すぐに泣く子のぐずり泣きを改善したい!
2歳のイヤイヤ期がはじまってくると、自分の要求を通したいという気持ちがとても強くなってきますよね。
要求を通すために2歳児が使う常套手段は、「泣きわめく」です。
2歳ともなると声も大きくなります。
そのため、ママも周囲の目が気になって、仕方なく要求をのんでしまうことありますよね。
いつも答えているとどんどんワガママになってしまう気がして、困っている方も多いと思います。
ちょっとしたことでもすぐに泣いて、ワガママを通そうとする子を笑顔にする方法3つを紹介します。
1.ワガママを言う前に選択肢を与える
イヤイヤ期の子は本当にちょっとしたことでも、泣き出したり、「イヤだ!」などと主張したりしますよね。
少しでもそんなそぶりを見せたら、まったく違う選択肢を子どもに与えて、気をそらす作戦を試してみませんか?
例えば、スーパーなどで子どもの目がお菓子コーナーの方へ向いていたら黄色信号ですよね。
そんなときはすかさず、「オクラとニンジンどっち買う?どっちがおいしそうかな?」など、まったく別の質問をしてみてください。
そして、子どもが答えた方を買って、夕飯に出しましょう。
子どもがオクラを選んだなら「選んでくれたオクラだね。」と。
その日は、折に触れて話題に出せば、子どもは自分の意見が尊重してもらえたと感じます。
生活の中に子どもの意見や考えが、反映されていると感じられるようにしてあげたいですね。
2.泣いたとたんに要求に応えるのはやめて!
いつでも応えられる要求ならいつ応えても構いません。
しかし、そうでない場合、譲れない部分は、子どもがわめこうが泣こうが一歩も引かないでください。
泣いたからといって子どもの要求通りに応えるのは、考え物です。
子どももワガママを通せないことと、甘えさせてもらえることの区別がだんだんついていきます。
区別がついてくると、絶対にダメなことに対して、泣いて我を通そうとはしなくなっていきますよ。
要求を通すことで、自分の価値を確かめるのではなく、他のことで確かめられるようにしたいですね。
ぐずっていない時に、いつでも甘えられることを感じさせてあげませんか?
そうすると、泣く回数も少なくなってくるのではないでしょうか。
3.泣いたら、一緒に泣きましょう
子どもが泣き出したら、「ママも悲しくなっちゃった。えーん、えーん!」と一緒に泣いてみてください。
子どもだってママの悲しい顔は、見たくないですよね。
少し心配そうにママの顔を覗き込んでくれると思います。
その時は、「いっしょにニコニコしよう!」と、笑顔で誘ってみましょう。
一緒に笑顔になってくれるはずです。
まとめ
子どもが些細なことで大泣きしてみせるのは、自分が受け入れられているかを確かめるという目的も含まれています。
そのため、泣いたときに、自分のごきげんをとってもらえれば満足するのです。
例えば、泣き始めたあとに、「ティッシュとって」「だっこして」などという子も多いと思います。
これは、親が「自分のケアをしてくれるかどうか」を確認しているのです。
顔を拭いて、抱きしめてあげてください。
いつでも甘えさせてくれて、どんな自分も受け入れてくれる存在は、子どもの健やかな成長にとって欠かせない存在です。
大泣きされてゲンナリすることもありますが、いつでも笑顔で迎えてほしいという子供の願いも心に留めておきたいですね。
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執筆:船越彩