生後6~11カ月赤ちゃんが便秘!保健師が教える排便しやすくする方法4選

執筆者:pro金子金子奈菜絵

赤ちゃんのウンチをやわらかくする方法が知りたい!

離乳食が始まると、便秘をする赤ちゃんがとても増えます。
今までドロドロだったウンチが次第に固くなって、出なくなり困ってしまうこともありますよね。

ウンチのたびに泣いたり、固いウンチでおしりが切れるようになって慌ててしまったママもいるでしょう。

スムーズな便通のためにママができることはたくさんありますよ!
私も現役保健師として、子育て支援事業で育児相談に乗っていますが、長男が便秘で苦しんだ経験あります。
便秘をしていると機嫌が悪くなるだけでなく、離乳食を拒絶する場合もあるので、早く改善してあげたいですよね。

赤ちゃんのウンチをやわらかくする方法4つ

1.牛乳・野菜ジュースは控える

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1歳を超えると、牛乳や野菜ジュースを飲める赤ちゃんも増えてきますね。
便秘をしたら「牛乳を飲ませたら?」というアドバイスは、おばあちゃん世代から多く耳にします。
しかし、実際のところ、

赤ちゃんや幼児は牛乳を飲むと便秘が悪化することがわかっています。

(牛乳でウンチが出るのは「乳糖不耐症」という症状で下痢をするためで、決して便秘が治るわけではありません!)

また、野菜を食べないという理由で、野菜ジュースを飲ませている方もいると思います。
野菜ジュースには、ビタミンは多く含まれているものの、食物繊維はあまり含まれていません。
また、冷たいジュースを飲み過ぎることで、かえって便が固くなってしまうこともあります。

2.3日間ウンチがでなければ浣腸も

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3~4日便秘が続き、赤ちゃんの機嫌が悪くなってきたら、一度浣腸をするのも方法の1つです。

お腹の中の固いウンチを一度全て出すことで、次に柔らかいウンチが出てくることもあります。

「ウンチがたまり、固くなる」ということを何度も繰り返すと、赤ちゃんにとってはとても大変です。
ウンチのたびに出血したり、便意を感じにくくなることもあります。
薬局で赤ちゃん用の浣腸も売られています。
便秘持ちベビーのママは、浣腸を1つ常備しておくと安心です。

3.水分を多めにとる

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ウンチを柔らかくするためには、水分がたくさん必要です。
生後6ヶ月を過ぎ、離乳食が始まると、母乳やミルクを飲む量が減ってきます。
すると、意識してお茶を飲ませないと、赤ちゃんは水分不足になってしまいます。
特に夏場は汗で水分が失われるので、注意が必要です。

1時間に1回は、意識してお茶を口元に運んであげるようにしましょう。

水筒やマグに朝一番でお茶を作っておくと、ママの手間がかかりません!

4.食物繊維が多い食べものを食べる

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便秘には繊維質が大切だとわかっている方も多いと思います。
しかし、大人のように、生野菜や根菜を大量に食べるのは難しいのが赤ちゃんです。
食事の練習段階である離乳食では、食の好みもあります。
そのため、繊維質のものを食べてくれないこともありますね。

赤ちゃんや幼児の便秘に効果があるもので、好んで食べてくれる食べ物が納豆・りんご・寒天・さつまいもです。
りんごやさつまいもは甘味があるので、赤ちゃんが好むことが多い食べ物です。
納豆も、細かいひき割りなっとうをお粥にいれれば、食物繊維だけでなく良質なたんぱく質も摂取できて一石二鳥ですね。

食物繊維が豊富な海藻からできた「寒天」もお役立ち食材です。
小さく切ったお野菜や果物を、ゆるめの寒天ゼリーとして作ってあげると、赤ちゃんも食べやすく、便秘防止になります。
わかめやひじきも、食物繊維が多い食材なので、お粥に混ぜたりすると良いでしょう。

執筆者の体験談

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我が家の長男は筋金入りの便秘持ちで、ウンチはいつもカチコチでした。
そのためウンチの時は、言葉が話せる前でも、体勢と泣き声ですぐにわかるほどでした。
色々な食材を試しましたが、個人的に一番活用したのは、寒天です。
りんごジュースで甘味をつけた寒天に、刻んだ野菜や果物を入れると、毎食デザートと思って喜んで食べてくれました。
モソモソとした食感が苦手だったサツマイモは、粉ミルクと混ぜてペーストにしてパンに塗ったり、お味噌汁に入れると食が進みました。


まとめ・赤ちゃんのおしりが切れてしまったら

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赤ちゃんのおしりが便秘で切れてしまったら、小児科で軟膏を処方してもらうと良いでしょう。
あわせて、おしりをあたためて、傷が早く治るようにすることが大切です。
夜のお風呂以外にも、1日に1回は洗面器にお湯を張り、おしりを温めながら洗ってあげましょう。

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執筆:金子奈菜絵
金子奈菜絵

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保健師ライター 金子奈菜絵

大学病院の小児科で新生児室・私立総合病院の産婦人科で長年看護師として従事してきました。 現在は保健師として、育児相談のアドバイスや赤ちゃんの健康チェックなど、地域の子育て支援事業に参加しています。生後1か月健診~3歳6か月健診の健診も担当しています。男の子を2人育てるワーキングマザーです。