子育てを始めるお母さんのなかには、育休後に職場に復帰予定の方もいらっしゃるでしょう。
そんなお母さんの悩みの一つには、保育園への入園があると思います。
妊娠中から仕事復帰を目指し、保育園への入園を希望している方も沢山いらっしゃると思います。
早めの保育園準備で入園前のストレスを軽減しましょう
そうした方々の中には、
「入園直前に慌てるより、今のうちからコツコツと入園グッズを用意したい!」
と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なにより、産後は育児に手いっぱいでなかなか手作りする時間が取れません。
早めに入園グッズの用意を済ませて、安心したい方は妊娠中に手作りをはじめてもいいかもしれませんね。
妊娠中の準備をすすめる理由
特に妊娠中は、出産後の慌ただしさに比べて自分の自由にできる時間があります。
出産前…保育園入園が決まる前からでも少しずつ、用意できるものを作ってみませんか。
入園直前に慌ててそろえるのは、大変ですよ!
保育園生活に必要なものとは
入園児の年齢や、園によって用意するものには違いがあります。
わが子がお世話になった園を例に挙げると、このようなグッズが必要でした。
- お布団カバー
- 登園カバン(手提げバッグ、またはリュックサック)
- 紙オムツとおしり拭き
- 着替え数組(肌着、靴下、上下分かれた服、スタイ)
- 食事用エプロンとおしぼり
- お手ふきタオル
- コップ袋
- 着替え袋
既製品も使いましたが、園独自のサイズのものは作るしかありませんでした。
上のリストでいうと、お布団カバーは園によって違いがでるアイテムだと思われます。
先取りで用意できるグッズは?
逆にカバー以外のグッズについては、入園決定前に作ってみてもよいと思います。
たとえばこんなグッズが、おすすめです。
ガーゼハンカチ(乳児の授乳に使用)
→作り方 【手縫いOKな手作りベビーグッズ】大活躍するガーゼハンカチの作り方
ガーゼスタイ
→作り方 手縫いOK【ガーゼスタイの作り方】妊娠中に作るなら実用性抜群のベビーグッズを!
コップ袋(マチのある小さめの巾着)・着替え袋(大きめの巾着)
→作り方 【ベビー用マグ入れ・入園グッズのコップ袋の作り方】子どもの開けやすい巾着袋タイプ
今、作っても損にならない理由は?
普段の生活でも、使う機会がある。
着替え袋やコップ袋は、着替えやおむつ、おやつ入れになります。
ハンカチとスタイも、普段使いできます。
サイズに誤差があっても、使える可能性が高い
既製品で代替しても良いという方針の園の場合、数cmの誤差は問題なしとしてくれます。
その時に、
「少しサイズが違うかもしれませんが、家にあるものを使ってもよいですか?」
「既製品を使ってもかまいませんか?」
という切り口で、それとなく聞いてみるのも良いかもしれません。
早く用意したいという気持ちが先走るあまり、実際のサイズを教えてもらおうとしても、
「入園が決まってから、ご案内します」
とやんわり拒否された経験があります。
すでに同じ園に入園しているお友達がいれば、より詳細なサイズがわかるので用意がしやすいですね。
なにから作るべき?
まずは、自宅でも毎日使うものを作ることをおすすめします。
ガーゼハンカチは出産直後から使えます。(作り方はこちら)
スタイはおしゃれアイテムとしても重宝しますし、よだれが増えてくる時期には必需品です。
(作り方はこちら)
特に、お裁縫が久々…という方は、ミシンや手縫いに慣れる練習にもなります。
ここで少し慣れておけば、巾着やお布団カバーなどの大物を縫う時もきっと役立つはずです。
柔らかいガーゼ生地の扱いに不安がある方は、コップ袋のような小さめの巾着袋からはじめてもいいと思います。
コップ袋を作る際に使う生地(オックスやシーチング)は、しっかりしてハリがあり、初心者でも扱いやすい生地です。
生地選びに迷ったら…
ネットで探すよりも、街の手芸屋さんで実物を触ることをおすすめします。
小さな子を抱える主婦にとっては、ネット通販はとても便利なものです。
ですが、実物を見ることができずにイメージと違ったものが届くこともしばしば…。
恥ずかしながら、私は何度も「思っていたものと違う!」という経験をしています。
(注意書きとして書いてあるネットショップが殆どではないでしょうか)
その点、実店舗であれば自分の手で触って確かめながら買うことができますので、思ったものと違ったという失敗が少ないです。
店員さんに、用途に合った生地を選んでもらうこともできます。
行動範囲内に手芸屋さんがあれば、お散歩がてら足を運ぶのも楽しいですよ。
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【ベビー用品の手作りにこの素材!】0歳から使えるおすすめの布
まとめ
まずは普段使えるアイテムを1~2個作ってみてください。
それから、園で使える巾着類(袋物)にチャレンジしましょう。
お母さんが一生懸命作ったものは、お子さんへの愛情に溢れたオンリーワン。
失敗してもやり直せばOK!というくらいの気軽さで、ハンドメイドに取り組めたら素敵ですね。
お腹の中の赤ちゃんもきっと、ママのがんばりを見てくれているはずです。
入園前の準備が少しでも楽しく、そして楽になりますように!