つわりにはビタミンB6が効く!助産師が効果的な飲み方・葉酸サプリを使って紹介

助産師

つわりにはビタミンB6がおすすめです。

どうして、言い切れるの?と思う方もいると思います。それは、

厚生労働省の医療サイトで紹介されているからです。

米国産科婦人科学会は、いくつかの研究成果に基づいて、妊娠中の悪心嘔吐の治療にビタミンB6を補充することを推奨しています。
(厚生労働省の医療サイトより抜粋)

つまり
ビタミンB6がつわりの緩和によい!
ということです。

早く楽になりたいので、これからビタミンB6を買ってきます!

妊婦さん

助産師

いますぐビタミンB6を買いに行くのは待ってください。

間違った飲み方を紹介しているサイトが多すぎるので
アメリカの産婦人科学会や厚生労働省の紹介している内容をもとに
効果的な飲み方も詳しく説明します。それを読んでからでも間に合うと思いますよ。

急いで買っても、効果的な飲み方を知らなかったら意味がないですよね

妊婦さん

つわりの緩和にはビタミンB6が豊富な葉酸サプリがおすすめ!飲み方・注意点

助産師

つわりの緩和にビタミンB6を取ろうと思うなら、食事では足りません。葉酸サプリがおすすめです。
つわりの緩和のためには食事だけでは全然足りないからです。

厚生労働省のサイトで紹介されている容量・用法は

ビタミンB6を1回10-25 mg、1日3-4回

助産師

ビタミンB6は1回10-25 mgも必要です。葉酸サプリに含まれるビタミンB6の量を表にまとめました。
ドラッグストアなどで手に入る葉酸サプリは、ビタミンB6が1mg程度しか入っていません。つわりのためには飲んでも意味がないので紹介していません。

葉酸サプリ内のビタミンB6の含有量
 

↓↓イチオシ↓↓

メルミー葉酸サプリ

21mg

 

ベルタ葉酸サプリ

4mg
はぐくみ葉酸 1.2mg
ララリパブリック
入っているが詳細なし
ママニック
入っているが詳細なし
はじめての葉酸
入っているが詳細なし

助産師

アメリカ産婦人科学会で紹介されている方法を試したいなら、1回あたり10-25mgのビタミンB6を1日3-4回にわけて飲むのが理想です。

ですので、1日4回にわけて飲めるメルミー葉酸サプリがよいと思います。

つわりを楽にしたいならメルミー葉酸サプリがおすすめ

ビタミンB6の含有量や産婦人科医と栄養士がサプリに含まれている成分をちゃんとチェックしていることから、一番いいのはメルミー葉酸サプリではないかと思います。メルミーはビタミンB6の吸収を促してくれるビタミンB2が含まれているという点もおすすめです。

メルミーがよい理由

  • ビタミンB6が摂取しやすい
  • 産婦人科医が監修しているから、1日の量を守れば含まれる成分を過剰摂取する心配がない
  • 染色体異常を引き起こす可能性のあるショ糖脂肪酸エステルを使用していない
  • 定期購入で安く始めても気に入らなければ1回でキャンセルできる

メルミー葉酸サプリは定期購入をしても1回だけ購入してキャンセルできるので、つわりがつらいなら一度試してみてもいいかもしれませんね。重症化する前に始めてください。

市販サプリは注意!理由は添加物と含有量

ビタミンB6を飲むために、チョコラBBやネイチャーメイドなどの商品を買おうと思う人もいるかもしれません。
注意したいのは妊婦が安心して飲める市販のビタミンB6のサプリがほぼないこと。

助産師

葉酸の含まれる量だけでみるとドラッグストアで売られている葉酸サプリも優秀なものはあります。しかしビタミンB6の含有量をチェックすると必要な量の20分の1しか入っていません。つわりのきついママには向きません。
葉酸サプリなら、毎日、吐きそうになりながら飲んでいます。(ときどき吐いちゃってます)
たしかビタミンB6も入っていたと思いますが、つわりはひどいままです。

妊婦さん

ほかのサイトの記事では、葉酸サプリはつわりサプリ!飲めば楽になると書いていますね。
でも、間違いです。葉酸サプリならなんでもいいというわけではないのです。

情報が適当すぎますので、気を付けてください。

 

ネイチャーメイドなどドラッグストアで売られているサプリがだめな理由

ネイチャーメイドにはビタミンB6サプリがありますね。それでもいいですか?

