小食、偏食、食べない子どもの背中を押すママの一工夫とは
「食べる量が少ない」「好き嫌いが多い」というのは、
ママと子どもだけで食卓を囲むことの多くなった現在では、よくある悩みなようです。
「食べる量に個人差はあるし、好き嫌いだって大人だってあるのだから少しは目をつぶろう」
と、いくら広い心で受けとめようと思っても、
お残しの多いお皿を見ると、ため息したくなるのは無理もありません。
そんな時は、食卓を楽しく囲めるように、少しの工夫にぜひトライしてみてください。
1.完食させて、食べる意欲を引き出す
絶対足りない!というくらいお皿に少なくよそいます。
好きなものでも少なく。
あまり好きでないものは一口にも満たない、一かけら。
「これなら食べられそう」という第1印象を持たせることがポイントです。
「お皿ピッカピカになったね」と褒めてあげるところに、もっていければ成功です!
好きなものならおかわりしてくれるかもしれません。
(もちろんおかわりもほんの少しだけお皿によそいましょう)
作ったママも嬉しくて笑顔になっちゃいますね!
2.空腹感を利用する
夕飯を食べない一因は、おやつにあるかもしれません。
食が細い子は、おやつを少し多く取っただけでも夕食のすすみが悪くなることも。
一方で、「おやつなら満腹知らず」という偏食の子は、おやつでお腹いっぱい。
もう夕飯は入りませんよね。
そんな時は、おやつを忘れるくらい、思いっきり遊ぶのが一番。
お昼寝中などを利用して、簡単に夕飯を準備したら、お外で思いっきり遊ばせましょう。
そして、帰って「お腹すいた~」と言ってきたら、シメシメです。
作っておいたご飯を出して、いつもより少しでも多く食べられたら
「もりもり食べて大きくなるね~」などのポジティブな声かけをしてあげられるといいですね。
3.好きなものを必ず盛り込む
せっかく頑張って作った食事も、食べてくれないのでは、ママもがっかりしてしまいますよね。
何が食べたいか聞いてから作るのも一つの手段です。
また、メニューの中に子どもが好きなもの、子どもの気持ちが上がるものを組み込むといいでしょう。
食後のデザートに好きな果物やプチゼリーを用意してみるのもいいですね。
執筆者の体験談
少しの野菜と一緒に好きなたくさんのちくわを浮かべたら喜んで食べていました。
マカロニの一部をキャラクターのものにして、きゅうりやハムと混ぜたマカロニサラダ。
マカロニを見つけるのを楽しみにして、大好きになりました。
4.食卓の雰囲気をよくする
ついつい、お行儀やおこぼしに目が言ってしまい、口うるさくなっていませんか。
食卓が粗さがしの場にならないよう、お子さんの真向かいに座るのではなく、横か斜めに座って食べるといいかもしれません。
そして、なんといってもママが「ん~、おいしいね」と言って、一口、一口おいしそうに食べることが肝心。
テレビをつけっぱなしで食べる習慣がついている場合は、音楽を流すなど、雰囲気にも変化をつけてみるといいかもしれませんね。
まとめ
焦らず、工夫を楽しんで、ママの気持ちも軽く、食卓を囲めるといいですね。
お子さんにあった工夫が見つかることを、祈っています。