赤ちゃんが生まれると、今まで以上に布の肌触りが気になりませんか?
特に新生児は、できるだけ優しい素材で包んであげたいものですよね。
自分で着る服はデザインを重視して選ぶことが多いけれど、ベビーの服はそれだけではありません。
- 肌へのダメージは少ない素材か?
- 柔らかな肌触りか?
- 汗を良く吸い取る生地か?
赤ちゃんが快適に過ごせるように、色々と気になることがでてきます。
新生児からおすすめの柔らか素材6点
今回は、新生児期からおすすめの布素材についてご紹介します。
既製服を買う時や、自分でハンドメイドする時の参考になれば嬉しく思います。
「赤ちゃんが気持ちよく過ごせること」をコンセプトに6種類の生地を選んでみました。
ダブルガーゼ
特徴:吸水性、通気性、保温性◎
厚さ:薄手
伸縮:なし
用途:新生児用の肌着、ハンカチ、沐浴布など
二重(ダブル)仕立てになっているため、保温性も◎。
ガーゼが元々薄手の生地である、軽量でベビーの負担になりにくいのも良いところです。
肌着など赤ちゃんの肌に直接触れるアイテムに向く素材です。
ただし、伸縮性は無いためTシャツなどには向きません。
スムース
特徴:吸水性、保温性のあるニット地
厚さ:やや薄手
伸縮:中程度
用途:Tシャツ、肌着など
適度な伸縮性のある、なめらかな素材です。
大人でも、肌のデリケートな人はスムースを肌着などに選ぶと良いでしょう。
比較的取り扱いが容易なため、初めてニットを縫う場合はスムースがおすすめです。
様々な色柄ものが揃っていますので、布選びも楽しい素材です。
フライス
特徴:吸水性、通気性のあるニット地
厚さ:薄手
伸縮:高い(伸びが非常に良い)
用途:Tシャツ、肌着、レギンスなど
レギンスのような、体にフィットする衣類に適しています。
一方で、非常に伸縮性が高いため、取り扱いが難しい素材でもあります。
ハンドメイド初心者の方は、ひとまずフライスは避けスムースを選ぶのが無難です。
通気性も良いため、年間通して肌着として活躍します。
フリルなどが多い女の子用の服素材として使うと、ボリュームの割に軽く作れるでしょう。
タオル地(パイル)
特徴:保温性、保湿性、吸水性◎
厚さ:中~厚手
伸縮:なし
用途:ベビー服、バスローブ、おくるみなど
毛足が短いものはベビー服の素材としても適しています。
肌触りも暖かで、よく汗を吸うのでオールシーズン使う事ができます。
伸縮性はないため、バスローブやポンチョなどで活躍しそうです。
ベビー布団のシーツとして使うのもおすすめです。
ワッフル
特徴:保温性、吸水性◎
厚さ:薄~厚手
伸縮:有り
用途:ベビー服、肌着、スタイなど
お菓子のワッフルを連想させるような凹凸のある生地です。
伸縮性のあるニットワッフルと、伸縮しない普通時のワッフルがあるため、
購入時には注意が必要です。
ベビー服や肌着など、活躍の場所も多い素材です。
フランネル
特徴:保温性、保湿性◎
厚さ:薄~厚手
伸縮:なし
用途:ベビー服、布団カバーなど
暖かく軽い毛織物のフランネルは、単に「ネル」と呼ばれることもあります。
伸縮性はないため、肌着などには向きません。
ブランケットやシャツ、ズボンなどの秋冬アイテムに使用するとよいでしょう。
初心者でも比較的取り扱いが容易な素材ですが、毛玉ができやすいので洗濯時はネット洗いを。
まとめ
赤ちゃんにおすすめの素材は、大人が使っても気持ちの良い生地ばかりです。
汗をたくさんかくので、吸水性が良い事が第一条件。
また、体温がこもらないように、適度に風通しが良いのも大切です。
夏は涼しく、冬は暖かく。
今回紹介したような素材を組み合わせて、ベビーが快適に過ごせるコーディネイトを
色々と試してみてください。
素材から考えるベビー服選びも、きっととても楽しいはずですよ。
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