妊婦さん

助産師

市販のビタミンサプリや市販の葉酸サプリにはショ糖脂肪酸エステルが入っています。日本やアメリカでは特に頻繁に使われている成分ですが、EUでは染色体異常・催奇性(奇形を引き起こす)の危険性が指摘されています


写真のようにドラッグストアやコンビニで販売されているような市販のサプリは成分の粉末をサプリの形に整える接着剤としてショ糖脂肪酸エステルを使っています。(このショ糖脂肪酸エステルというのは、ビニルエステルからできています。)
欧州食品安全機関(EFSA)によれば胎児の染色体異常・奇形を誘発する可能性を指摘する研究があるようです。

染色体異常を引き起こして奇形になる恐れがあるなんて。妊娠中に一番とりたくない成分ですね。日本では問題視されていなくても、私なら避けたいです。

妊婦さん

ビタミンB6を過剰摂取するリスクは?摂取推奨量・摂取上限・副作用について

助産師

サプリに含まれる成分のほかに、もう1つ気を付けたいことがあります。それは1日の摂取上限を守ることです。
ビタミンB6(1日あたり)
摂取推奨量(妊婦) 上限値(成人)
1.9 mg 100 mg

助産師

妊婦がB6を摂るほうがいい量としては、少なくとも1.9mg。逆にこれ以上摂ると副作用のリスクが出るといわれる上限値は100mgです。
つわりの緩和にビタミンB6を飲みすぎたら、どうなるのでしょうか?

妊婦さん

正確に伝えたい内容なので、厚生労働省のサイトを引用します。

重度の神経障害を引き起こし、動作の制御を失うことがあります。そのような症状は、サプリメントの使用を中止すれば通常は解消します。ビタミンB6の過剰摂取によって起こるその他の症状には、痛みを伴い外観を損なう皮膚病変、光線過敏症、悪心や胸やけなどがあります。(厚生労働省の医療サイトより)

つまり、摂りすぎるとつわりに類似する症状が逆に出てしまうだけでなく、重度の神経障害を起こしてしまうようですね。多く飲むと早く楽になるとはけして考えず、1日100mgを超えないようにすることが大切です。

ビタミンB6が多すぎるサプリは1日の摂取上限値を超える可能性が高いので、おすすめできません。

ビタミンB6が多すぎる葉酸サプリ

ビタミンB6の含有量の多さだけでいうと、アメリカで作られている美的ヌーボ(ビタミンB6の含有量100mg)は一日の摂取上限と同量です。

助産師

ビタミンB6の副作用が出るといわれる上限値は100mgで、美的ヌーボは上限値と同量入っています。
B6の含有量が多すぎる葉酸サプリ

美的ヌーボー

ビタミンB6 100mg

1日の上限値100mgと同量の葉酸サプリで、食事と合わせると上限値を超えてしまう可能性があります。

また、この美的ヌーボは日本の葉酸サプリと比べ、同じ成分のもの1日に4つ飲むというような設計ではありません。5種類のサプリのいずれからにビタミンB6が100mg入っているので飲む回数を自分で調整できません。

助産師

つわりの緩和のためには、1回あたり10-25mgのビタミンB6を1日3-4回にわけて飲むことがベスト。その点からもメルミー葉酸サプリがいいのではないでしょうか。

メルミーが安心な5つの理由

  • ビタミンB6が摂取しやすい
  • 産婦人科医が監修しているから、過剰摂取の心配がない
  • 市販のサプリに入っている(胎児奇形のリスクを引き起こす可能性のある)ショ糖脂肪酸エステルを使用していない
  • 1日に3-4回に分けて飲みやすい
  • 定期解約できる

助産師

つわりが重くなってしまう前に始めてくださいね

つわりが重くなる前に
メルミーを申し込む

【具体的な飲み方】メルミー葉酸サプリを使った朝・昼・晩の飲み方例

メルミー葉酸サプリ

1錠(約5mg)
2錠(約10mg)
1錠(約5mg)

助産師

夜になると特につわりがきつくなるママも多いですよね。疲れると余計つわりが酷くなってしまいます。できれば体のだるさを感じる前に飲むといいと思います。

ただ、1回あたり10-25mgのビタミンB6を1日3-4回ということで、メルミー葉酸サプリでも十分なわけではありません。食事でもビタミンB6を多く含むものを口にするように意識してください。(もっと具体的に飲み方・食事内容を知りたい方はこちら )

ビタミンB6を多く含む食品(野菜・肉類・魚類・果物類)

白米よりも玄米のほうがビタミンB6をたくさん含んでいます。多めに玄米ご飯を炊き、おにぎりなどにして冷凍しておくといいと思います。

食品 1食分当たりのビタミンB6(mg)
ヒヨコマメ(缶詰でも可)1カップ 1.1
キハダマグロ 90g 0.9
ベニザケ 1切れ 0.6
鶏むね肉 90g 0.5
朝食用シリアル(ビタミンB6を強化したものがおすすめ) 0.5
ゆでたジャガイモ 200g 0.4
バナナ 中1本 0.4
焼いた牛ひき肉(脂肪分少な目)・赤身 90g 0.3
カッテージチーズ、1%低脂肪、1カップ 0.2
焼いた栗カボチャ ½カップ 0.2

牛レバーもキハダマグロと同じようにビタミンB6が多いです。ですが、妊娠初期には避けたほうが良い動物性のビタミンAを多く含んでいるので、食べるなら赤身の肉のほうがおすすめ。

【ビタミンB6の豊富な食事・サプリの飲み方】妊娠初期のつわり予防プラン

どんな食事をするといいですか?

