【ものを叩き始めたら乱暴者!?】1歳前後の子の成長にあうおもちゃと見守り方

執筆者:上野まこ

子どもがスプーンで机を叩くのは、成長に必要な過程です

1歳に近づく頃、おもちゃや日用品(例えばスプーン)を持つと机やそのあたりのものをガンガンと叩きはじめます。

  • 叩いちゃダメ!!
  • なんで叩くの?
  • うちの子乱暴なのかしら?

と悩むママも多いのです。
でも、安心してください。

この叩くという行為は、単なる【暴れん坊のこども】を意味しているわけではないのです。

こどもの発達の中で通る必要な行動です。
この叩く行為で、子どもたちは腕や手首を使い、筋肉やを発達させているのです。
いろいろ音がすることを楽しんだり、試したり、そして手に受ける衝撃などの感覚を磨いています。
icon-check01【0~1歳の赤ちゃん】ママの困った!を解決してくれたおもちゃ

この時期の成長に沿ったおもちゃの紹介

けれど、考えてみてください。
叩くことが、発達段階でいくら大事だといっても、家具や物、または人を叩かれては困りますよね。
そんな時にお勧めしたいのは、叩くおもちゃ。
こういう時期には、おもちゃを上手に利用して、思い切り叩ける環境を与えてあげましょう。
子どもは真上からまっすぐ下にむけて腕を振りおろすということができません。
ななめ上から目標が定まらないような腕使いで叩きます。

ノックアウトボール

パウンド ザ ボール
その頃にいいのは、丸い球にハンマーが当たると玉がコロリと下に落ちるおもちゃです。
ノックアウトボールがおすすめです。

ハンマートイ

ノックアウト
しっかりとハンマーを握れるようになり、しっかりとハンマーを振り下ろせる時期になったら、ペグをひたすら叩くハンマートイがおすすめです。
大人の目から見ると単純でなにが面白いの?という感覚で見てしまいがちですが、子どもは驚くほど集中して、何度も繰り返し叩いて遊びます。

おもちゃで遊ぶ時、親が気を付けたいこと

物を叩くようになると、つい「ダメダメ」と怒ってしまいがちです。
けれど厳しく叱るのではなく、楽しくおもちゃを通して「叩くという欲求」が満たされるようにしてあげてください。

ママやパパが優しく遊びを見せ、子どもが「面白そうだなぁ」という気持ちを引き出してあげましょう。

ハンマーのおもちゃは、おもちゃ以外の場所や人を叩くと危険です。
遊んでいる時は目を離さないようにして、違う場所を叩こうとした時はきちんと止めてあげましょう。

遊び方にも一工夫を!

どんなにいいおもちゃ、高価なおもちゃであっても、「はい、どーぞ」と子どもに与えるだけではおもちゃの楽しさが伝わりません。
それでは、宝のもちぐされになってしまいます。
ママやパパが楽しく声掛けしながら、一緒に遊ぶことが重要です。
おもちゃはパパやママと子どもが楽しく遊ぶための仲介役です。
おもちゃを通して、益々親子の笑顔が広がるといいですね!
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ABOUTこの記事をかいた人

保育士・幼稚園教諭・おもちゃコンサルタント 上野まこ

保育士と幼稚園教諭、おもちゃコンサルタントの資格を持つベテラン保育士のライターです。公立保育園で勤務を経て、フリーランスで子育て講座やおもちゃ講座の講師、市の発行する子育て広報誌にコラムを載せてきました。現在は、幼稚園や保育園へ定期的に足を運び、あそびと造形の講師のほか、お母さんたちの相談役として、育児の不安やストレスに耳を傾け、子どもとのかかわり方をアドバイスしています。宮城県に住んでいます。