生後2カ月~9カ月の赤ちゃんとの引っ越しで必要なもの・なくて困ったもの

ママやパパにとって、生後2~9か月の赤ちゃんを連れての引越しは大変です。
しかし赤ちゃんにとっても引っ越しは一大事。

日頃、1日をのんびりと過ごしている赤ちゃん。引越しの慌ただしさにご機嫌斜めになることもあるでしょうね。

生後2~9か月の赤ちゃんを連れた引越しで準備して良かったもの7選

ここで赤ちゃん連れの引越しをするママやパパに、引越しにあると便利な物や必要な物を先輩ママから体験談とともに寄せてもらいました。

1.寝かせたり持ち運べたり便利、クーファン

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まだ歩けない赤ちゃんを連れての移動にとても便利なのがクーファンです。
持ち運ぶことができる小さなベッドのような使い方ができます。
そのため、いつでもママの目の届く所へ移動することができて安心です。

例えクーファンの中で眠ってしまっても、赤ちゃんを起こすことなく移動することができますから、忙しいママにとっては優れ物になること間違いなしです。

先輩ママの体験談:持ち運びできるクーファンが大活躍

KNSL_ねんね生後2ヶ月というと首もすわってなくて1日中ほとんど寝ているので、赤ちゃんも過ごしやすくて持ち運びできるクーファンが必要だと思います。
私もクーファンをもっていて生後小さいときは大活躍しました。
家の中でも少し離れて作業するときはクーファンを持ち運び、常に赤ちゃんを見られるようにしました。
お外にでるときもクーファンを持ち運び、ひなたぼっこしました。
(キティママ25歳、1歳息子、静岡県在住)

2.起きているときに大活躍!バウンサー

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引越しに限らず、持っていると便利なのがバウンサーです。
1日を通して起きている時間が多くなった赤ちゃんに大活躍。

バウンサーは揺れるベビーチェアーのようなものですから、ママの腕に抱かれて揺らされているような感覚になるんでしょうね。

しかしバウンサーは揺れるわけですから、赤ちゃんの落下防止のために、ママの目の届く所でしっかりと安全面には注意して使用することをおすすめします。

先輩ママの体験談:引っ越し途中でバウンサーを買いにいきました

KNSL室内 (18)引っ越し先での寝かせるものが必要になりますので、クーファンやバウンサーを用意しておくと便利だと思います。
まだ2ヶ月でしたので、首がすわっていなくバウンサーなどもなかったのでとても困りましたが引っ越し途中でバウンサーを買いに行きましたのでとてもあってよかったなと思いました。
(かほちゃん24歳・11か月娘・宮崎県在住)

先輩ママの体験談:バウンザーなど、赤ちゃんを安全に寝かせておけるもの

KNSLイベント (3)赤ちゃんを安全に寝かせておける、またホコリなどを被らないように高さのあるところに寝かせておけるものとしてバウンサーがいいです。
他の家族に任せようとしてもついつい手を出してしまうのが引っ越し…
ずっと赤ちゃんの面倒ばかりは見ていられないし、ホコリだらけの床にも寝かせられない…
バウンザーがあればそのままあやせるし、寝てくれたら横で作業もできる!
抱っこ紐をつけてできるほど引っ越しは甘くなかったです…。
(みみたんママ30歳 0歳娘 宮城県在住)

3.赤ちゃんの安全な場所作りにベビーベッドやベビーサークル

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引越しでは、部屋の中に大きな段ボールや家具などが所狭しと置かれています。
家具の定位置が決まるまでは移動することもありますよね?

片付けの中、赤ちゃんを動き回らせてしまうと危険です。

そんな時は、赤ちゃんの安全な居場所を作ってあげるといいですね。
ベビーベッドやベビーサークルは赤ちゃんの周りを柵で覆っているので、安心して作業することができます。

先輩ママの体験談:引越しの最中、赤ちゃんが安全にいられる場所の確保が必要

KLSM夏 (16)赤ちゃんを抱っこしての引越しはとても大変なのでとにかく引越しの最中、あかちゃんが安全にいられる場所の確保が必要だと思います。
ベビーベットやベビーラックがあると便利だと思います。
ベビーベットは購入しなかったため一緒にベットに寝ていたのですが、大人用のベットは柵がなく何回か赤ちゃんが落ちてしまうことがありました。
(奈々ママ33歳 娘奈々3歳 大阪府在住)

