ママ友達ができない!ママ友作りに焦る人の5つの誤解

執筆者:西藤みき

ママ友達は必要でしょうか?

みなさんはなぜ、ママ友を作ろうと思うのでしょうか?
ママ友を作らなきゃ!と思うのは…

  1. 子どもの遊び相手を作るため
  2. インターネットや雑誌を読んでいると、いるのが当然のようだから
  3. 自分の話し相手が欲しいから

でしょうか?

子どもの遊び相手を作るため

もしも、子どもの遊び相手を作る というのが理由なら、無理にママ友を作らなくても大丈夫です。
地域の子育て支援イベントなど、子どもの集まる催しに参加すればいいのです。
遊びたいと思ったら、子どもは遊ぶものです。
けれど、子どもが誰とも遊ぼうとしない場合もあります。
それも個性です。
また、知っておかないといけないのは、「お友達と一緒に仲良く遊ぶ」ことができるのは、三歳前後になってから。
それまでは、「なにをしているのかな?」とお友達に興味を持っていることはあっても、一緒に遊ぶのはとても難しいのです。
あくまで、一人遊びの延長でそれぞれの子どもが遊んでいると思った方がいいのです。
周りの子どもに慣れないから、いつも仲良く遊ぶ相手が欲しいと思うかもしれませんね。
でも、私たちもそうだと思うのですが、自分の気の合うお友達や興味のあるお友達は自然とできるものです。
集団生活になれるように、慌てなくてもその子のペースに合わせていった方がいいですよ。
保育園や幼稚園に行き始めたら、自然とお友達ができるはずですから

インターネットや雑誌を読んでいると、いるのが当然のようだから

このサイトでもママ友の作り方を取り上げた記事があります。
ママ友がいたほうが、ストレス発散になる可能性が高いからお勧めしています。
けれど、ママ友づくり自体が自分にとってストレスになっているなら、本末転倒です。
変なことを伺いますが、日常生活をしていてそんなに友達ができるきっかけはあるでしょうか?
職場、保育園、幼稚園、同じマンション、同じ公園に顔を出している…など。
接触の機会はありますが、友達となるとちょっとハードルが上がりませんか?
ママ友もお互いの努力がないと成立しないものかもしれません。

自分の話し相手が欲しいから

育児をしていると、確かに同じ環境のママのアドバイスが欲しいときもあります。
私たちもそうでした。
私たちの両親世代からのアドバイスは、確かに役立つものも多いです。
しかし、子育ての常識は10年経つとがらりと変わるといわれます。
ときには、アドバイスを聞いていると、世代間のギャップを感じることもありますよね?
いると色々相談しあえるので、心が楽になるかもしれません。
でも、今できないからといって焦る必要はありません。
幼稚園や保育園、地域の中にはたくさんの子どもがいます。
今はまだ出会っていない何十人の中に、自分と気の合う人をみつけることができるかもしれません。
必死になりすぎず、気楽にしていたほうがいいですよ。

ママ友を作っていないと子どもが可哀想…という発想は、完全な誤解です

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なかには、ママ友は子どもの教育の上で絶対不可欠だと思っているママもいます。
けれど、そういう方に限って、ママ友同士のお付き合いにストレスを抱えていることが多いように思えます。
価値観がある程度あうなど、共通事項がないと一緒にいて辛いものです。
ママ同士の性格は合うけれど、育児方針が全く異なる…。
そんな場合も、子どもを遊ばせることにストレスを感じる機会が多くなるかもしれません。
ママ友は、絶対にいなければならないものではありません
無理に誰かに合わせるのではなく、子どももママ自身も気楽に付き合える仲間を探すといいですよ。

ママ友との付き合い方

ママ友の基本の共通点は、「同じ年齢の子どもがいる」ということ。
あるいは究極的には「それだけ」です。
普通の友達作りは、自分の趣味・価値観や環境などが前提となっています。
けれど、「ママ」というだけで友達になった場合は、趣味や価値観が合っていないこともあるのでご注意を。
考え方の違いで、理解できないことがあったり…。仲が悪くなったり…。
そんなこともあるということを、頭のスミに置いておいたほうがいいかもしれません。
もし仲がわるくなったり、おつきあいがストレスになったりするようなら、思い切って交流をやめてもいいのではないでしょうか?
ママ同士のストレスは、子どもに影響します
他にも気の合うママ友はたくさんいますよ。

気の合うママ友に出会うために

なにもしていないと、もちろん「友達」へと発展できないですよね。
どうしても、同世代の子どもを持つママ友達が欲しいというママは、少しだけ努力してみてください
サークルに参加したり、公園で話かけたりと、ちょっとしたことがきっかけになります。
近所のママとの出会いは、同じマンション、同じアパートの駐車場、近くの公園など色々あります。

執筆者の体験

きっかけが欲しくて、同じアパートのママがしていた生協を取ってみたこともありました。
また、育児イベントに頻繁に参加しました。
ひとり友達ができると、その友達の友達と会ってみることもあります。

そして友達の輪がどんどん広がっていきます。
新しいお友達の中に、より気の合うママ友ができるかもしれませんね。
でも、ママ友を作ろうと焦ったり、ストレスを感じる必要はないということだけ心に留めておいてくださいね。