もう1歳おんぶでの寝かしつけは無理!自分で眠れるトレーニングの2つの方法

赤ちゃんがなかなか眠ってくれない時、眠りにつくまで抱っこするのはお母さんの負担が大きく、毎日のこととなると大変ですよね。
なるべく抱っこせず、添い寝などお母さんの負担が少ない状態で眠ってくれたら嬉しいですね。

1歳を過ぎたら少しずつ挑戦!ひとりで眠れるようになるまで

1.ねんねトレーニングで最も大切なこと

KLSM夏 (18)

赤ちゃんが、自然に眠りについてくれるために一番大切な事は、規則正しい1日のリズムを作り上げることだと思います。
具体的には次の3点に気をつけてみましょう。

  1. 朝起きる時間、昼寝の時間、夜寝る時間を決めましょう。
  2. 授乳や食事の時間を決めましょう。
  3. 昼間はしっかり遊びましょう。

生後12ヶ月の頃になると、離乳食も普通食に近くなり、生活リズムができ上がってくる時期ですね。
毎日同じようなサイクルで生活していると、自然と夜は決まった時間に眠たくなってくることが多くなります。

ねんねトレーニングの前提として、まずは規則正しい生活リズムを整えることが大切になってきます。

先輩ママの体験談

なかなか眠らない赤ちゃんを、寝るまでずっと抱っこしてあげることは大変ですよね。
それはどこの家庭でも同じだと思いますが、私も1歳位まではそのような方法で寝かしつけていました。
1歳を過ぎ、卒乳への道を歩み始めてからは、徐々に添い寝を覚えてもらうようにしましたが、なかなか眠ってくれない日もありました。
しかし、子供というのはあっという間に成長し、いつの間にかひとりで寝るようになります。
いまでは、寝かしつけに苦労していた頃が懐かしいほどです。

2.不安がる子どもも大丈夫!寝る前のおすすめ新習慣

KLSM夏 (12)
赤ちゃんが抱っこされずに自然と眠りについてくれることは、お母さんの負担を減らすだけではなく、赤ちゃん自身の良質な睡眠にもつながります。
抱っこで寝かしつけられた赤ちゃんは、抱っこされている状態だと信じて眠っているようです。
そうすると眠りが浅くなる原因にもなります。
またふと目を覚ました時に、「あれ?抱っこされてない!」と、抱っこされていない事に気がつき、泣き出したり起き上がったりしてしまいます。

赤ちゃんが抱っこをしなくても安心して眠れるように、毎晩寝る前の儀式のようなものを行うのも、ねんねトレーニングのひとつの方法です。

例えば、寝る前に絵本を読む、暗くした部屋でベビーマッサージを行うのもおすすめです。
また、ゆったりとした音楽を聴かせることも良いかもしれませね。
このように、毎晩寝る前に決まったことを行ってみてください。
赤ちゃん自身も、寝る前の行動を覚えることができ、リラックスした状態になり、眠りにつきやすくなるでしょう。

子どもの心を傷つけたくないなら尊重も大切!

赤ちゃんが抱っこされずに、自然にひとりで眠ってくれることは、お母さんにとっても赤ちゃんにとっても負担が軽くなるので良いですね。
しかし、無理矢理ひとりにして寝かせるのは、あまりおすすめできません。
一部では「ねんねトレーニング」と称して、ひとりで寝かせられて泣きわめいている赤ちゃんを、しばらく放って様子をみるような方法も取り上げられています。
ただ、そのようなねんねトレーニングは、あまり必要ないのではないのでしょうか?

かえって赤ちゃんが興奮してしまい、夜泣きの原因になってしまうこともあるようです。

いつかは自然に、ひとりで眠れるようになるはずですので、ひとりねんねは自然の成長に任せてみませんか?
一緒に寝てほしいとせがんでくれるまでは、赤ちゃん(子ども)が眠りにつくまで添い寝くらいはしてあげましょう。
添い寝をすることで、大切な心の成長にもつながると思います。

ねんねトレーニングの道のり

規則正しい生活リズムを作ることと、夜寝る前に行う儀式を決めて実行すことで、赤ちゃんは成長と共に抱っこされなくても眠ってくれるようになります。
赤ちゃんが眠るまで抱っこをせがむ時間は、長い一生から比べればほんのわずかです。
あまり焦らず、自然と抱っこされずに眠ってくれるようになるまで抱っこしてあげましょうね。