子どもが気持ちよく起きられるコツとは?
幼稚園・保育園に出かけるまでの時間、お子さんはどのように過ごしていますか?
朝は機嫌良くさっと目覚めて、ご飯はもりもり食べる。
そして身支度は手早く済ませてくれるのが理想ですね。
でも、実際はなかなか起きてくれないことが多いですよね。
出かける時間は決まっていますから、どうしてもママはイライラしがちです。
子どももママも楽しく1日を始められる「気持ちよく起こすコツ」は何でしょうか?
それが分かれば、毎日のストレスもだいぶ減ります。
先輩ママの体験談と合わせて、9つのコツをご紹介します。
1.カーテンを開けて部屋を明るくするなど、朝の雰囲気作り
「起きなさい」と言う前に、朝の雰囲気作りをすることをおすすめします。
カーテンを開けて、朝の太陽の光を部屋に入れましょう。
それだけで、起きる時間だと伝わります。
食事の準備の音が聞こえ、おいしそうな匂いがしたら、寝ていられないかもしれませんね。
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先輩ママの体験談: 起きる時間の30分前にカーテンを開け、生活音を聞かせ、声かけ
起こす時間:出かける1時間30分前(7時)
8時半に出かけますが、毎朝7時起床。
なかなか起きないので、6時半くらいからカーテンを開けて生活音を聞かせ、声かけをしています。
(まやとる39歳・9歳息子・4歳息子・千葉県在住)
2.触って目覚めさせてから、声かけをする
触って少しずつ目覚めさせることも効果的なようです。
「起きなさい」の命令口調で1日が始まるのは、確かに楽しくなさそうですね。
布団にもぐっている子どもを「もぐらさん」に見立て、「もぐらさん、朝ですよ~」
そんな呼びかけや歌で、起きる時間を知らせるのも楽しいですよ。
先輩ママの体験談: 触って目覚めさせてから声かけ
起こす時間:出かける1時間30分前(7時10分)
7時10分に起こしています。(8時40分迎えのバス)
うちの娘は寝起きが悪いので、まず添い寝してゆすったり、触ったりして目を覚まさせます。
伸びをして、ごそごそしているのを待ってから、起きる時間だよ~と声をかけると機嫌よく起きてくれます。
いきなり起こすと、怒り出したり泣き出したりして大変なことになります。
少し時間がかかりますが、いきなり起こすよりは結果的に早く起こせます。
(くろまめママ41歳・9歳息子・4歳娘)
3.夜は早く寝かせる(9時には就寝)
この頃の子どもは、約10時間の睡眠時間が必要です。
夜9時までに寝れば、7時には気持ちよく起きられるでしょう。
9時までに寝かすためには、
- 子どもがテレビを見る時間を早めに切り上げる。
- 大人も夜のテレビは見ない。
- 昼寝をさせない。
などが効果的ですよ。
先輩ママの体験談: 昼寝をさせず夜は早く寝る
起こす時間:7時30分
寝るのが遅くなると朝起きる時にぐずるので、昼寝をなるべくさせず、夜早く寝るようにしています。
(たくママ31歳・8歳娘・4歳息子・東京都在住)
先輩ママの体験談:大人も夜のテレビは見ない・睡眠時間は10時間
起こす時間よりも寝る時間が大切です。
睡眠時間は10時間くらいでしょうか。
親がテレビを見たいなんていって起きていると子どもも起きていますね。
そうなると、子どもは朝起きられないでしょうね。
(mane.・15歳子ども・福島県在住)
4.時間に余裕を持たせ、早めに起こす
時間に余裕があるとママもイライラせずに済みそうですね。
ママに余裕があると子どもも気持ちよく起きられるのではないでしょうか。
出かける1時間30分前に起こした、というママが多かったです。
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先輩ママの体験談: 動作がゆっくりの子どもなので、早めに起こす
起こす時間:家をでる1時間半前
うちの子はわりとすっきり起きてくれるのですが、園服を着るのもご飯を食べるのもすごくゆっくりです。
時間が余るくらいの時間に起こします。
(なっちゃん27歳・4歳息子・埼玉県在住)
5.子どもの気を引く目覚まし時計を用意する
目覚まし時計をかけることも効果的です。
大きな音の目覚まし時計、しゃべる目覚まし時計など、いろいろなタイプがあります。
子どもと一緒に起きられそうな目覚まし時計を選んでみてはいかがでしょうか。
先輩ママの体験談: 大音量の目覚まし時計と、部屋を明るくすること
起こす時間:7時
目が覚めるように、目覚まし時計を大音量でかけています。
カーテンを開けて、部屋を明るくしています。
(かなちゃん32歳・5歳娘・岡山県在住)
6.朝ごはんに好きなものを作ってあげる
朝ごはんに子どもの好きなものを作ってあげることもおすすめです。
大人でも自分の好きな匂いがただよってきたら、気持ちよく目覚められますね。
自分ならどんなふうに起こして欲しいかを想像してみることも役に立ちそうです。
先輩ママの体験談:起こす時間は7時・夜は9時に眠らせる
7時に起こします。
早く起きるために9時ぐらいには寝かすようにしています。
あとは、朝ごはんに好きなものを作ってあげると喜んで起きて食べています。
(りりー26歳・4歳娘・2歳娘・大阪府在住)
7.ラジオをつける
朝は今朝の天気や交通情報も知りたいので、テレビをつけるご家庭が多いと思います。
でも、子どもがテレビにくぎ付けになってしまっては困ります。
そんな時は、ラジオをおすすめします。
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先輩ママの体験談:テレビは準備の手が止まるので、朝はラジオをつける
起こす時間:出かける1時間前
朝は出掛ける一時間前には起きて、まず最低限の身支度を調えさせてから朝食を食べさせます。
テレビを見ると準備をする手が止まるので、朝はラジオにしています。
(130母37歳・東京都在住)
8.テレビをつける
テレビは音と光の刺激があるので、目が覚めるかもしれませんね。
でも、先ほど書いたようにテレビに見とれて子どもが我を忘れることがあります。
情報に対して受け身になっていると、出かけた先でもぼーっとするかもしれません。
テレビは視覚と聴覚を独占するので、家族の会話が減るデメリットもあります。
朝のテレビのつけっぱなしは、おすすめできません。
先輩ママの体験談: 朝のNHKテレビを見せる
起こす時間:7時
朝は7時に必ず起こすようにしています。
将来のことを考えても朝はしっかり起こしたほうが良いかなと思います。
すっきり目覚めさせるためには、朝のNHKのチャンネルを見させるようにしています。
(廉くんママ32歳・5歳息子・東京都在住)
先輩ママの体験談: トイレに連れて行き、寝起きが悪いときはテレビをつける
起こす時間:登園1時間前
起きたらすぐにトイレへ連れて行き、寝起きが悪くて愚図る時はテレビをつけます。
しばらくすると、大体目が覚めます。
(ゆうなあっくんあーちゃんママ39歳・8歳娘・4歳息子・1歳娘・京都在住)
まとめ
朝に気持ちよく目覚めるには、夜から生活リズムを整えると良さそうですね。
昼寝をやめるところから始める手もあります。
生活リズムを整えると目覚めが良いだけでなく、子どもが意欲的になるそうですよ。
仕事で忙しいママも子どもが早寝早起きしてくれると、余裕ができて助かりますよね。
ぜひ、できることからお試しください。
きっと、気持ちよく過ごせるようになりますよ。