生後8か月9か月のぐずりがひどい!50人が実践した笑顔になる5つの方法

保健師

ママを疲れさせてしまうこともある赤ちゃんの「ぐずり」。中には感情を爆発させるかのように癇癪を起こす赤ちゃんも。こんなとき、どう対処していいのか分からず一緒に泣きたくなった経験のあるママも多いですよね。

同じように赤ちゃんのぐずりや癇癪に悩んだことのあるママたちはどう対処していたのでしょうか。ここでは50人のママが赤ちゃんを笑顔にするために実践した方法をご紹介いたします。

生後8・9・10か月にぐずり・癇癪が増えた原因と成長

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赤ちゃんのぐずりや癇癪は、赤ちゃんがさまざまな感情を覚えたという成長の証です。しかし、さまざまな感情を覚えたものの、まだまだ自分で上手に感情のコントロールができません。そのため、ぐずったり癇癪を起こすことで感情を表現しているんですね。

また、自我が芽生え自分の意思もハッキリしてくるころですが、まだ喋ることができないのでそれを口で伝えることができません。なので、ぐずったり癇癪を起こして自分の意思を伝えようとします。

ぐずられたり癇癪を起こされると、ママは大変ですよね。ついイライラしてしまうママも少なくありません。しかし、赤ちゃんがぐずったり癇癪を起こすときは、何かを伝えたい場合が多いです。怒ったりせず、まずは赤ちゃんの気持ちに寄り添ったり落ち着かせるようにしてみてください。

赤ちゃんのぐずり・癇癪対策 1. 遊びや歌

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赤ちゃんはまだ自分の気持ちをママに伝えることができません。そのため、なぜぐずったり癇癪を起こしているのか分からないママも多いですよね。どう対処していいのか分からないときに一番おすすめなのが、ママがしっかり赤ちゃんと触れ合うことです。

赤ちゃんはママが大好きなので、ママと触れ合うことも大好きです。赤ちゃんが好きな歌を歌ってあげたり一緒に遊んであげたりするだけで落ち着く赤ちゃんも多いので、ぐずったり癇癪を起こしたときは、まず歌や遊びなどを利用して赤ちゃんとゆっくり触れ合うようにしてみてください。

遊びや歌の体験談

こりん・1月生まれ・兵庫県

寝返りの練習をしだすと、うつ伏せが嫌いなようでグズグズいっていました。そういうときは、そのうちできるようになるので、ほかのことをして関わりを持つようにしました。
膝に乗せて手遊び歌など、子どもの好奇心ややりたいと思うことから広がっていけばいいなと思って接していました。8か月ごろには寝返りも楽しんでいました。

アーママ・12月生まれ・京都府

ぐずりがとにかくはげしかった。少しでも気に入らないことがあると、なだめてもダメなときが多々ありました。ある日NHKのドラマで星野源さんの歌声を聴いたら泣き止むことに気付きました。星野源さんの声をなぜか気に入っており、録画したりYouTubeの動画から歌声を流しています。娘はニコニコしてたのしそうです。

赤ちゃんのぐずり・癇癪対策 2. 気分転換

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赤ちゃんのぐずりや癇癪は、1度スイッチが入ってしまうとなかなか手がつけられません。どんなにあやしてもダメ、何をしてもダメ、となる赤ちゃんが多いので、お手上げ状態になるママも。

何をしてもダメな場合は、赤ちゃんを一人にさせてみたり、外に出て違う空気を吸わせるなど、簡単な気分転換をさせてみましょう。環境が変わることで赤ちゃんの気分も変わり、ふと泣きやむことも。時間があれば、お散歩などもいいですね。

もし赤ちゃんを一人にする場合は注意が必要です。部屋を出ていくママも多いですが、できれば部屋の中に隠れるなどして、赤ちゃんが見える場所から見守るようにしてください。

気分転換の体験談

ポチ・11月生まれ・神奈川県

生後9か月くらいになると、だんだんと自己主張が強くなってきて、ご飯の途中でぐずったり、お風呂で頭を洗うのを嫌がったりするようになりました。
ヨーグルトが好きなのと便秘予防で毎食あげていたので、ぐずったときにヨーグルトをあげると、しばらく止まったりしました。でもあまりにもひどく泣きわめいて、おもちゃを渡しても何をしてもダメなときは、私もストレスが溜まるので、もう知らないといい、離れます。すると、最初はもっと泣くのですが、途中であれ??ってなって、泣き止みました。
あとは、テレビでやっている「いないいないばあっ!」を見せるとグズらなくなります。お風呂で頭を洗うのも、好きな歌を歌ってあげたら、大丈夫になりました。

ラッキーラッキー2児の母・11月、12月生まれ・東京都

上の子のときは日中公園に行っただけでも、楽しすぎて興奮しすぎて夜泣きがひどかったです。下の子のときは、上の子のペースでよく出かけるので、それで興奮はなかったのですが、嫌なものは嫌!という癇癪がひどかったです。
また、断乳のときの泣き方といったら…本当にひどいんですよね。
泣きかたの状態にもよりますが、親の感覚で「これぐらいなら平気」という泣きかたでしたら、30分ぐらい放っておいて、泣きつかれて寝るのを待つこともできます。ほかのことに興味がいくような働きがけをすると、ピタッと納まることもあります。親が近くにいると、甘えてアピール泣きもあるので、私の場合はいっそのこと部屋を出てしまうときもあります。
でも、1番怖いのは、あまりにも異常なほど泣き続けているとき。10分ぐらいで泣き止むよう、抱っこやおんぶに切り替えて、起こします。脳内の低酸素状態が続くと、そのまま死亡事故にもつながるため、気をつけてください。

赤ちゃんのぐずり・癇癪対策 3. おんぶ

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