先輩ママの体験談:作業中はベビーサークルに赤ちゃんを入れて作業をしていました

KNSL室内 (43)私も子供が生後半年の頃、引越しました。
ダンボールを積み上げた荷物が崩れて思わぬ事故に繋がったりするので、作業中はベビーサークルに赤ちゃんを入れて、その間片付けしていました。
ベビーサークルがあれば便利。
別の部屋の片付けをする時もサークルに入れていれば目を離せるので、安心して作業ができました。
(みるきーうぇい 25歳 子供 3歳、大阪府在住)

4.ママの手荷物の一つとして赤ちゃんグッズは忘れずに

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小さなお子様を連れている場合、なくてはならないのが赤ちゃんの持ち物です。
ミルクやオムツ、着替え一式、タオル、抱っこ紐、赤ちゃんの好きなおもちゃなど。

普段のお出掛けと同じように、ママの手荷物の一つとして、赤ちゃんグッズは持っておくといいですね。

赤ちゃん連れの引越しは、思うように作業が進まないことも多いはず。
少し多めにお着替えやオムツを準備しておくと、焦ることなく赤ちゃんに対応できます。

先輩ママの体験談:普通の外出と同じ最低限のもの

KNSL室内 (44)ミルクやオムツ、着替え、タオル、抱っこ紐など、普通の外出と同じ最低限のもの。
生後2ヶ月とのことなので、離乳食やおもちゃはいらないです。
手持ちで上記の物を持っていると、使いたいときに取り出しやすいです。
段ボールに入れたらどこに入れたかわからなくなり、使いたいときに探せず困るから。
逆に、手持ちでそれ以上持つと邪魔になるので、上記程度でいいと思います。
(あんず34歳・4歳長男・11カ月次男・東京都在住)

先輩ママの体験談:必要な物は現地で買い揃えました

KNSL_おでかけ(64)まず、引越し先の近くにベビー用品店があるか確認しておくと良いかと思います。
もし、ある場合は肌着、哺乳瓶などの必需品だけ本当に必要な分を買い揃えておいたらいいです。
大きなものは運ぶのが大変なので。
ない場合はある程度生活できるだけの物を揃えておくと良いでしょう。
ベビーベッドを購入しましたが送るのがとても厄介でした。
また、最初から軽いタンスを赤ちゃんのものにする。と決めておいて運ぶときラクです。
(ぜんぜんママ20歳、8ヶ月 息子、埼玉在住)

5.急な寒さ!防寒対策として毛布やバスタオルは便利

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寒くなってからの引越しは、引越し先に着いてはじめて体感する寒さもあるでしょうね。

寒い時にあると便利なのが毛布など防寒に役立つものです。

季節を問わず引越しをしなければいけない時があります。
寒い時季での引越しには是非、防寒対策のできる毛布をすぐに手の届く所に置いておくといいですね。

先輩ママの体験談:ストーブもつけられないので毛布を持って行って正解でした

ayatama0歳-1歳 (2)新居や道中で使えるような毛布や座布団など。
おもちゃ、着替え、バスタオル、いつもの持ちもの、音楽を流せるもの。
ストーブもつけられないので毛布を持って行って正解でした。
初めてのところで不安なのかグズグズしていたのでいつものオモチャを持って行って良かったです。
オムツの失敗が多い頃だったので着替えは持ち歩いていました。
バスタオルなどのタオルは衛生面が気になる道中や新居で活躍します。
小さい頃から音楽を聴かせていたので音楽機器はリラックスさせるのに役立ちました。
(ちき19歳、0歳娘、青森県在住)

6.一目でわかる荷物の分別にカラーガムテープはいかがですか?

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引越しで大変なのが荷物の分別です。
一人での引越しとは違って、家族分の荷物をまとめるわけですから大変です。
新居ですぐ使うもの、季節外で保管しておくもの、日用品や家電と色々あります。

カラーガムテープやカラー紐を上手く活用して分別すると、新居での片付けもスムーズになります。

先輩ママの体験談:カラーガムテープで赤ちゃんの荷物も一目瞭然

KNSL室内(61)荷造りのときにいちいち内容を書く必要がなく、荷ほどきの時には一目で何が入っているのかが分かるのでオススメです。
特に赤ちゃんのグッズは早く開けなくてはいけないものが多いので、目につくカラーのガムテープでとめていました。
オムツのストックは他のすぐには使わない衛生品と一緒に荷造りをしていたのですが、2ヶ月のベビーだとすぐに必要になりました。
カラーのガムテープでとめてあると箱に対してどの方向から見ても一目でそれだ!と分かるので良かったです。
(huit23歳・娘6ヶ月・京都府在住)

7.引越し先での赤ちゃん安全対策、忘れていませんか?

