抱っこで手首が腱鞘炎・腰痛!生後1か月の赤ちゃんの抱き方と対処法5選

子どもが生まれると抱っこの時間も増えますが、抱っこで腰が痛くなったり、手首が痛くなってしまうママもいます。

助産師

生後1ヶ月ほどの赤ちゃんはまだ首も据わらないので、抱っこする際に気を遣いますよね?
大切に抱っこするあまり、無駄な力が入ってしまい、お母さんの体に負担がかかることもあります。
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体の痛みで抱っこが辛いときの対処法5選

また、その頃の赤ちゃんは少しずつ甘えることも覚えてきて、お母さんの抱っこでないと寝ない子もいますよね。
布団に寝かせた瞬間に泣いてしまい、結局抱っこしたまま数時間を過ごすということも珍しくありません。
それを毎日続けていると、やはり体の負担は大きくなると思います。
そこで、腰痛や腱鞘炎で体が辛いときの抱き方や、対処法をご紹介します。

1.座った姿勢で抱っこする

KNSL家族 (4)
立ったまま抱っこしていると、はやり腰への負担も大きくなりますよね。
そして、腕だけで支えることを続けると腱鞘炎になってしまうこともあるかもしれません。
できるだけ体への負担を減らすために、座って抱っこすることとお薦めします。

先輩ママの体験談:座った状態でクッションなどを使って負担軽減

KNSL_おでかけ(63)できるだけ、ソファや椅子に座った姿勢で抱っこすることをおすすめします。
座った状態で、抱っこした腕と足の間にクッションなどを置いて支えると腰や肩への負担が軽くなります。
生後1か月だと、まだ抱っこの姿勢にも慣れていなくて肩や腕に余計な力が入ります。
私も腱鞘炎になってしまい、腕だけで支えることができなくなりました。
その時、クッションや折り曲げた座布団を挟んで支えにしていました。
立つ姿勢の時は、抱っこひも(私の場合はベビービョルン)が大活躍でした。
(ぽこ・43歳・6歳息子・大阪府在住)

先輩ママの体験談:姿勢を正して座って抱っこ

猫背にならないように気を付け、ソファや椅子に座りながら抱っこし、腰に負担をかけないようにする。
骨盤ベルトをしたり、背筋と腹筋のバランスが悪いので腹筋をしたり、赤ちゃんを抱っこしながらスクワットをしました。
(りっくんママ40歳・0歳息子・宮城県在住)

2.抱っこしない!というのもお薦めです

KNSL室内 (19)
抱っこしている状態を続けることで、体への負担が大きくなります。
腰が痛くなったり、腱鞘炎になってしまった場合、抱っこを続けているとなかなか良くなりませんよね。
そこで思い切って、抱っこをしないという方法を試してみてはいかがですか?

先輩ママの体験談:「抱っこしている風」を演出

KNSL_おでかけ(64)おつらい状況お察しいたします。
悪化を防ぐために、できるだけ無理に抱っこをしない、というのが私の結論です。
授乳枕とバスタオルを組み合わせ、抱っこされているかのような角度と締め付け感を演出して寝かせたり、ハイローチェアで移動し、どうしてもやむを得ない時以外は抱っこしないようにして腰への負担を軽減する、という方法はいかがでしょうか。
一人目出産の時に恥骨が大きく歪み、そのために腰と恥骨の激痛で半年間足を引きずってしか歩けず、バスタブをまたぐことさえできませんでした。
赤ちゃんを抱っこすると、痛みのあまり一歩も足が前に出せない状態だったので、「抱っこしている風」を演出することに専念しました。
家の中は、ハイローチェアを押して移動し、またベッドでは授乳枕とバスタオルを組み合わせて丸い形を作り、スポッとつつまれているような感じがえられるようにして寝かせたりしました。
その際、横に寄り添って、あたかも抱っこしているかのような演出をするのです。
混合でしたので、ミルクはその状態で与え、おっぱいは添い乳にしました。
まさに苦肉の策、という感じではありましたが、げっぷの時以外、抱っこする場面がなるべくゼロになるようにして痛みが酷くならないようにしていました。
(みーママ35歳・3歳娘・0歳娘・愛知県在住)

先輩ママの体験談:ソファやクッションで赤ちゃんのお気に入りの体勢を!

KNSL_公園(16)日に日に大きくなる我が子の成長は嬉しい限りですが、大きくなるにつれて腰や腕の負担がどんどん大きくなってきますよね!
生後1ヶ月とのことですので、まだ横抱きのみですよね?
もう少し首がしっかりしてきたら縦抱きをされてみると少しは違うかもしれません。
抱っこ紐も肩に負担が来るものと腰に負担が来るものと2種類ありますので、肩に負担が来る方のを試してみてはいかがでしょうか。
私の子は下に寝るのが好きじゃなかったみたいで、まだ首も据わらない時からソファにクッションを置いてそこにかなりもたれかかった感じで座らせてあげていましたよ。
それてしばらくは泣き止んでいました。
下になかなか寝てくれないときもその体勢で寝かせて(座らせて?)あげるとすんなり寝てくれていました。
ただ、動くと危ないので目は離せませんが…(-_-;)揺れるラックに寝かせてゆらゆらさせてあげるのもいいかもしれません。
(コハルまま25歳・1歳娘・長崎県在住)

先輩ママの体験談:寝ながら抱っこ気分を味わってもらいましょう

私は今1歳2ヶ月の息子がいますが最近よくやるのは自分が寝た状態でその上に息子を乗せて寝ています。
腰痛辛いですね。
あまり無理をせずに子育て頑張ってください。
あと、バウンサーを使ってみてはどうですか?
これで寝かしつけできるとすごく楽ですよ。
(Yk・1歳息子・愛知県在住)

