昼寝しなさいと怒ってもダメ!子供が思わず寝てくれる3つのこと

執筆者:上野まこ

2・3歳児のお昼寝を促す3つの方法

2・3歳児になると、体力が付いてくるため、お昼寝をしなくなって困るという家庭も多いですよね。
昼寝の時間になると、「眠たいけれどまだ眠たくない!」というのが子どもの本音ですね。
そのため、眠気も入って異常なテンションで騒ぎ出すということもよくあります。
体力が付いてきた証拠と大目に見てあげたい時もあります。
でも、夕方寝てしまい、夜中に大騒ぎするということを繰り返しているなら、これを機に改善したいですね。

1.早起きして、思いっきり体を動かす

子ども赤ちゃん (114)
疲れにまさる快眠はありません。
頭だけ使う時間が長くなった現代人は寝付くのが下手だと言われます。

子どもも自宅の中での遊びが増えることで、上手に眠れない子どもが増えています。

原因は、

  1. 身体を動かす遊びが不足しているから。
  2. 生活リズムが崩れているから(特に夕方が昼寝時間になり、夜中に大騒ぎしているなら気を付けてあげてください)

午前中にできるだけ体を動かし、疲れさせるのが最大の特効薬です。

例えば、こんな動きを取り入れてみませんか?

  • 散歩のついでに、鬼ごっこを取り入れて、走らせる
  • 遊具のある公園で思いっきり遊ばせる
  • 雨の日は家の中で踊る(見本がないと難しいという人は、DVDなどを参考に一緒に踊ってみませんか?ママもハードですが良い運動だと思います)

もちろん午前中に体を動かそうと思うと、朝もゆっくり寝かしていてはいけません。
ある程度に時間になったら朝日を浴びさせてあげてください。
少し強引に目覚めさせることも大切です。

早起きしてたくさん遊べば、自ずと午後は眠たくてこっくりこっくり…。
昼ご飯で満腹感を得れば、尚更眠さも倍増です。
体力がでてきたという理由だけでない場合があります。
睡眠の習慣は、生涯を通しての宝です。
朝、目覚めるのが遅くなっているのなら、子どもの体内時計が狂ってきているのかもしれません。
「目くじら立てなくて大丈夫~」という方もいます。

しかし、朝遅くて昼寝ができていない場合は起床時間を改善してあげたほうがいいですね。

2.ご褒美を用意するのもおすすめ

お菓子
お昼寝が明けると、15時前後ということも多いのではないでしょうか?
子どもの胃はまだ小さいので、そのタイミングで一度おやつの時間を作ってあげたいですね。

例えば、「お昼寝したらおやつだよ~」とお昼寝のご褒美のように言い聞かせるのもいいのではないでしょうか。

楽しみを用意してあげて、背中をトントン叩き寝かせてみてください。
「寝たらおやつだよ~」が子守唄のようになり、そのうち眠りにつくこともあるのではないでしょうか。

それでも寝ないときは、
「さあ一緒に寝よう。お母さんとどちらが早く寝るか競争だよ!早く寝たほうがおやつがもらえるよ。」
などと声をかけて寝かしつけてあげてください。

3.ママが寝たふりをする

睡眠
ママがかまってくれると逆効果になる子どもいます。
遊んでしまう時は、かまうのをやめてしまいましょう。
「お母さんは、眠いから寝ますよ」と寝たふりが効果的です。
いつの間にかこちらも寝てしまうこともありますが、はっと起きると子どもは寝ていると思います。

子供から少し目を離すので危ないかと心配な方もいるかもしれません。
けれど、ママも一緒に休める良い方法だと思います。
こちらが寝ようとすると「一緒に遊ぼうよ~」などと擦り寄ってきたら、

「寝たら一緒に遊ぼうね、その前にお母さんも眠いから一緒に寝ようね。」
などと声かけすると比較的すんなりと寝てくれます。

また、「お母さん寝るから、上に乗ってお布団になって。」
などと言い、「暖かいお布団だねえ」などと言いながら一緒に寝かしつける方法もあります。

先輩ママの体験談

私はよく、少し車を走らせた所にある公園へ弁当を持って出かけます。
思いっきり遊ばせて走らせて、疲れさせてから、そこで弁当を食べていました。
お昼を食べさせればあとは、いつ寝ても良いので、車に乗せたらねるな~と思ったところで引き上げて帰っていました。
もちろん帰りの車でぐっすり寝ます。一番ストレスの少ない寝かせ方でした。
(こうたまま36歳・5歳息子・3歳娘・石川県在住)

まとめ

子供がお昼寝さえしてくれれば、ママの自由時間です。
溜まった家事をできますし、もちろんほっと一息付ける時間ですね。
子どもが寝るかねないかで、ママの疲れ度もぐっと違ってきますよね。
子どもにとっても睡眠はとても大切なものなので、生活のリズムが乱れて昼寝ができていないなら、改善したいですね。