KNSLおでかけ (19)
引越しすることに気をとられ、引越し先での生活に必要な安全対策を忘れていませんか?
赤ちゃんは日々、成長しています。
生後6か月頃を迎えた赤ちゃんは寝返りをしたり、ハイハイしたりしますね。
住み慣れない部屋では危険な事も多いはず。

引越し先で赤ちゃんの安全を第一に考えて、早目に安全対策をすることもおすすめします。

先輩ママの体験談:今までとできるだけ同じ環境を用意

KNSL食事 (2)赤ちゃんが今までと同じように生活できる環境(衣食住)。
柱や机の角から赤ちゃんを守るもの(安全カバーみたいなもの)。
赤ちゃんが座れるイスかクッション。
オムツ替えの時に敷くシートやベビーガード。
ご近所さんへの挨拶(夜中に泣いたりするため)など。
赤ちゃんの環境を整えたことで、我が家は赤ちゃん自身にあまりストレスがかからないようにできました。
また、カバーは赤ちゃん自身で動けるようになったとき、怪我の防止に繋がったり、シートはオムツが外れるくらいまで特に外出時、車内でしかオムツ替えができない時に重宝しました。
(まりこ75 23歳・2歳息子・愛知県・シングルマザー)

小さな子ども連れの引越しで失敗から学んだ荷造りのコツ

突然の引越しに、荷造りに途方にくれていませんか。小さなお子さんがいらっしゃるママなら、その荷造りの時間を確保するだけでも大変だと思います。

1.細かいものの整理から取り掛かって、荷造りがすすまないを避ける方法

雑誌

処分は大型家具 家電にとどめる

「引き出しや棚のゴチャゴチャしたものも整理してスッキリと新生活を始めたい。」そんな思いから荷物の整理をしながら荷造りを始めるのは、時間のない引越しには危険な挑戦かもしれません。

ベビーベッドやリサイクルの必要なエアコンなどの大型家具・家電はこの引越しで処分するのがいいと思います。ただ、家庭ごみで処分できるものは、引っ越し後に捨てることを考え、まずはどんどん詰めてしまったほうが効率的です。というのも、荷造りは締切りがありますが、荷解きは自分のペースですすめられるので、余裕があります。

例えば、書類関係や雑誌。整理してしまいたくなりますが、そのまま入れます。整理しながら積めるよりも、荷解きの際に整理しながら、棚に直すほう数倍早くスッキリと片付くと思います。またいらなくなった子供服やおもちゃも一旦は積めて、荷解きしながらゴミに出したり、リサイクルショップに売りに行ったりなど、ゆっくりと処分していくほうがいいかもしれません。

2.おもちゃの片付け、荷造りに意外と時間をとられてしまった・・・をなくす方法

キッズルーム

おもちゃは最低限を残して積める

荷造りで忙しいママは、子どもにかまってあげられないと、おもちゃを最後にしまってあげようと思っていませんか?

その親心が裏目にでてしまう場合もあります。おもちゃが散乱する度に一緒にお片づけをしたり、少ないと思っていたおもちゃや絵本でも荷造りに意外と時間がかかったりと、最後にバタバタする原因になる可能性があるからです。

  • 最近、集中して遊んでいるおもちゃ
  • 引越し当日に自分の荷物としてもっていけるようなおもちゃ(お絵描き帳や小型絵本など)
ダンボールひとつにおさまる程度を残してしまってしまいましょう。

せっかくダンボールがたくさんありますから、子供部屋を片付けてダンボールでおうちやトンネルを作ってあげたりするのはどうでしょうか。また、自分の気分転換にもなりますから、荷造りで忙しくても、公園や外に行く時間を作ってあげるといいと思います。その方がお昼寝をしてくれたり、夜もぐっすり寝てくれたりするので荷造りもはかどると思います。

