おもちゃの選び方と設置の3ポイント
おもちゃを買おうと思った時、どんな点に気をつけておもちゃを選んだら良いでしょうか?
今回は、長年保育士・幼稚園教諭を務め、おもちゃコンサルタントとしての資格を持つライターの私が選び方のポイントをお伝えしたいと思います。
ねんね期(0か月~3か月)の赤ちゃんの特徴
おっぱいを飲んで寝るという1日を、日々繰り返しているネンネ期の赤ちゃん。
視力もまだぼんやりした状態ですが、この時期の赤ちゃんは脳も他の機能も急速に発達していく時期です。
自分の心や意思が発達していきます。
このころの赤ちゃんは、積極的に興味のある方向に向こうとしたり、手を動かそうとしたり、探求心が旺盛です。
1.選びたいおもちゃの色
はっきりとした色彩のものを選びましょう。
視力の弱い赤ちゃんにとっては、はっきりとした色彩の方が、知覚しやすくなります。
特に赤のものは注視しやすいようです。
2.安定性
赤ちゃんにあたりそうになっていませんか?
いくら脳にとって良い刺激となるものでも、赤ちゃんを傷つけてしまっては意味がありません。
赤ちゃんの顔の上に落ちてきたりしないように不安定な状態でぶらさげない事です。しっかり取り付けて事故のないようにしましょう。
3.赤ちゃんが見えている位置・角度
0~1か月の赤ちゃんは、顔から30センチ程度、2~3カ月の赤ちゃんは40センチ~50センチの距離でないと見えません。
また眼球も最初は上下の動きのみ、その後左右の動きができるようになります。
その点も考えて、何かおもちゃを動かすなら、赤ちゃんの目線のちょっと下くらいが1番よく見える位置になります。
4.おすすめおもちゃ
手作りでおもちゃを作ってあげたいママにはこんなおもちゃもおすすめですよ!
手作り初心者でも大丈夫!ガラガラを3時間で作ろう!ベビー用品手作りキット
参考:ねんね期の赤ちゃんの喜び方
コミニュケーションを大切にしてあげると、ねんね期の子どももとてもよく笑います
まとめ
私自身も子育てをしていたころ感じたことですが、子どもの成長に応じて興味を示すものは移り変わっていきます。
特に脳細胞が分裂を繰り返し、五感が発達していくねんねの時期は、おもちゃは一般の人が考える「遊ぶ道具」ではなく、脳の発達を促進する重要なアイテムです。
簡単に実践できることから、購入しないといけないアイテムまであります。
値段の割に使用する時期が短いなどの悩みもあると思いますので、代用できるものは代用しつつ賢く、家計にもスマートにお過ごしください。