妊婦さん

  • STEP.1
    朝食前
    目が覚めたらまず脱水予防に経口補水液を飲む

    そのあと、胃が落ち着いたらメルミー葉酸サプリを1錠飲む。空腹が強い場合は食後でもOK
  • STEP.2
    朝食
    シリアルとミルク
    (シリアルにはビタミンB6が豊富なのでおすすめですが、苦手な人は玄米おにぎりなどもおすすめです。パン食よりはご飯やブラウンシリアルがおすすめ)
  • STEP.3
    昼食まで
    こまめに経口補水液を飲む
  • STEP.4
    昼食
    理想的なメニューは
    ・炭水化物に発芽玄米(においが苦手ならビタミン強化の白米)イモ類
    ・カッテージチーズ入りの卵焼き
    ・焼き鮭
    ・かぼちゃの入った味噌汁
  • STEP.5
    昼食後
     メルミー葉酸サプリを2錠+ゼリー(空腹時に葉酸サプリを飲むと胃を刺激して吐いてしまう人はゼリーと一緒に飲むのがおすすめ)
  • STEP.6
    夕方前
    こまめに経口補水液を飲む
  • STEP.7
    夕食
    しっかり食べれるなら、赤身の焼き肉やとり肉を中心に食べるのがおすすめ
    夕方になると吐きやすくなる人は、バナナ一本でも○

  • STEP.8
    夕方後
    ビタミンB6補給にメルミー葉酸サプリを1錠+ゼリー

重症化する前にしてほしいことがあります。それは脱水予防です。秋・冬は汗をかかないから脱水していないだろうと思う人もいるかもしれません。妊娠中は体の血液量を増やすために、いつも以上に水分が必要です。

助産師

特に吐きつわりがはじまっている人は、気付かないうちに脱水している可能性も高いです。つわりがしんどい場合は経口補水液をこまめにとるようにするといいですね。空腹のままサプリメントを飲むと、弱っている胃が異物だと感じて吐いてしまいます。
とにかく水分をこまめにとること。経口補水液を自分のペースでのむと脱水しにくいですね。

脱水すると、つわりが重度化しやすいです。経口補水液をこまめにとりつつ、ビタミンB6と葉酸・鉄分の補給にメルミー葉酸サプリを飲むというのがいいと思います。

助産師

体重が減っていなくても、つわりがきつくなってきたら産婦人科で相談してくださいね。点滴を打ってもらうなど、必要な対応をしてもらうと、つわりが重症化しにくいです。
毎日点滴してもらえるわけではないので、メルミー葉酸サプリを飲みたいと思います。

妊婦さん

助産師

重くなる前に、赤ちゃんにも必要な栄養がたくさん詰まったメルミー葉酸サプリをはじめてくださいね。

つわりが重くなる前に
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【厚労省のサイトに掲載】ビタミンB6とつわりの緩和について

ビタミンB6がつわりを軽くする効果があるとい4件の研究

助産師

ビタミンB6がつわりの緩和に効果的であるという研究が発表されたのは1991年。
日本ではあまり知られていませんが、30年ぐらいまえからつわりにいいといわれています。アメリカでは産婦人科学会がつわりの治療に推奨しているほどです。
(日本でも妊娠悪阻の治療のために使う点滴にはビタミンB6がたっぷり含まれています。日本では病気といわれるまでは治療をする習慣がないので今後もつわりの治療はしないんでしょうね)

つわりとビタミンB6の研究はほかにもあります。

効果的という研究

  • 1991年アイオワ市立アイオワ大学医科大学の研究
  • 1995年チェンマイ大学医学部産科学科の研究
  • 2010年アイオワ州立大学アイオワ州立病院医学部附属病院泌尿器科の研究
  • 2004年ACOG アメリカ産科婦人科学会の研究

助産師

これらの研究では
ビタミンB6を妊娠初期の妊婦に飲ませると妊婦の70%のつわりが軽減された
という結果もでています。

ビタミンB6の効果は、個人差があることがわかります。医薬品の臨床実験ほどではないですが、70%というのはかなり高い数値ですね。

効果があるかどうかについては、口コミなどの怪しい情報ではなく、研究として証明されているわけですね。

私も飲みたいです。

妊婦さん

ビタミンB6がつわりの軽減に効果はないという1件の研究

ビタミンB6がつわり治療に有効ではないという研究も1件だけありました。

効果的かわからないという研究

  • 2010年アイルランドのダブリン市立大学の看護学部の研究
否定的な研究のほうが少ないから、アメリカの産婦人科学会では妊婦にビタミンB6をすすめているんですね。

妊婦さん

もう一度、
メルミー葉酸サプリをチェックする

参考メディア:
厚生労働省(統合医療)
内閣府食品安全委員会
欧州食品安全機関
アメリカ保健福祉省
アイルランドのダブリン市立大学の看護学部の研究
ACOG アメリカ産科婦人科学会
アイオワ州立大学アイオワ州立病院医学部附属病院泌尿器科
チェンマイ大学医学部産科学科
アイオワ市立アイオワ大学医科大学