生後1カ月の赤ちゃんに必要なミルクの目安量とはどのくらいでしょうか?
助産師
赤ちゃんの大きさに合わせミルクの目安量を説明します。
生後1カ月の赤ちゃんに必要なミルク量、パターン別4選
1.ミルクのみ(大きめの子)
大きめに生まれてきた赤ちゃんにどのくらいのミルク量をあげると良いのでしょうか?
体重5.5kgとすると、1日のミルク量は880ml。
1回120~130mlを7回にわけてあげます。
助産師
目安量前後を、赤ちゃんの飲み方にあわせてあげることが大切です。
先輩ママの体験談:大きく産まれてきたので他の子よりもミルク量は多いと思います
生後すぐに50mlを飲ませていて、生後1カ月には70~80mlもあげていました。
これだけ飲ませていてもすぐ欲しがるので、たまに10ml足したりしてあげてました。
次の授乳時間に備えて、哺乳瓶にミルクの粉を入れておいて、キャップをしめて置いておく。
授乳のときになったら、お湯と赤ちゃん用のミネラルウォーターを入れて冷ます時間を短縮する。
うちはこの方法で作っていました。
(そうママ28歳・1歳息子・愛知県在住)
2.ミルクのみ(平均的な子)
1回100~110mlを7回にわけてあげます。
生後1カ月といっても、新生児期の赤ちゃんの場合、出生体重や1日の成長スピードが一人一人違います。
あまり目安量に気をとられることなく、赤ちゃんの成長に応じてミルク量を調整するといいですね。
先輩ママの体験談:目安量より少なく一回110~120mlでした
うちの子が飲んでいたミルクの量は、目安量より少なく一回110~120mlでした。
元々生まれた体重が2186gと小さかったのもありますが、親としてはかなり心配になりました。
飲まないときは100ml飲まないときもあったので…
一回の量が少ないので、2~3時間おきにあげました。
堅く考えずその子のペースで成長させてあげれば問題なし♪
今はご飯をモリモリ食べ元気に育ってます!
ポットのお湯をミルクの温度に設定しておく。
あの当時たまたま付いていた機能を活用しました。
ミルク温度は60℃なので少し水で冷まさないといけないですが、熱湯より遥かに冷めるのが早いです。
(リーリーママ32歳・8歳娘・6歳娘)
3.ミルクのみ(小さめの子)
1回80mlを7回に分けてあげます。
助産師
足りないからといってミルク量をむやみに増やしてしまうことは危険です。
赤ちゃんは満腹かの判断がまだまだはっきりしていません。ミルクの吐き戻しなどを避けるために、ミルクを増やす場合は少量ずつ増やしていくことをおすすめします。
先輩ママの体験談:生後1カ月頃は、50~80mlあげていました
生後1カ月頃は、50~80mlあげていました。
よく飲んでいたので哺乳瓶外すと泣いていました。
足りないような気がして不安でした。
常に水筒や保温性のある物にちょっと熱いくらいのお湯入れ、ペットボトルに水を入れて頭上に置いていました。
お腹が空いて泣いた時に、粉ミルクをお湯で溶かし、あとは温くなるくらいまでお水入れてあげていました。
寝る前には多めに用意していました。
(かおりママ33歳・8歳息子・6歳息子・2歳息子・福岡県在住)
4.混合ミルクの子
母乳とミルクの混合育児をしている場合、母乳量の不足分をミルクで補うことになります。また、母乳をあげられない時にミルクで代用しているという場合もあります。
その時々でミルク量が変わりますし、赤ちゃんの様子をみてミルク量を工夫してみるといいですね。
先輩ママの体験談:母乳との混同で1日2回朝晩1回の量は100mlあげていました
母乳との混同だったので、1日2回朝晩にあげていました。
1回の量は100ml。
毎回あっという間に飲み干していました。
ミルクもたくさん飲んだので母乳だけでは足りなかったかもしれません。
ミルクも合間にはさんで良かったと思います。
赤ちゃんが起きそうな頃を見計らって、あらかじめ煮沸消毒は済ませておけば、あとはミルクを作るだけなので手間がかかりません。
(なあつママ33歳・0歳娘・東京都在住)
先輩ママの体験談:母乳とミルクの混合だったので100mlぐらいあげていました
母乳とミルクの混合だったので、100mlぐらいあげていました。
ミルクは足りているのか、お腹をすかして体重が増えなかったらどうしようと不安でした。
保温ポットにお湯を入れておき、粉タイプではなくキューブタイプのミルクだとすぐにミルクを作ることができます。
(yubaaaba26歳・2歳息子・奈良県在住)
先輩ママの体験談:母乳とミルクの混合で1回90~100mlを1日6回あげていました
1回90~100mlを1日6回あげていました。
一応母乳とミルクの混合栄養でしたが母乳の出が悪く、ほぼミルクに頼っていました。
飲みは良いのに吐き戻しが多く、量の調整にいつも悩んでいましたが、かかりつけ医に相談するとちょうど良く体重が増えているのなら問題ないと言って頂けました。
ミルカーに1回分の粉ミルクを、ポットにはお湯を、冷蔵庫には湯冷ましを常備して、ちょうどいい温度になるお湯と湯冷ましの割合を覚えておいて、すぐ飲めるように作っていました。
非接触型の温度計も適温かどうかの確認に役立ちました。
(のんのママ36歳・1歳娘・東京都在住)
まとめ
助産師
また大きい子だからといって必ずしも多くのミルクを飲むわけでもありませんし、逆に小さくてもたくさんのミルクを欲しがる子もいます。
ミルクの目安量ばかりを気にし過ぎてしまうと、吐き戻しの原因にもなりますので注意したいですね。
大切なのは、赤ちゃんに合ったミルク量をあげるということです。
母子手帳の中に「乳児身体発育曲線」という発育の目安が記載されています。
赤ちゃんの体重が成長グラフのような伸びをしているのなら、ミルク量も丁度良いということになりますね。
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