赤ちゃんの肌は大人に比べて薄くデリケート。そのためちょっとしたことで肌トラブルを起こしやすいですね。
保健師
ざらざら・カサカサ・ぶつぶつなど初期段階で早めに保湿し、肌を守ってあげたいですね。
実際に医師から言われたアドバイスを7つ紹介します。
生後8・9・10か月の乳児湿疹・肌荒れが酷くなる理由と赤ちゃんの成長
保健師
このころの赤ちゃんの肌荒れで特に多いのが以下の4つです。
- 乳児湿疹
- オムツ・よだれかぶれ
- 季節性のもの:乾燥・あせも
- アレルギー・アトピー
これらの肌荒れにどう対処していいか悩むママも多いですよね。また、原因が分からず悩み続けるママも多くいます。肌荒れが長引く場合や悪化し続ける場合は病院で診てもらうようにしてください。
ほっぺが赤い・肌がざらざら・乳児湿疹が目立つ赤ちゃんの肌荒れ対策1.保湿
保健師
乾燥は肌の正常なターンオーバーを妨げます。また、乳児期に乾燥した環境にいる赤ちゃんはアトピー性皮膚炎の発症リスクが高くなります。(日本小児学会・皮膚科学会の見解)
まだ乳児湿疹が軽い場合はよく洗い、しっかり保湿することで3日程度で引く子もいます。刺激の強いものでなく、この時期は天然成分のものを選んでください。
肌を乾燥させないよう保湿をしっかりしてあげてください。できるだけ無添加の赤ちゃん用保湿剤を使い、肌を守ってあげましょう。
赤ちゃんのおすすめ保湿剤10選!50人のママと保健師が厳選
医師から保湿をすすめられた体験談
ゆうママ・1月生まれ・愛知県
ゆきまま、1月生まれ、京都府在住
子ブタママ・10月生まれ・滋賀県在住
次回診察時に先生に言われたことは、「ひどいときは、ある程度の量をしっかり塗って短期間に集中的に治し、治ったらダラダラ塗らないように」でした。また、乳児湿疹ができる前に予防として、乾燥させないように保湿クリームなどを塗ることも言われて、実践すると綺麗に治りました。
そらまま・10月生まれ・大阪府在住
よくぐずる赤ちゃんの肌荒れ対策2.お風呂
保健師
荒れた肌にとって石鹸が刺激になる場合があるからです。
ただ、乳児湿疹の場合は症状によっては良く洗ったほうがなおりが早い場合があります。
生後8~10ヶ月頃の赤ちゃんであれば、外で走り回って遊ぶ時期でもないので、お湯だけで十分に体の汚れを落とすことができますよね。お湯で綺麗に洗い流して清潔にしていれば大丈夫です。
どうしても石鹸でしっかり洗いたいという場合は、刺激の少ない赤ちゃん用の石鹸を使うようにしてください。また、乾燥が気になる場合は保湿効果のある入浴剤も効果的です。
大人用の石鹸や入浴剤は刺激が強いので、絶対に使わないようにしましょう。
医師からお風呂をすすめられた体験談
パンダマン 9月生まれ 東京在住
きぃママ・1月生まれ・大阪府在住
まきママ・6月生まれ・大阪府
赤い湿疹が口周りにできる赤ちゃんの肌荒れ対策3.おしゃぶりをやめる
保健師
おしゃぶりをすることで、赤ちゃんの手にはたくさんのよだれがつきますよね。まだ「手を拭く」ということが理解できない時期なので、赤ちゃんはその手で顔や首などを触ったりします。
よだれがついたままの肌は「よだれかぶれ」などの肌トラブルにつながる可能性が高いので、なるべく早く拭きとってあげるようにしてください。
また、おしゃぶり自体をやめさせるのも効果的です。