ベビーチェアはいつから使う? 50人の長く使うコツと選び方

保健師

赤ちゃんが自分で食事をしたがる「手づかみ期」などに入ると、テーブルやベビーチェアは悲惨なことになります。まだ上手につかむことができないだけでなく、手の中のものを上手に口に入れることができないので、たくさんの食べカスがどんどん落ちていくんですね。

成長のために手づかみは必要ですが、ママは食事のたびに掃除に追われることに。なので、赤ちゃんが使うベビーチェアは掃除がしやすいもののほうが、ママにとっては楽です。椅子に取り付けられたテーブルやベルトが取り外し可能のものを選ぶようにしましょう。

掃除のしやすさで選んだ体験談

みぃママ・3月・三重県

かなりの頻度でこぼすので、布製よりもビニール製の掃除しやすいものがよいと思います。また、ハイチェアよりローチェアのほうが個人的にはよいと思いました。持ってくると自ら座ろうとしてくるので、ご飯の時間だという認識や自分の椅子という自覚が生まれているようです。

ベビーチェアの選び方 5. 長く使えるもの

保健師

せっかく赤ちゃんのために購入したベビーチェア。いろいろ悩んで購入したものなので、できれば長く使ってもらいたいですよね。

長く使えるベビーチェアの特徴としては主に以下の3つとなっています。

長く使えるベビーチェア 3つの特徴

  • 身長に合わせて高さ調節ができる
  • 月齢に合わせて形を変えることができる
  • 耐荷重が60kg以上(大人の体重にも耐えられる)

これだけの条件がそろうものとなると、どうしてもハイチェアかつ高額になってしまいがちですが、それだけ品質がしっかりしているということにもなります。品質がしっかりしていると、安心して使用することができますよね。

長く使うためには、毎日のお手入れも必要です。赤ちゃんが安心して使用できるように、毎日清潔に保つようにしましょう。

長く使えるものを選んだ体験談

まんまま・7月・鹿児島県

長く使えるものをお勧めします。そして少々高くても丈夫なものがいいです。椅子テーブルセットの木製のものをよく見かけますが、重くて持ち運びするには向いていません。持ち運びできる、日本育児の「スマートローチェア」はどこでも持ち運び可能です。

まめ・4月・東京都

離乳食用だけの椅子を買うよりも、ハイローチェアでテーブルが付けられるものを買うと、新生児から4歳ごろまでずっと使えて、いろいろ買うよりも省スペースになります。

ベビーチェアなどの離乳食用の椅子で遊び歩きしないコツ

保健師

赤ちゃんのころについた習慣は大人になっても続きますよね。なので「ご飯のときは椅子に座って食べる」ということを、小さいうちからしっかりと教えることが大切です。

しかし、赤ちゃんのころはさまざまなものに興味がいってしまい、なかなかご飯だけに集中できないもの。特に自分で動くことができる月齢の赤ちゃんは、じっとしておくのが辛い時期ですよね。

そういう場合に多くのママが実践している対策がこちらです。

ママが実践している遊び歩き対策

  • ベルトやテーブルで脱走できないようにする
  • テレビやおもちゃが見えないようにする(ご飯だけに集中させる)
  • 椅子に座るまでご飯を与えない
  • 椅子から離れたらご飯をやめる

ご飯に集中するための工夫や、ご飯と遊びのメリハリをつけているママが多いですね。このように、赤ちゃんがベビーチェアでご飯を食べられるようになるためには、練習が必要になります。なので、大人しく座れないからといって怒ったりせず、まずはゆっくりベビーチェアに慣れさせることから始めてみてください。

遊び歩き対策の体験談

そう・12月・京都府

離乳食を始めたころは、ミルクのほうが慣れているのですぐに食事に飽きてしまいます。周りのおもちゃに目がいってしまわないよう、おもちゃを片付けています。

かなで・3月・東京都

8か月ごろになってくると、力が強くなったり、つかまり立ち、ハイハイが上手になってくるからか、バンボからの脱走が目立つようになります。そういったときはベルトをしたり、机を付けて、なかなか脱走できなくするのがよいです。
それでも嫌がったり、脱走するようなら、一度離乳食を終わらせて、「座る=食べる」、「立つ=食事終了」と意識付けさせるとよいです。そうすると少しずつご飯のときは座るんだと覚えていきます。

みう・11月・岡山県

バンボに、専用の机を設置して座らせてしまえば、身動きをとれなくなります。食べてはウロウロして、ということを防ぐことができます。

なな・5月・兵庫県

離乳食用の椅子できちんと「食事のときには座るもの」と教えないと、大きくなってもうろうろと歩きながら食べる子供になりがちです。5か月から7か月まではバウンサーで食べさせましたが、8か月ごろにはハイチェアに座らせ、ダイニングテーブルで大人と一緒の目線で食事をしました。
また、椅子に立ってしまう子もいます。1歳ごろになると立ってしまって危ないと思うので、立てないようにしっかりした作りの椅子(ガードがあるもの)を選んだほうがよいです。

コタ・6月・滋賀県

がっちり固定して食べさせます。体重が順調に増えているのであれば、遊び出したらご飯の時間を止める、というようにメリハリを付けるといいと思います。遊んだら食べられないと分かると、しっかり食べてくれるのではないでしょうか。