【無料レシピ付き】幼稚園で使う巾着型コップ袋の作り方!入園グッズを作ろう

幼稚園入園を控え、手提げバッグや巾着の用意を考える時期ですね。
入園グッズで最も必要になるグッズと言えば巾着です。
なかでも、コップ袋はマストアイテムと言ってもよいのではないでしょうか。
着替え袋などにも応用が利く巾着の作り方を、

  • 3~4歳でも使いやすい
  • 裁縫初心者でも作りやすい
  • 写真と図でわかりやすい

3点のポイントを押さえながら、ご紹介します。

入園グッズはじめの一歩!コップ袋を作りましょう

記事の最後には、ダウンロードできるレシピ付きですよ。

材料

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  • 生地 タテ25cm×ヨコ22cm 2枚
  • ひも(アクリルコード)40cm 2本
  • ループエンド 2個

できあがり寸法は、高さ約16cm×幅約17cm×マチ約7cmになります。
手芸店で手に入りやすい、コットンプリントやオックスなどの伸び縮みしない生地がオススメです。
あまり厚手生地ではない方が、小さな子どもには扱いやすく、洗ってもすぐ乾きます。

ループエンドを使ったアレンジ

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ループエンドは、必須ではありませんが見た目がかわいらしくなるアレンジアイテムです。
コップ袋のように、園生活ではフックなどに引っかけておくことが多い巾着袋につけると、自分の印としても使えますね。
ちょうちょ結びにしなくても、口をしっかり押さえる事ができます。
きつくなりすぎないように、紐の太さとループエンドの穴の大きさは是非確認してくださいね。

(ハンドメイド作家・西丸みのり)

コップ袋(マチ付き巾着)の作り方

↓無料レシピはこちらからダウンロード

ダウンロードはPCから行ってください。

1.布端にほつれ止めをする

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用意した生地の上下左右にほつれ止めをします。
家庭用ミシンの場合、ジグザグミシンや裁ち目かがりで処理します。
(写真はロックミシンで処理しています)

2.ひも通し部分とあき止まりに印をつける

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生地の上から3cm8cmの場所に印をつけます。
印をつける場所は左右の端で、3cmの印で内側に折り返してアイロンで押さえます。
この部分はひも通しになります。
(写真ではすでに折り返してあるため、あき止まりの印が上から5cmの場所になっています。)

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8cm位置はあき止まりの印です。
もう1枚の生地にも同じ処理をします。

3.生地を縫い合わせる

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2枚の生地を中表に合わせ、どちらかのあき止まりの印から縫い始めます。
コの字形になるように、生地の下辺を通って反対側のあき止まりまで縫います。
縫いはじめと縫い終わりは、しっかりと返し縫いします。

4.左右の縫い代を処理する

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縫い合わせたら、縫い代はアイロンでしっかりと割ります。
巾着上部の左右は縫い代5mmほどでコの字形に縫いとめてください。
あき止まりの部分を縫う時は、補強のために2往復程度ミシンで返し縫いをすると丈夫になります。

5.ひも通し部分を縫う

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2で3cm折り返したひも通し部分は、布端から2.5cmで縫います。

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更に布端から2~3mmのところも縫うと、ひもを絞った時にきれいなギャザーが寄ります。
もう片方も同様に縫い合わせてください。

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6.底マチを作る

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底部分の袋を広げてマチを縫います。
先端から3cmのところで山折りにし、印をつけます。
印の上をなぞるようにしてミシンで縫ってください。
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縫い終わったら、縫い目の外側1.5cmほどで生地をカットします。
布端はジグザグミシンなどでほつれ止めの処理をしてください。
反対側も同じように処理します。
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7.完成

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表に返して形を整えます。
ひもを通し、ループエンドをつけてマチ付き巾着の完成です。

まとめ

お昼ご飯の後には歯磨き、という流れで生活する事が多い幼稚園。
コップ袋は必須アイテムですね。
サイズが小さいのですぐに完成させる事ができるのも、初心者さんには嬉しいポイントです。

今回の作り方を押さえておけば、マチなし巾着への応用も簡単です。
縦横のサイズを変えて、マチなしのお着替え袋を作る事もできますね。
入園グッズはじめの一歩としては最適のグッズですよ。
園生活に彩りを添える入園グッズ、是非この機会にチャレンジしてみてください。