子どもが歯磨きを嫌がる!乳歯の虫歯予防のためにおすすめな5つのこと

虫歯ケアを赤ちゃんや子どもにしてあげようとしても
嫌がって口を開けない赤ちゃんも多いのではないでしょうか?
歯を磨いてあげようとすると泣いて嫌がるので、大変で面倒ですね。

赤ちゃんの歯を虫歯から守りたい!

虫歯ができても離乳食のうちはそれほどいたがらないのです。
もぐもぐ期に移行して歯でモノをかむようになると虫歯を痛がるようになり、硬い食べ物を食べなくなってしまいます。
また、子供の虫歯治療はとても大変です。
子供も嫌がりますし、歯医者は嫌がってる子供の治療はしてくれません。
治療ができないので痛みが続いて、見ているととてもかわいそうになってしまいます。
さて、

虫歯を防ぐ方法をもう一度みなおしてみませんか?
虫歯ケアがもっと楽になる方法もご紹介しています。

1.歯医者でフッ素を塗ってもらう

3カ月に1回歯医者に行ってフッ素をしてもらうと虫歯になりにくく虫歯ケアができます。
フッ素を塗ってもらうのはとても簡単で、歯ブラシにフッ素の薬剤をつけ磨くだけです。
歯医者によって金額は異なりますが一般的には2000円くらいでできるのではないでしょうか?
乳歯は生え返るので、虫歯になっても新しい歯が生えてくるからとおろそかにしてしまうママもいるかもしれません。
しかし、虫歯になっている乳歯があると、口の中は常に虫歯菌でいっぱいに。
永久歯も虫歯の危機にさらされます。
一番奥に生える永久歯はフッ素をしても虫歯になりやすいようです。
永久歯にはシーラントをしてもらうと、奥歯の永久歯の虫歯ケアとしては、とても有効です。

2.嫌がっても歯を磨く

ブラシタイプの歯ブラシは、多くの赤ちゃんがとても嫌がると思います。
しかし、今は布タイプの歯磨きが売っているのです。
指に歯磨き用の布を巻いて赤ちゃんの乳歯を優しく磨いてあげるとあまり嫌がらず磨かせてくれますよ。
ただし、噛まれないように気を付けてくださいね!

3.キスや大人と同じ箸を使わない

産まれた時に赤ちゃんの口の中には、虫歯菌がいません。
虫歯菌は多くの場合、親や他人からもらうことで虫歯になってしまいます。
3歳まで虫歯菌を貰わなければ虫歯になりにくくなるそうですね。
どんなにかわいくても、赤ちゃんの乳歯が虫歯にならないように、3歳まで口へのキスは我慢しましょう。
大人がつかった箸と同じ箸を赤ちゃんに使うのも虫歯菌をうつしてしまうので、箸も同じものを使わないようにして下さい。

4.甘いものや乳製品を控える

赤ちゃんに早く甘いものを食べさせたいと思うママもいるかもしれません。
もしかすると、甘いものという意識なくベビー用のイオン飲料や果汁飲料を大量に与えている方もいらっしゃるかもしれません。
その中には、大量の糖分が含まれています。
(大人用イオン飲料の場合、500mlでスティックシュガー15本に相当する糖分が含まれています)
甘いものは虫歯の原因の代表格ですが、特に赤ちゃんの乳歯はとけやすくなっています。
乳製品も体には良いですが、虫歯にはなりやすいということをご存知ですか?
栄養を考えると必要ですが、お茶の代わりに与えるのは控えた方が良いでしょう。
母乳も同じです。
母乳をあげる期間が長いと虫歯になりやすいので、離乳食が始まったら徐々に母乳を減らしていきたいですね。

5.食べる時間を決める

ダラダラ食べは虫歯になる原因となります。
3食とおやつをきちんと決まった時間に与える事が虫歯ケアにつながります。

先輩ママの体験

エジソン 歯ブラシ
小さい頃は、歯固め代わりになるエジソンの歯ブラシを加えさせていました。
通常の歯ブラシと違い、シリコンでできているためとてもやわらかいのでおすすめです。
歯磨きにも、歯固めにも、さらにはおもちゃや絵本をかじったり食べたりする防止にもなりました。
しかし、2歳前にして、歯ブラシが大嫌いに…。
そんな時に、アンパンマンが好きなわが子に歯磨きマンと虫歯菌マンのお話をみせました。
その日から、虫歯菌マンと戦える強い○○君、自分で虫歯菌マンと闘ってくれるかな?
と、子ども用歯ブラシを渡すとアンパンマン以上に正義感たっぷりに歯磨きをしてくれるようになりました。
仕上げ磨きの時は、少し嫌がりますが、
「あっ、○○くん、虫歯菌マンがまだいっぱい暴れてるよ」
と深刻な声でいうと、大人しく仕上げ磨きをさせてくれます。
(35歳・大阪府・2歳半の男の子)

まとめ

赤ちゃんの乳歯が虫歯になると、新しく生えかわった歯まで虫歯になりやすくなります。

赤ちゃんのうちに虫歯ケアをしておくと、生えかわった歯がきれいに生えます。
口腔環境は人間の健康状態、ひいては寿命も大きく左右するとう研究結果もでていますので、
虫歯ケアは大変ですが、可愛いわが子のために心を鬼にして頑張りたいですね。