授乳中は、風邪をひいていても、赤ちゃんのお世話で起きていなければいけないですね。
長時間まとめて眠ることができず、しっかり休むこともできません。
そのため、風邪が長引いたり、悪化しやすかったり…と、しんどい状況が長く続きます。
風邪を引いた時、治すために気を付けたい4つのこと
また、薬を飲むことをためらってしまうため、かなり症状が悪化してから受診を考える方も多いです。
完全に風邪をこじらせてしまう前に、どんなことをしたらいいか考えてみましょう。
1.体を休めるための工夫をしましょう
いつもは見せていなくても、テレビやDVDの力を借りてみませんか?
赤ちゃんがとても小さいうちは難しいですが、ママは横になりながら相手をしてもいいですね。体を休めるのが得策です。
どうしても風邪で体が動かず、パパや家族にも手伝いを頼めない…。
そんな時は、
※ただし、事前の登録が必要なので、元気な時にいくつか登録しておくことをおすすめします!
切迫早産で入院する場合となっていますが、同じ条件でなくても利用できる場所も多いので参考にしてください。
2.手抜きをして栄養をしっかりとる
ただでさえ体がしんどいのに、栄養バランスの取れた食事を作るのは難しいですよね。
簡単に済ませるなら、スーパーやコンビニで売られているカットフルーツや冷凍のお鍋・おうどんなどでも良いですね。
もし、ご主人かご家族にお手伝いをしてもらえるのなら、
野菜や肉団子が入ったスープかお鍋、卵入りのおじやなどを作り置きしてもらいましょう。
母乳をあげていると、それだけで赤ちゃんに水分を取られてしまいます。
母乳量を減らさないためにも、食欲がないときであっても、水分だけは意識してこまめに取るように気を付けてください。
3.授乳中のママは授乳継続を!
これは、大切なポイントです。
薬を飲むから…、風邪を移したくないから…と、
安易に哺乳瓶でのミルクに切り替えてしまうのは避けましょう。
乳腺炎を起こしやすくなります。
母乳を吸わなくなってしまったり、母乳量が減ってしまったりと、母乳育児がうまくいかなくなる可能性があります。
体調が悪い時の授乳は大変ですが、添い寝→授乳→添い寝の繰り返しで乗り切りましょう!
4.ひどくなるまえに受診する
症状がひどくなってからでは、完治するまでに時間がかかってしまいます。
風邪を治す基本は「安静と栄養」ですが、
高熱や、ひどい咳、のどの痛みなどがある場合は、少し収まってからなどと、先延ばしにせず受診をしましょう。
辛い症状が取れると、授乳中のこま切れ睡眠でもしっかり眠ることができ、結果的に回復が早くなります。
乳腺炎と風邪を間違えないで!
授乳中に多いのが、
(もしくはその逆)というケースです。
どちらも悪寒・発熱の症状があるため、乳腺炎の症状を知らないと間違えてしまいがちです。
おっぱいに痛みやしこりがあったら、まず乳腺炎を疑いましょう。
まとめ
出産後は、「ママじゃないとダメ」ということが増え、
風邪を引いてもなかなかゆっくり休むことができません。
「ママじゃなくてもいいこと」は全て切り捨てて、
みなさんの体調が早く良くなりますように。