保健師
赤ちゃんがものを噛むというのは、
- むず痒さを軽減させるため
- ママの気をひくため、感情表現
生後8・9・10か月の赤ちゃんが噛む理由と成長
保健師
むず痒さを軽減させるため
この時期の赤ちゃんは乳歯が生えてきますが、歯が生えるときにはむずむずした感じや痛みなどの違和感が伴います。なので、赤ちゃんはこの違和感を軽減させようと噛むように。
ママの気をひくため、感情表現
噛むという行為の次に何がママに噛みつく場合は、何か伝えたいことがあるのかもしれませんね。
また、お腹が空いたり怒っていたり、負の感情を表現する際にも赤ちゃんは噛むことがあります。これは、怒っているよ!などという赤ちゃんにとって精一杯の感情表現なので、ママはしっかり受け止めてあげるようにしましょう。
興味
赤ちゃんは知らないものすべてに興味を持ちます。ただ口に入れてみたい、ただ噛みたいなど理由がない場合もあるので、危険なものでない場合は無理に止めず、見守ってあげることも大切です。
赤ちゃん噛み癖対策 1. 歯固めのおもちゃ
保健師
赤ちゃんの歯固めは、歯が生え始める生後半年から使用できるものがほとんどなので、この時期の赤ちゃんでも安心して使うことができます。
歯固めを選ぶ基準は主に素材とデザイン。有害物質が入っているものは避け、赤ちゃんが興味を持ちそうなデザインのものを選ぶようにしましょう。また、口に入れるものなので清潔にしておくことが大切です。汚れがたまりそうな形のものは避け、洗えるタイプのものを選ぶようにしてください。
歯固めのおもちゃの体験談
はなちゃん・1月生まれ・福島県在住
そう・12月生まれ・京都府在住
mananam・1月生まれ・茨城県在住
何種類か試しましたが、「かみかみBabyバナナ 」「ベビラボ アンパンマン はじめてのはがためラトル」を渡すと、自分で握りやすいのもあるのか、噛んでくれて落ち着きました。
きぃママ・1月生まれ・大阪府在住
ryo・2月生まれ・山口県在住
赤ちゃん噛み癖対策 2. お菓子(オススメは昆布とにんじん)
保健師
歯固めとして使える食べもの 5つのオススメ
- にんじんや大根などの野菜(スティック状にしたもの)
- 干し芋(なるべく甘さ控えめのもの)
- 果物(りんごなどの固めのもの)
- 昆布(できれば無添加のもの)
- フランスパン
ほかにも歯固め用のかたいビスケットなどがありますが、頻繁に与える場合は、野菜や果物などカロリーの低いものにしましょう。
食べものはおもちゃと違い味がするので、赤ちゃんも夢中になりやすいです。途中で折れたものを誤嚥してしまう危険性もあるので、赤ちゃんが食べものを口に入れているときは、側で見守るようにしてください。
お菓子の体験談
ずっぴーー・12月生まれ・愛知県在住
そこで、すべてはカバーできませんが、よく噛み付くところにカバーを付けました。そうするとカバーを噛むようなってしまいましたが、そのほかには噛み付くのが減っていきました。また、噛むタイミングでお菓子をあげるようにしました。