶と予測の力を刺激したい

生後5~6か月頃になると、記憶力が出てきます。
それまでは、見ていたものが目の前から消えるとすぐに忘れていたようですが、このころから記憶し始めます。
そこで、単純だけれど変化のある「いないいないばぁ」のような遊びを好むようになります。
ママの顔があった⇒手のひらで消えた。⇒また出てきた!⇒楽しい!
そのうち、予測力もつきます。
手のひらからまたママの顔が出てくるぞ!(なので、予測の段階で笑ってしまうこともあります。)⇒やっぱり!
そこで作ってみたのが、「いないいないばぁ」ができる布絵本です。

くまさんのいないいないばぁ

いないいないくまちゃん
裏表の2ページという単純な作りです。
タオルで作ったポケットに、くまのぬいぐるみが隠れる仕組みになっています。
ママが、タオルのポケットにくまのぬいぐるみを隠し、「いないいないばぁ」と言いながら出してあげてください。
(ママとのいないいないばぁ遊びが好きなお子さんは、慣れるまで布絵本に興味を示さない場合があります。)
月齢が少し進んでくると、「くまちゃん探し」をしてみるのも、いいと思います。
子どもの見ている前で、「くまちゃんが、これから隠れるよ。どこに隠れたかな?」
と、聞いてみると、子どもは必死になって考えます。
記憶力を伸ばすとても良い知育おもちゃになります!

型紙や作り方を参考にした本
「かんたん!愛情手作り 布えほん・布おもちゃ」 制作期間 約3日から1週間

1歳の興味津々!をさらに伸ばしたい

歩き始める子どもも出てきて、色々なものに興味を持ち始めますよね?
興味を持つ楽しさを存分に味わってほしい。
そのためには、安全で簡単で子どもが「おっ!」と驚く要素のあるものをプレゼントしたいですね。

布絵本

この布絵本の特徴は、動物の持つ特徴を手ざわり・音・動きで表現していることです。

  • カンガルーの赤ちゃんはお母さんのおなかの中に入っている
  • アシカはボールをくるくる回す(※)こと、体の表面が水にぬれてテカテカしている質感を出していること
  • 豚の鼻を触ると音が鳴る

などの驚きのある仕掛けをしてあります。
子どもの興味をもっと伸ばしてあげられる布絵本だと思いました。
遊びすぎて、アシカのボールなど取れてしまいましたが、子どもにとってはとても大切な宝物の一つのようです。
宝物箱の中に、今でもしまってくれていますよ。
自分の名前を憶えられるように、名前も入れてみるといいですよね。

使用したのは、フェリシモの布絵本キットです。制作期間1~2カ月程度
気になる方は下の画面からフェリシモのページにてご確認ください。

フェリシモ ママおしえて レトロでかわいい仕かけ布絵本の会(6回限定コレクション)

1歳半の言葉に対する興味と学習力を伸ばしたい

個人差がありますが、すこしずつ単語を話し始める子も出てくる時期ですね。
色んな単語を覚えてほしい!そんなプレゼントを用意したのがこのころです。
ポイントは、

  • 子どもが興味を抱きそうな単語が出てくること。
  • その単語を日常生活で使えること。

反復使用を通し、興味を持った単語を定着させてあげたいものです。

家族といないいないばぁ

布絵本家族
子どもが最も興味を持っている、家族にまつわる単語を覚えさせてあげたくて、この布絵本をプレゼントしました。
わが家の場合、表紙のおうちの扉を「コンコン」とノックしながら、遊んでいました。
「誰かな?誰かな?」という声掛けに、「パパ、ママ」などと答えるのが面白いようでした。
このころは、簡単な質問に対して答えたい欲求が強いようです。
少し簡単な質問を投げかけられるおもちゃを用意してあげてはいかがでしょうか?
色合いがはっきりとしたおもちゃは子どもの脳にとてもいい刺激になるようです。
できれば、はっきりした色合いのものを作ってあげたいですね。

使用したキットは 現在販売中のフェリシモの布絵本キットです。 制作期間1~2カ月
気になる方は、下のキットの画像からフェリシモのページをご確認ください。
いろいろな種類がそろっています。

フェリシモ ママおしえて レトロでかわいい仕かけ布絵本の会(6回限定コレクション)

2歳からはコミュニケーション能力を花開かせたい!

