座って食べる習慣がつく3つの方法
子どもの食事中の行儀が悪くて悩んでいるママは多いかと思います。
椅子にじっと座って欲しいですが、すぐに立ちあがったり歩き回ったりします。
どうしたらみんなと同じようにきちんと座って食事をとることができるのでしょうか?
1.楽しく食事をとれる環境を作る
まずは、子どもが楽しく食事を食べられる環境づくりをしましょう。
食事以外のことが気になると、子どもはすぐ立ち上がりたくなります。
テーブル周りを片づけて、TVも消しておきます。
食事に集中して食べられるようにします。
落ち着いて食べられることが最優先で、最初はあまり細かいことは言わないようにしましょう。
離乳食の始まりの頃は、家族と食事の時間帯がずれてしまいます。
そんな時も、家族が食事をしている時は一緒に食卓につくようにしてみましょう。
大人でも、1人で食べる食事より、大勢で食べる食事のほうが楽しいと感じますよね。
それと同じですので、大きくなってからもパパが遅い場合を除いてできる限り家族一緒に食べられるようにしましょう。
またある程度大きな子どもでしたら、今日の献立について話しましょう。
「これには何が入っているかな?どういう味付けをしているのよ」
など食に興味を持ってもらえるように話をしてみるのもいいですね。
2.離乳食のスタートが肝心です
離乳食を始めた時から、座るという習慣を身につけるためには大切です。
まずは落ち着いて座れるイスを準備しましょう。
まだ0歳の子どもにしつけをするのは難しいですから、立ち上がれないイスを使うことがポイントです。
豆椅子もありますが、これだと簡単に立ち上がることができます。
座卓の場合はコンビラックのようなベルトつきのイスに座らせて、食事中はベルトで固定します。
ダイニングの場合は、テーブルにくっつけるベルトつきのイスがお勧めです。
外食時にも子ども椅子につけるベスト型のベルトがあります。
これですと食事中に急に立ち上がる子どもの危険防止にもなります。
最初は嫌がることもありますが、立ってはいけないことが分かれば次第に座って食べられるようになります。
3.どうしてもきちんと座らないときは?
無理やり座らせると体をのけぞって嫌がる、わめく、といった時に無理に座らせることは
難しいです。
そんな時はどうしたらいいのでしょうか。
「次、立ちあがったらもうおしまいね」と予告だけして、一度お皿を下げてしまいましょう。
本当にお腹が空いているのなら慌てて座るでしょうし、もしもうお腹いっぱいだから要らないというのでしたら、間食を与え過ぎではないか一度見直してみてください。
お腹をしっかり空かせて食事を食べられるようにすることが大切です。
執筆者の体験談
まとめ
座って食べる習慣というのは、離乳食の時からしつけることが肝心です。
その時期を過ぎてしまっても、教えるのに遅いということはありません。
一日でも早く、ゆっくりと家族で食卓を囲めるようになるといいですね。
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執筆:梅田万由子