おっぱいがまずくなるものを食べていませんか?
赤ちゃんがおっぱいを飲みたがらなくて、困っていませんか?
赤ちゃんのために「母乳をたくさん出さなくちゃ」と思って食事に気を付けているママも多いでしょう。
しかし、食べた料理によっておっぱいトラブルになることがあります。
ママの食べた食事が、赤ちゃんの食事である母乳になります。
赤ちゃんが喜ぶおっぱいになるための、おすすめの食品や食べ方をご紹介します。
赤ちゃんが喜ぶ母乳
赤ちゃんに授乳する前に、おっぱいを軽く絞ってあげてみてください。
古くなった冷たいおっぱいを先に取り除いてあげるのです。
その一滴なめてみてください。
臭いや味の変化にママも気がつくはずです。
そして、赤ちゃんが嫌がって飲まない時にその理由を考えることができます。
搾り方
1.色について
初乳はやや黄色がかった白色で、最初の数日でたと思います。
でもそれは最初の数日だけで、その後は透明感のあるやや青味のかかった白い母乳が理想です。
真っ白い母乳がでている
出産後数週間経っても、まだでているとしたら、もしかすると高カロリー食を摂っていませんか?
高カロリー食をとると、牛乳のように白くなります。
一見すると、栄養価の高そうな色に思えますが、乳腺炎などのトラブルを引き起こします。
白や黄色のおっぱいがでているなら、食生活を改めてください。
2.味について
甘すぎない母乳が理想です。
味見をして、すっきりとした甘みであれば赤ちゃんの飲みやすいおっぱいです。
3.匂い
母乳の味見をすると前の食事の匂いがしたり、魚の脂の臭いなどを感じることがあります。
ママが食べた食事がおっぱいになっているからですね。
ご飯と野菜を食べた母乳の味が理想的な匂いです。
そのご飯と野菜中心の食事の時の味や匂いを基本的な匂いとして記憶しておいてください。
母乳の匂いや味を確かめながら、飲みっぷりをチェックしてみてくださいね。
4.詰まりが気になったらこちらがおすすめ
※母乳で悩んでいたママたちの8割が、飲んでよかったと思った飲み物です。
たんぽぽ茶
先輩ママの体験談:トラブルが起きてしまった時
高カロリー食をついつい食べ過ぎてトラブルを起こしてしまうことがありました。
乳頭に栓ができて、詰まって排出されない乳腺がある場合、乳汁が溜まって胸の中でぱんぱんになります。大変な痛みを伴い、場合によっては発熱します。病院に行くと飲み薬をくれますが、切開以外の解決法はないと言われました。
そんな時、マッサージの先生に出会いました。詰まった乳腺を探して、マッサージで栓をとってもらいます。そして、たまった乳汁を絞って捨ててもらうとすーっと楽になります。
よく観察すると自分でも詰まった栓を見つけられます。その時は、乳頭のその付近を傷つけないようにして絞ります。うまく栓が外れると溜まった乳汁が勢い良く跳び、痛みから解放されます。
絞り方はこつがあります。マッサージの先生に教えていただいて、自分で手当てできるようになりました。
母乳育児のノウハウを知らずにママになった私。
乳腺炎を繰り返してとても苦しみました。上記のマニュアルを知識として知っていればよかったのにと思います。
1.避けたい食べ物~カロリーの高い食品
まず最初にご紹介するのは、乳腺を詰まらせると一般的に言われている食べ物です。
トラブル中は厳禁。調子の良い時でもほんの少量にしておいた方がよいでしょう。
1・脂肪の多い肉。ステーキ、豚肉のしょうがやき
2・生クリームを使ったデザート、ケーキ、和菓子、ドーナツ
2.母乳育児中の注意事項
グルメな赤ちゃんは、ちょっとした変化でも飲まない場合があります。
これからご紹介することに気をつけてみてくださいね。
注意点1:同じものをたくさん食べるのはやめましょう。
特に、たけのこ・かつお・まぐろ・さばの食べすぎには気をつけてくださいね。
母乳の味や匂いが偏り、赤ちゃんが嫌がることがあります。
注意点2:ごちそうはほどほどに
クリスマスやお正月の後には、カロリーが増えることからおっぱいのトラブルになることが多いのです。
しかし、年末・年始は病院がお休みです。
乳腺炎などのトラブルが起こった場合、とても困りますよね。
折角美味しいものが食べられるのに、食べられないのは悲しいですよね。
しかし、乳腺炎で辛い思いをするよりは、美味しいものを我慢したほうがよいかもしれませんよ。
注意点3:飲酒は厳禁
赤ちゃんの健康的な発育を望むのであれば、
日本酒・ワイン・ビール等のアルコール類はもちろん厳禁です。
おすすめの食事とは
おすすめ1:いろんな料理を適量に食べてください。
好きなものを好きなだけいただくのではうまくいきません。
旬の食品を少量ずつ食べることを心がけましょう。
おすすめ2:タンパク質をとりましょう。
カロリーの低い豆腐や納豆、白身魚などの低カロリー・高たんぱくのものがおすすめです。
肉類では、鶏肉のささみがお勧めです。
おすすめ3:和食を中心にとりましょう。
ご飯と汁もの、野菜と魚・少量の果物がベストです。
また、飲み物は水・ほうじ茶がおすすめです。
まとめ
母乳育児では、赤ちゃんがおいしいと思える味を目指して考えていくことが大切です。
ゲームのように点数などで表せませんが、色と味と飲みっぷりで確かめられます。
トラブルのないママは、自分流のやり方でよいと思います。
トラブルを経験されている方はこの記事を参考に幸せな母乳育児をしてほしいと願っています。
大事なことは、「母乳でなければいけない」とか、「授乳は3時間おきでなければいけない」「ケーキを食べてはいけない」などと自分を縛りすぎないこと。
ここでお伝えしたことを参考に、「ちょうどいい良い加減」の母乳育児をお楽しみくださいね。