幼児食よりインスタント食品を食べたがります!
お湯で茹でたりレンジでチンするだけの簡単に作れるインスタント食品は、忙しい時や時間のない時などにはとても便利な食品です。
ですがまだ小さい子どもが食べるには添加物が気になって心配です。
インスタント食品ばかり食べたがる子供にはどう対応していけば良いでしょうか。
1.インスタント食品+αの食事を
インスタント食品をやめさせる一番良い方法は、親が子どもの目の前で食べない、出さないことです。
ですが3歳の子どもですと、反抗期も重なっている場合聞きわけもありません。
大人はいいけどあなたはダメなんて、都合のいい言い訳は通用しません。
例えば野菜たっぷりのコンソメスープでしたら、切った野菜とコンソメ顆粒をお鍋に入れて煮るだけで簡単にできます。
忙しい時でも10分あれば用意できますね。
汁物はそれだけで満腹感も違います。
その分、いつも食べているインスタント食品は半分の量に減らせますね。
2.インスタント食品じゃなきゃ嫌!
インスタント食品のパッケージを見てみると分かりますが、驚く程色々な材料から作られています。
味も濃いですよね。
小さいうちに一度濃い味を覚えてしまうと、元の薄味に戻すのはとても大変です。
どうしてもこれじゃなきゃ食べない!と言い出すと困ってしまいます。
そんな時は、インスタント食品をアレンジしてみてください。
例えばインスタントラーメンなどの場合冷蔵庫にある野菜をたっぷり、卵も入れて作ってみてください。
ラーメンと野菜の比率が1:1位になるようにすれば、ラーメン自体も半分の量で済みます。
添付のスープも全て使うと濃くなってしまいますから、少なめに使います。
急に薄味に戻そうとしても一度覚えた濃い味はなかなか忘れることはできませんので、少しずつ薄味にしていくことで、インスタント離れができるようになるといいですね。
3.食材そのものの味を楽しんでみる
インスタント食品には色々な化学調味料が入っています。
そして塩分も多量に含まれています。
インスタント食品を食べていくうちに、子ども自身がこの化学調味料と塩分がないと物足りなくなってしまいます。
そんな子どもには、野菜を使ったおやつを作ってみてください。
皮つきのじゃがいもの皮をむいて、お湯で茹でて、茹であがったほくほくのじゃがいもに少しのバターとお塩を振って、それをおやつにして食べてみてください。
お塩は適度に使えばとても便利な調味料です。
食材そのものの味を引き出して、うま味を感じることができますよね。
インスタント食品でなくても美味しいものがたくさんあることを知れば、少しずつ食べたい熱も引いていくのではないでしょうか。
執筆者の体験談
インスタント食品ってとても便利ですが、朝食を手抜きしているうちに「ママの味噌汁より美味しい」と言うようになったそうです。
子どもの事を本当に考えるなら、たまの手抜きは仕方がないとしても、手間暇かけることは大切なことだなと感じました。
まとめ
離乳食の後にやってくる幼児食になると、急に気が緩んで大人と同じような濃い味付けの食べ物を食べさせてしまうこともあります。
一時的にはいいですが、長い目で見て添加物の多く入ったインスタント食品はできるだけ避けたいですね。
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執筆:梅田万由子