保健師
生後8か月にもなると赤ちゃんはどんどん理解力が発達してきます。なので、朝や夕方になるとママが家事で忙しくなることも理解してきます。忙しくなると遊んでもらえなくなるということまで分かっているんですね。
赤ちゃんにとってママが離れていくことは不安を感じさせる原因になります。なので、離れるのが嫌で泣く赤ちゃんにはおんぶが効果的。おんぶだとママの体温を感じることができるので赤ちゃんは安心することができます。
また、おんぶは抱っこよりも負担が軽く家事もしやすいので、ママにとっても便利な方法です。
おんぶの体験談
たいようママ・9月生まれ・石川県
わたしの解決策としては、この時期からおんぶ紐を使用し始めました。家で家事や手が離せないときはおんぶして動いてました。背中だと落ち着いてくれていたし、抱っこよりもわたし自身も動きやすく楽でした。
赤ちゃんのぐずり・癇癪対策 4. 揺れるもの(車・ジャンパルー)
保健師
赤ちゃんは安心すると眠りに入りやすくなります。また、大人と同じく車や電車などの振動も効果的。なので、寝ぐずりをする赤ちゃんをドライブに連れ出して寝せるママも多いですよね。
中にはジャンパルーに座って自分で揺られながら寝る赤ちゃんも。赤ちゃんにとって揺れは最適です。赤ちゃんの寝ぐずりによる癇癪で悩むママは、車やジャンパルーなどの揺れるものを利用してみてください。
揺れるもの(車・ジャンパルー)の体験談
ゆいママ・9月生まれ・福島県
赤ちゃんのぐずり・癇癪対策 5. パパの協力
保健師
しかし生後8~10か月の赤ちゃんの中には、ママしかダメ!という赤ちゃんもまだ多くいます。そういう赤ちゃんはパパに預けられると泣いてしまう場合も。どうしてもダメな場合はパパに家事をしてもらい、ママが赤ちゃんと過ごすなど、臨機応変に対応してみてください。
パパの協力の体験談
ちろママ・8月、6月生まれ・神奈川県
赤ちゃんのぐずり・癇癪対策 まとめ
保健師
手をつけられないほどの癇癪を起こす赤ちゃんも多く、ついイライラしてしまうときって誰にでもありますよね。しかし、怒ったりすることは逆効果でさらに状況を悪化させてしまいます。
まずは赤ちゃんの気持ちに寄り添ってあげてください。抱きしめるなど簡単なことで大丈夫です。一度赤ちゃんの気持ちを落ち着かせてから、あやしたり遊んだりしてみましょう。
ひどいぐずりや癇癪は1~2歳を目処になくなることがほとんどです。これは赤ちゃんが喋れるようになって自分の気持ちを伝えられるようになるころですよね。それまでは泣くことでしか自分の意思を表現できません。なので、今の赤ちゃんにできる精一杯の自己主張だと思って、なるべく温かく見守ってあげてください。