子どもが発熱をして保育園を休ませることになると、欠勤を巡って神経を擦り減らすご両親も多いでしょう。
夫と妻、どちらが会社を休むかイライラする前に、子どもが体調を崩さないような過ごし方を実践してみませんか?
体調不良は、「無理をさせている」というシグナルです。
保育園を休ませるわけにいかない!
日頃触れあえていないからと、親も子どもも無理をして土日をアクティブにすごしていませんか?
だとしたら、
入園前の生活は忘れましょう!
入園前はレジャー施設や季節の地域行事、ショッピングセンターなどで、たっぷりと楽しんだことがあったでしょう。
それでも病気にはなりませんでした。
夜更かししても、生活リズムが崩れてもなんとか元気にやっていけました。
しかし、これからは入園前と同じ生活をしていては、子どもは疲れをためて病気にかかりやすくなってしまいます。
園生活は社会を学ぶ場所
子どもは園生活で社会生活を学びます。
我慢することもあるでしょう。
新しい刺激にわくわくして思い切り楽しむこともあるでしょう。
全ての活動で頭を働かせ、小さな心を大きく揺らします。
心も体もフルタイムで動かしていたら、疲れるのは当然です。
休日は楽しむことより、休むことを大事にしましょう。
休日の過ごし方について
土曜日
休日1日目の土曜日は疲れが残っています。
生活リズムは平日に近いままで、家庭でゆっくりとママ・パパとふれあうのが理想です。
そして、普段とれないスキンシップで、親のぬくもりを求める心を満たしてあげましょう。
機嫌が悪いこともあるかもしれません。
誰だって疲れていると機嫌が悪いものです。
甘えをどこまで許してくれるのか、試しているかもしれません。
抱きしめてとことん甘えさせてあげましょう。
日曜日
昼間の外出を楽しむのもよいかもしれません。
人ごみでは病気をもらう可能性があります。
音や光の刺激が強すぎるところはできるだけ避けてあげてください。と、いうのも、レジャー施設などで刺激的な時間を過ごす場合、子どもがはしゃいで楽しんでいるように見えても、平日にためた心身の疲れを十分に発散できないからです。
すると、月曜日の保育園生活で機嫌が悪くなることもあります。
自然や動物と触れ合うなど、穏やかで気持ちの良い休日を過ごしましょう。
そして、夕方には家に帰りゆったりと過ごさせてあげてくださいね。
まとめ
ママ・パパも平日は、時間に追われた生活になります。
日曜日は夕方から入浴も食事もゆったりと行い、保育園の準備も1週間分を見越して行い、親も子もゆっくり休んで、最高の月曜日を迎えましょう。
楽しませてあげようと、あれこれと無理をする方が子どもにとって迷惑です。
園に十分になれ、健康に過ごせるようになるまで、趣味もゆったり系に変えるとよいでしょう。