3.専門家のアドバイスを受ける

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なかなか自分のために時間を使うことができないと思います。

お母さんは赤ちゃんのお世話で忙しいですね。
しかし、腰痛や腱鞘炎で体に痛みがあると、笑顔で赤ちゃんのお世話もできなくなってしまいます。
でも、少しでも痛みを和らげることができれば、お母さんも気分が変わり、笑顔で赤ちゃんと向き合えるようになりますよね。
思い切って時間を作って、専門家のアドバイスを受けることも、赤ちゃんのためになると思います。

先輩ママの体験談:整体に通って骨盤矯正

KNSL_室内(72)抱っこの仕方だと、骨盤が前にでるような姿勢で抱っこすると腰に負担がかかって痛めてしまいます。
抱っこのやり方での改善はなかなか難しいですが、よく言われるのはトコちゃんベルトを巻くことで腰痛が楽になると言われます。
私も腰痛にかなり悩まされて、寝ても痛い、立っても痛い、しまいには足がしびれてしまうまでになりました。
ベルトを巻いても改善しなかったので整体に通って骨盤矯正をしました。
劇的に良くなったのでおすすめです。
妊娠後期でお腹が大きくなってから産後3ヶ月までひどい腰痛に悩まされていました。
腰痛の痛みから太もも側面がずっとしびれていて、立ち上がると痛みが走るほどまで悪化して抱っこが本当に辛かったです。
しかし、産後3ヶ月で整体に毎週通い始めてから1ヶ月後には痛みが軽減され、2ヶ月経つ前には痛みがなくなり、とても楽になりました。
骨盤のゆがみが腰痛をひどくしていたので、骨盤矯正できて、更には産後痩せにも繋がってラッキーでした。
(たゆママ25歳・1歳娘・宮城県在住)

先輩ママの体験談:姿勢を正した抱っこで腰痛予防

腰を痛めない方法は立って姿勢を正して抱っこすると腰が痛くならないです。
姿勢が悪く曲がっていますと腰が痛くなります。
私も正しい姿勢で抱っこしていなくてとても腰を痛めましたが、ヨガの先生に正しい姿勢で抱っこをすると腰も肩も痛めないときき、改善しました。
(かぼさん24歳・1歳娘・福岡県在住)

4.ベルト等を使って腰を支える

腰痛は、妊娠や出産により歪んだ骨盤の影響も大きいと思います。

その為、骨盤ベルトやコルセットを上手に使い、腰を支えてあげましょう。
そのことにより、痛み軽減に繋がることもあると思います。

先輩ママの体験談:コルセットをつける

コルセットをつけていたらだいぶ楽です。
お家にいる時に遊ぶ場合、赤ちゃんと一緒に横になり遊ぶというのはどうでしょう。
腰痛持ちです。
酷く痛む際は、なるべく座って抱っこをしたり、ベビーラックに寝かせゆらゆらしながら遊んでいました。
(くまさん26歳・1歳半息子・大阪府在住)

5.道具を使って上手に抱っこする

KNSL_おでかけ(62)
腰痛や腱鞘炎で辛いとき、抱っこせずに過ごせたら体も少し楽になるかもしれません。
しかし、どうしても抱っこしなければならない状況は避けられないことだと思います。
そんなとき、少しでも負担を軽減できるよう、スリングなどの道具を使って上手に乗り切りましょう。

先輩ママの体験談:長時間の抱っこにはスリングが便利です

akko_遊び (4)どうしても赤ちゃんを持ち上げる時は、かがんでしまったり、中腰前傾姿勢になりがちなので、膝を使って持ち上げて抱っこするようにする。
我が家はベビー布団を使用していたので、膝を使って持ち上げて抱っこするようにしましたが、ベビーベッドの方が楽かもしれません。
ただお母さんの身長具合によっては、中途半端な高さになり、逆にツライということもありえますので、ご自分のやりやすい方法をとるのがいいかと思います。
長時間抱っこするのがツライときは、スリングで抱っこすると楽でした。
赤ちゃんとお母さんにあったグッズを利用したりすることで、工夫して乗り切ることが大切だと思います。
(ひーママ29歳・0歳娘・兵庫県在住)

先輩ママの体験談:スリングで腰の負担軽減

スリングを使って抱っこすると腰に負担がかからなくて楽です。
かさばらない携帯タイプのものだと常に体にかけておけますし、装着に面倒ではありません。
決して両手を離さないよう注意して下さい。
首のすわってない赤ちゃんは、体重は軽くても不安定なため、余計な力が入ってしまい、腰や肩を痛めがちです。
私もそうでしたが、泣いている子を放っておくわけにもいかずスリングを使用しながら抱っこしていました。
(あーりん40歳・4歳&7歳&9歳息子・愛知県在住)

まとめ

生後1ヶ月頃の赤ちゃんは、首も腰も据わらず、まだ体も壊れてしまいそうな感じがしますよね。
そのため、大切な赤ちゃんを落としてしまわないよう、つい抱っこにも力が入ってしまうことでしょう。
そして、赤ちゃんが泣いていると放っておけず、すぐに抱っこして安心させてあげたくなるのが、お母さんの気持ちですね。
ですが、それを繰り返すことで、お母さんの体には負担がかかることになります。

それでも、当然赤ちゃんのお世話を投げ出すことができませんよね。

先輩ママの体験談を参考に、少しでもお母さんが楽になれる抱っこの仕方を見つけてみてください。
また、抱っこせずに上手に赤ちゃんを安心させてあげられる方法も良いですね。
お母さんが辛いと、赤ちゃんも悲しいと思います。
赤ちゃんのためにも、少しでもトラブルを解決して、赤ちゃんに笑顔で向き合えたら良いですね。

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