絶対に使うものを作りませんか?
生まれてくる赤ちゃんのためになにか作りたい、と考える妊婦さんは多いと思います。
スタイは生後すぐから、おしゃれアイテムとして使えます。
ガーゼでできたスタイは柔らかくて、よく水分を吸い取ってくれます。
ミシンでも手縫いでも簡単に作れ、布合わせも楽しいアイテムです。
今回は基本的な作り方をご紹介します。
ダウンロードは、パソコンからしてくださいね。
型紙を用意しよう
スタイは昔ながらの「よだれかけ」という言い方の他、最近では「ビブ」と呼び名も一般的になりつつあります。
ハンドメイドされる方むけに型紙を公開しています。
材料
材料(できあがりサイズ約26cm×16cm:1枚分)
30cm×20cm程度のダブルガーゼ生地 2枚
(多少の余裕のある大きさです)
作り方
1. ガーゼ生地の上に型紙を置き、型紙に沿って切り取ります
今回使用した型紙は、縫い代1cm込みになっています。
他のサイトで型紙をダウンロードした方は、縫い代がないものも多いので、注意して下さい。
(縫い代無しの型紙の場合、自分で1cm程度の縫い代をたして型紙を作ってください。)
生地を二つ折りにして、輪にしたところに型紙の中央が来るように配置して切ります。
カットした生地です。
今回は、リバーシブルで使えるダブルガーゼを用意しましたが、お好みの生地で作ってください。
2. 縫い合わせます
生地を中表に合わせ、返し口の数cmを残し、縫い代1cmで縫い合わせます。
手縫いの場合、布端から1cmのところに予め線を引いておくと、縫う時に曲がりにくいです。
3. 縫い代にはさみをいれます
特に、スナップを取り付ける部分は細くカーブがきついので、写真のように三角形にカットします。
4. 表に返して形を整えます
このままでもふんわりしてかわいらしい形です。
次の5)の工程を省略する場合は、ここで返し口の部分をまつり縫いで閉じます。
5. 布端から2~3mmのところを一周ぐるっと縫います
端を縫う事で、布が落ち着き型崩れもしにくくなります。
6. 2本細長い部分の先に、スナップなどを取り付けます
手芸屋さんや100円ショップにも売っていますので、お好みのものを選んでください。
尚、面ファスナーを選ぶ場合は、お洗濯の際に他のものにくっつく恐れがあります。
ネットに入れたり、洗濯物とは別で手洗いするなど工夫してください。
7. 完成
完成です。
オススメする理由
スタイが大活躍するのは、なんと言っても歯が生えてくる時期。
よだれが増えて、一日に何回もスタイを取り替えるようになります。
そんな時に、このガーゼスタイは大活躍しました。
今回は手縫いでも楽に作れるようにダブルガーゼ2枚(ガーゼは4重)での作り方でした。
もっとふっくらさせたい場合は、重ねるガーゼの枚数を増やし、6重、8重でも作る事ができます。
その際は、手縫いでは限界があるので、ミシンでゆっくり縫い進めるという形が良いと思います。
(裏返すのも、ホックをつけるのも2枚の時より大変です)
できあがったら、柔らかいワッペンやモチーフを縫い付けたりするのも楽しいですよ。
あなただけのオリジナルの1枚を作ってみてください。
布を変えて何枚か作り、お洋服に合わせてコーディネイトも楽しめます。
スタイは小さいお子さんのいる人へのプレゼントにも最適。
消耗品に近いようなグッズなので、私はプレゼントする際にはひと言添えて渡しています。
「汚れて使えなくなったら、遠慮なく処分してね。そしてまた、作らせてね」
簡単にできるものですが、とても喜ばれます。
是非、お気に入りの一枚をお子さんにプレゼントしてくださいね。
型紙
関連の記事
手縫いで作ろう!ベビーグッズの手作りキットのおすすめラインナップ
【手縫いOKな手作りベビーグッズ】大活躍するガーゼハンカチの作り方
手縫いOK無料型紙つき【ガーゼスタイの作り方】妊娠中に作る実用的ベビーグッズ
手縫いでも大丈夫!ベビーが喜ぶ・使えるハンドメイドグッズ10選
執筆:西丸みのり