3.「あとで使うかも」で引越し前日・当日に大慌てしない方法

紙コップ

キッチン用品もダンボールひとつに入る分だけを残して、あとの生活はあるもので済ませる

コップやお皿やフライパンなどのキッチン用品は「あとで使うかも」となかなかしまえないものです。

3日前には最小限にしておこう

3日前頃には、小さなダンボールひとつに残った食器と調理器具、キッチン掃除用品がおさまる程度だけを残して、全部ダンボールに詰めてしまうのが賢明だと思います。
ないなら、ないなりに生活できるので不思議です。
紙皿・紙コップ、割り箸なども用意しておいて、前日の夜や当日の朝に代用できるようにしておくといいですね。

4.「どこに何を入れたか、わからない!」を防ぐ方法

場所に忠実に荷造りして、ダンボールには中身を細かく記入

荷解きのときに困るのが、どこに何をいれたかわからなくなることです。
ただし、下手に分類したりせず、今住んでいる部屋にあるまま、忠実に荷造りをすることが荷解きのときに困らない荷造りのコツだと思います。キッチンであれば、「キッチン吊戸棚右から一番目と二番目(お弁当箱・水筒)」「寝室クローゼット右下バック類」など、場所ごとにダンボールに詰め、場所と内容を細かくダンボールに書きます。

例えば、ゴチャゴチャで整理されていない小さな箱が押入れにあったとしても、その中は整理せず箱ごと入れて、「子ども部屋押入れ左(○○・ガチャ箱)」というふうに書いておきます。そうすれば、ダンボールに記されている文字と以前の生活を思い出して、だいたいダンボールに入っているものが予測できます。

携帯で、積める前の押入れなどの写真をとっておくのもいいかもしれませんね。ダンボールは必ずしもパンパンに詰めなくてはいけないというわけではないようです。

少し上が空く程度なら、無理に違った場所の物で埋めるのではく、隙間のあるまま(運搬時に中身に傷がつかないように新聞紙等のクッションをいれる)のほうが荷解きのときに困らないと思います。ですから、小さめのダンボールを少し多めにもらっておいたほうがいいかもしれません。

5.「すぐ使うものがでてこない!!」を防ぐ方法

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引越し先で当日使うものは特にわかりやすく

荷下ろしがすむと、子供たちにご飯を食べさせ、近隣に挨拶し、またご飯を食べさせ、お風呂に入れてと、そこでの生活が始まります。

すぐ必要なものは予めリストアップしておきながら、少し大げさなくらい目立つ印をダンボールにしておきます。その日必要なものは、だいたい引越し直前まで使っていたものです。

例)引越し日当日に使うものリスト

  • 洗面用品(シャンプー・ボディーソープ・・・)
  • こども用品(おむつ・ミルク・おもちゃ・・・)
  • 炊飯器
  • お米
  • 電気ケトルor ポット
  • パジャマ
  • 前日洗えなかった洗濯物
  • タオル・バスタオル
  • 食器棚、シンクの下のシート
  • 挨拶の品

近隣の方への挨拶も当日行けるように、挨拶の品も事前に準備して、当日開けるダンボールに詰めておくといいと思います。また、食器棚やシンクの下、靴箱に敷くシートも買っておくと、荷解きがスムーズにすすめられます。
挨拶の品

まとめ

小さな赤ちゃんを連れての引っ越しは本当に大変です。
引っ越し先までの移動をはじめ、新居へ着いてからもママやパパは大忙し。
荷物をほどいたり、お掃除をしたり、ご近所さんへの挨拶まわりなど大変です。
しかし、赤ちゃんはそんなことお構いなし!

引越しの慌ただしさに赤ちゃんがストレスを感じないように、予め準備できるものは準備しておくといいですね。

日頃のお出掛けと同じように赤ちゃんに必要な荷物は手持ちにし、作業をしやすくするために必要なものを準備しておく。
これで赤ちゃんのお世話に時間をとられることが少なくなり、作業もスムーズに進みます。
もう一度復習をかねて持っていって良かったものをご紹介します。

赤ちゃん連れの引っ越しで持っていて良かったもの

  • 寝かせたり持ち運べたり便利:クーファン
  • 起きている赤ちゃんもご機嫌:バウンサー
  • 赤ちゃんの安全な場所作り:ベビーベッド、ベビーサークル
  • 手荷物にすると良いもの:ミルクやオムツ、着替え一式、タオル、抱っこ紐
  • 衛生や防寒として活躍:毛布、座布団、バスタオル

 
引っ越しのアイディアグッズ

  • 荷物の分別:カラーガムテープ
  • リラックス:普段聞かせている音楽や音楽機器