牛乳が苦手な3歳児に牛乳を飲ませる方法
牛乳が苦手で飲めないという3歳くらいの子どもはたくさんいますね。
でも、保育園や幼稚園で出された牛乳が飲めなくて困るという子どもも同時に多いようです。
そんな子どもに、牛乳嫌いを克服する方法はあるのでしょうか。
1.牛乳料理を作ってみませんか?
牛乳が苦手な子どもは、一番の理由に味があります。
この味が牛乳からかけ離れていて、色も白ではないなら牛乳とは気付かず飲んでしまうかも知れません。
一番お勧めのレシピはポタージュです。
小さい子どもにお勧めはかぼちゃを使ったポタージュスープがお勧めです。
ポタージュスープ
4人前の材料(玉ねぎ1/2個、カボチャ1/4個、コンソメ1個、水400ml、牛乳200ml)
- 刻んだ玉ねぎを炒める
- 皮をむいて大き目に切ったカボチャをラップで包み、レンジに5分ほどかける
- 玉ねぎとカボチャ、コンソメを適量のお湯で煮込む
- 弱火で10分ほど煮込み、カボチャが柔らかくなったら全てをミキサーにかける
- 飲みやすい濃さに牛乳で伸ばして、塩ひとつまみを入れてでき上がり
ポタージュの仕上げに牛乳を入れますが、玉ねぎとかぼちゃの甘みが強いので子どもも牛乳が入っていると気付かず飲んでしまうはずです。
主食になるレシピでは、グラタンやチーズリゾットもお勧めです。
2.ミキサーでジュースを作ってみませんか?
ミキサーに材料を入れて作れる簡単なジュースをつくってみませんか。
子どもの好きな果物や野菜を刻んで、牛乳と一緒にミキサーにかけます。
でき上がりに甘みが足りないと感じる時は、はちみつを入れると優しい甘さになって飲みやすいですね。
(※弟や妹に1歳未満の子がいる場合は、はちみつ入りジュースを与えないよう注意してください。)
牛乳の味が苦手な子にはいちご多めで作るジュースをお勧めします。
コップ一杯分のジュースを作るのには、牛乳100mlとイチゴ3粒くらいが適量です。
また、ミキサーが自宅にない場合は牛乳と混ぜて作る飲料がありますから利用してみてください。
粉末のココアも美味しいですし、子どもでも飲めるタイプの青汁なら牛乳で割ると抹茶風味になって飲みやすくなります。
3.牛乳でお菓子作りをしてみてください
少し牛乳に慣れてきたら、次はお菓子作りです。
一番手軽に作れる牛乳で作るお菓子と言えば、ホットケーキやプリンですね。
牛乳を使って作りますので、一緒に作ってみてください。
「今日は牛乳でお菓子を作ろうね!」と言って、牛乳もパッケージを見せて作ります。
卵を割ったり、粉を混ぜたり、型に流し込んだり、3歳のお子さんならお手伝いできることも多いかと思います。
一緒にお菓子作りをするのは、ほとんどの子が大好きなはずです。
執筆者の体験談
その後は、牛乳をおやつの時間に飲んでいますが、他の飲み物の美味しさを知ってしまうとあまり飲まなくなってしまいます。
そんな時は牛乳で色々なジュースやスープを作って楽しんでいました。
まとめ
牛乳以外にも乳製品ならチーズなど子どもの食べやすいものはあります。
どうしても牛乳がダメでしたら、代わりとなる食品を与えるところから始めてみてください。
飲めなかった牛乳を飲めるようになった!という達成感は、子どもにとっても良い経験のひとつになりますね。
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執筆:梅田万由子