2歳になるといろんな挨拶ができるようになります。
言葉ではっきりしゃべることはできなくても、頭を下げたりなど言葉のない挨拶が始まっている場合もあります。
周りの人々との言葉を使ったコミュニケーションに強い関心を抱く年齢が2歳。(もちろん個人差があります)
コミュニケーションのきっかけになる「あいさつ」を遊びに取り入れてみてはいかがでしょうか?
興味を持っているその時が、一番の伸び時ですよね。

あいさつ遊び

布絵本あいさつ
この時期の成長に合わせて、プレゼントしたのがあいさつの布絵本です。

  • おはよう
  • いただきます
  • こんにちは
  • ありがとう
  • いってらっしゃい
  • ただいま
  • おやすみなさい

どんなシーンで使うのか、ママと一緒に遊びながら少しずつ習得していってくれると嬉しいですよね。

使用したキットは、以前生協で購入した布絵本キットです。(現在の販売状況は不明) 制作期間1カ月

2.5歳~3歳は手先の器用さを伸ばす遊びをとりいれて、入園準備も視野に入れたい!

1歳後半から服を脱ぐことの興味が高まり、3歳~4歳では少し難易度の高いボタンのかけ外しなどに興味を持つようになります。
翌年から幼稚園に通うお子さんをお持ちなら、入園前にいろんなことを練習させてあげたいと思っているのではないでしょうか。
服の脱ぎ着が上手くないから幼稚園に行きたがらない…という子の話もときに耳にしますよね。
できるなら入園前に最低限のことは教えてあげたいのが親心です。

できるかな?

布絵本できるかな
そこで作ってみたのが、服の着脱で難所となるポイントを抑えた布絵本です。

  • ボタンの使いかた
  • ファスナーの使いかた
  • 差し込みバックルの使いかた
  • スナップボタンの使いかた
  • リュックへハンカチをしまう練習

子どもにとって、ネックとなりがちなパーツの練習ができ、克服するととても嬉しいようです。
布絵本お着替えくまちゃん
例えばボタンの場合、頑張って外すとTシャツのがらが見えます。
(左のページのくまちゃんに服を着せてあげるというストーリーのようです。)
克服の手助けとなるように、マスターするとちょっとでも「あっ!」と発見がある布絵本がいいですね。
この布絵本でマスターしていると、実際に服のパーツとして出てきたときも、楽しみながら着てくれますよ!
使用したキットは、販売が終了しているフェリシモの布絵本キットです。 制作期間1.5か月~2.5か月

指先を使う布絵本としては形は違う布絵本がフェリシモから出ています。
フェリシモ ママおしえて レトロでかわいい仕かけ布絵本の会(6回限定コレクション)

まとめ

いかがでしたでしょうか?
私が紹介したものは、過去に作ったものなので現在販売していないキットも多いようです。
しかし、同じような趣旨のキットが売り出されているので、是非探して気になるものがあったら作ってみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤咲 倫子

早大在学中より執筆業に携わり、大手出版社(女性誌)・広告代理店での勤務を経て、30代半ばで出産を経験。出産を転機に子育てと両立できるワークスタイルを目指し、育児中のクリエイターさんと助け合いながら仕事中。海外での居住経験(英・中・独国)があるため、日本の育児が窮屈に思えることも。心理学の知識をもとにした記事や妊娠中・育児中の悩み解決方法を発信しています。ハンドメイドと布が好きで、新作の布を見るとつい購入してしまう性格です。大阪在住