切迫早産の不安はありませんか?
2人目・3人目妊娠中には、切迫早産の可能性が初産の時より増えるといわれています。
お医者様から自宅安静を宣告され、安静にしていたつもりでも、次の検診で「入院」という可能性もなくはありません。
万が一のためと思って、入院の準備をしておくことをおすすめします。
特に、上に子どもがいる場合、入院になって一番気がかりなのが、子どもの預け先です。
即時入院も考えて、預けることのできる場所を確保しておくと安心です。
1.保育所の緊急保育・一時保育サービス
行政機関では、保護者が出産や疾病で入院したときのための「緊急保育・一時保育事業」を行っています。
行政機関のホームページには実施している保育所、連絡先、申し込み方法が載っています。
近隣の保育所に問い合わせてみるといいと思います。
緊急保育や一時保育は、利用期間が定められていたり、1か月の使用日数に限度があったりすることもあります。
どの程度の時間保育が必要か、家族と話しあっておくことが大切ですね。
また、保育施設に預ける場合は、タオルやコップなど指定の物を持たせなくてはいけないこともあります。
準備できるものは早めに準備しておくといいですね。
執筆者の体験談
実母はパートをしていたため、保育所の緊急保育サービスを利用することになりました。
送り迎えをしてもらって、8時半~18時まで預かってもらえて助かりました。
30週を超えた頃にようやく、自宅安静で実家へ戻ってからも、週に1度利用させてもらいました。
2.家庭福祉員(保育ママ)
家庭福祉員宅で、保育してもらう制度です。
お住まいの地域によって、時間帯や料金など条件はさまざまです。
家庭福祉員の制度も事前の申し込みが必要です。
母親の入院は、子どもが不安定になりがちです。
それぞれの子どもにあわせた、きめ細やかで、家庭的な保育をしてもらえるところが保育ママのいいところですね。
準備の参考にしたいページはこちら
小学生以上のお子さんには、学童保育のサービスを行っているところもありますので、調べておくと安心ですね。
3.ファミリーサポート事業
行政機関が仲介となって、各市町村で、子育てをサポートする「会員」と、申し込む会員(私たち)との間で条件をすり合わせて保育する仕組みです。
早朝、夜間なども条件が合えばみてもらえます。
「保育園の迎えをしてもらって、パパが帰宅するまでの時間預かって欲しい」など、家庭の事情に沿った使い方ができます。
事前に登録し、子育てサポート側の会員との面談があります。
引用サイト:ファミリー・サポート・センター事業について(厚生労働省)
4.ベビーシッター
自宅で子どもをみてもらうことができます。
入院して突然頼むのではなく、子どもとシッターの相性などを把握するため、何度か利用しておくと安心だと思います。
長期入院になる場合は、費用の面で考慮する必要があります。
保育ママ・ベビーシッター登録
まとめ
ママが入院するとなると、家族からのサポートは不可欠です。
そして、預けられることになった上の子どもにとってもチャレンジのときです。
寂しい思いもするかもしれませんが、集団保育のいい機会ですよね。
さまざまな人と出会い、コミュニケーション術を吸収できる時と考えてみてはいかがでしょうか?
ポジティブにとらえて、少しでも笑顔で乗り切れるといいですね。