夜泣きは母子ともに悪影響!夜中のグズグズを改善する3つの方法

執筆:菅ゆみ

夜泣きは健康にも悪影響

一般的に、生後5・6ヵ月から1歳半のお子さんは、夜泣きをしやすいといわれます。
お子さんは夜中、よく寝てくれますか?
夜中何度も起きて、子どももママも寝不足なんてことありませんか?
夜泣きをしていると母子ともに睡眠が浅くなります。
そのため、睡眠不足から免疫力が下がり、健康にも悪影響をおよぼします。
今回は、夜泣き解決する方法をみなさんにご紹介したいと思います。

1. 入浴環境を見直す

赤ちゃんの夜泣きに多いのは、乾燥性湿疹で眠れないケースのようです。
乾燥性湿疹は子どものアトピー性皮膚炎のリスクも高めてしまうので、早く見直してあげたいですね。
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先輩ママの体験

私が試した感想では、アトピー肌専用入浴剤『みんなの肌潤風呂』が一番よかったかなぁと感じています。(山口県・30代前半・1歳女の子)

2. 夜中の授乳を減らしてみる

もうそろそろ卒乳や断乳を考えていらっしゃる方や、
十分な食事を摂っていて惰性や精神の安定のために授乳しているお子さんへの方法です。

“泣けば飲ませる”が習慣になり、泣いているのかもしれません。

あえて夜中の授乳を止めてみませんか?
もちろん最初は、大泣きするでしょう。
でも背中をトントンとたたいたり、ときには抱っこして体を揺すったり、
『お乳ないよ』『また朝に飲もうね』などと語りかけていると夜中に泣かなるケースもあります。
(お子様の性格など個人差がありますが)1週間くらいは大人も辛抱が必要です。
パパには前もって説明し理解・協力をお願いしましょう。
場合によっては、部屋を移ってもらう必要があるかもしれませんから。

執筆者の体験談

ぐずりのタイミング

毎晩、3度グズグズいっていたので、そのつど授乳をしていました。
夜泣きといえば、“なにをやっても泣き止まない”・“激しく泣く”というイメージがありました。
しかし、帰省した際(娘:(当時)1歳3ヵ月)、母に夜中のぐずりが夜泣きであること、夜泣きを続けていると母子ともに眠りが浅くなりしんどいことを教えられました。
1と2を始め、少しずつながら結果がではじめました。
2週間~3週間続けた頃に、次は授乳を減らそうと考え、3を実行しました。
3~4日は大泣きでした。
でも“夜は飲めない”と理解すると背中をトントンと叩くとまた寝てくれるようになりました。
2か月後(娘:(当時)1歳5ヵ月)に入るころには夜中に全く起きなくなりました。

3. 安心感を与える習慣を取り入れる

百会
寝る前に頭をさすり『いい子だね。朝までぐっすり寝てね』などと話しかけてみてはいかがでしょうか?
ベビーマッサージはみなさんもご存じで、毎日しているという方もいらっしゃると思います。
夜泣きに効果のあるツボの一つに百会(ひゃくえ)があります。
百会は頭のてっぺんにあります。

このツボは、自律神経を整え、気持ちを落ち着かせる効果があるようです。

prof03_sugaツボをピンポイントで押す必要はありません。お子さんの頭を撫でてあげるだけで大丈夫です。
さらに『○○ちゃん、大好きだよー』『いっぱいねんねしてね』など、優しく語りかけてみてください。
言葉がわからないお子さんでもママの温もりを感じ、安心して眠ることができると思います。
頭を撫でてもらうと、なんだかほっとするのは大人も同じですね!
また毎晩同じことをすることで、赤ちゃんが『寝る時間なんだ』と理解できるようになるのもポイントです。


まとめ

私がご案内した方法は、夜泣きしている子をすぐに泣き止ませる方法ではありません。
しかし、毎日続けることで“夜泣きしている子を夜泣きしない子へ変える”方法です。
それにはもちろん、規則正しい生活が第一条件です。
朝・晩の区別をきちんとつけ、夕方ごろのお昼寝は入眠に影響するのであえてカットしましょう!
可能なら太陽の光をしっかり浴び、適度に疲れているといいですね。
ある時期がくれば夜泣きは治まるでしょう。
しかしその時期を早められるなら、やっぱり早められる方が嬉しいですね!
3は少しガッツがいりますが、1と2は比較的簡単に始められると思います。
夜泣きで困っているママとお子さんが、安心してぐっすりと眠れる日が早くきますように。