子どもが生まれると、どこのご家庭でも気になるのは初節句のことですよね。
男の子には鯉のぼりや兜飾り、女の子にはおひなさまをプレゼントします。
子どものために愛情のこもったお雛様をプレゼントしたいと思っていました。
たった5時間でできた!娘に贈る小さなおひなさま
そんな時見つけたのが、フェリシモのキットです。
小さくてかわいらしいのに、細部も造り込まれた本格派です。
「おひなさまって、自分で作れるんだ!」という喜びと驚きがありましたよ。
わかりやすいからハンドメイド初心者でも大丈夫!
全10回のコースで、全て完成させるとお道具付きの豪華な10人飾りになります。
1回分の材料はこちらです。
この材料で、女雛1体とお人形を納める玉手箱、そして桜の木が作れます。
人形の芯になるのはすでに形が整えられた発泡スチロールです。
お人形のベースというとどうしても木を想像してしまいますが、発泡スチロールなら加工はとても簡単です。
身近な材料なので扱いやすかった
私が作りました!(ライター・菅ゆみ)
人形のベースとなる部分(芯)は発泡スチロールでできています。
この芯があらかじめ成形された状態で届いたので、とても気軽に始めることができました。
なじみのある素材ですし、普通のカッターでの加工が簡単なのもいいです。
力が弱い女性の手で作ることを考えた素材を選んでいるのかなと感じました。
ボンドで貼り付ける作業が制作の基本です
写真は制作途中のおひなさまです。
作り方説明書には完成した人形のできあがり写真と、各工程の手順もわかりやすいイラストで描かれています。
カラー印刷なので、色と形でパーツを確認しながら制作できます。
用意する道具も最小限で大丈夫
制作者・菅ゆみ
ボンドもキットの中に入っていますので、自分で用意する必要はありません。
実物大型紙を使って布を自分でカットする必要がありますが、型紙は厚紙でできているので思ったより簡単に写し取ることができます。
小花柄がかわいらしい布が材料で、とてもおひなさまらしい生地ですね。
説明書も次はどの素材を使うのか、どのような形にするのかがわかりやすいと感じました。
パーツを合わせると、あっという間におひなさまに
発泡スチロールの芯に顔を貼り、着物を順番に重ねていきます。
一番外側の着物を着せ、髪の毛をつけるとおひなさまはほとんど完成です。
頭に冠を乗せて、手には桧扇を持たせます。
装飾品があると、グッと本格的な見た目になります。
大変だったところ
気軽にチャレンジできる手軽さがあるのですが、なかにはやはり少し難しい工程もありました。
まず、丸い顔の芯に布を貼るところです。
そして、胴体の着物を貼る時も「何mmで貼る」という指示はあるのですが、ちょっとしたズレが全体に影響します。
解決方法はピンセットとおおらかな気持ち
制作者・菅ゆみ
細かい作業には、たとえばピンセットなどの先の細い物を使うと良かったかなと思いました。
顔の生地は、横や後ろの方であれば髪の毛で隠すこともできます。
胴体の方も着物を重ねていくので、表に出ない部分のズレはカバーできると考えを切り替えました。
細部のズレを直せなくてイライラするよりも、全体的なバランスが取れていればしっくりくるような気がします。
わたしの場合は、「ここは隠れるから大丈夫」とおおらかな気持ちで作ってうまく行った気がします。
最後に、お顔を入れる楽しみも
できあがったおひなさまは、このままではのっぺらぼうです。
あえて顔のないままで飾るということもできますが、表情があるとかわいらしさがアップしますね。
「人形の顔なんて描けないわ」という悩みもちょっと手助けしてくれますね。
子どもと一緒に表情を考えるのもおすすめ!
制作者・菅ゆみ
自分の子に似せた顔にする、というのも手作りならではの楽しみですね。
今はまだ白いお顔ですが、触れて遊ぶことを考えると娘が喜ぶような可愛い顔を入れたいなと思っています。
人形は顔が命! と言いますから、最後にして最大のポイントはここかもしれませんね。
収納もしやすい玉手箱
玉手箱という名前もなんだか雰囲気があって素敵ですね。
こちらも組み立ては簡単で、10回分作り終わると飾り台にもなるという優れものです。
男雛と女雛だけでも、台に乗せるとそれだけで見栄えがしますね。
収納箱は飾り棚にも大変身します!
制作者・菅ゆみ
我が家の娘はまだまだ小さく、商品の対象年齢には届きません。
本格的なおひなさまよりは気軽に触って欲しいけど、制作中にボンドが乾く前に触ってパーツが取れちゃった、ということもありました。
そんな時に、専用の収納ケースがあるとおひなさまを一時的に子どもの目から隠せるので便利でしたよ。
飾り台にも収納にもなるのは、押し入れのスペースを圧迫しない心配りですね。
まとめ
古来から厄除けの意味もあり、女の子の守り神としての性格もあることをご存じですか?
また、今で言う人形遊びのようにして平安時代から江戸の初期まではおひなさまで遊んだそうです。
今の飾りびなとして定着したのは江戸の中後期になってからのようですね。
女の子とおひなさまには切っても切れない縁があるような気がします。
手軽に、変に力むこともなく気軽に作れたおひなさまキットのお人形は、女の子の情操教育にもとっても良さそうですよね。
今回作った小さなおひなさまを使って、娘には優しい心を育んで欲しいと願っています。
今回の人形制作にかかった時間は、
ママもお子さんもみんなで優しい気持ちになれる、そんなおひなさまでした。
※1回限りの購入も可能です。ただし、どの人形が届くか選べません(1回限りの購入の場合、全ては揃いません)
購入する前に知っておきたいこと:写真付き!フェリシモの商品をとめる・キャンセル・会員登録の方法をわかりやすく解説!