助産師
熱がある様子だけれど、いつも通り機嫌も良く元気な時、すぐに病院を受診をするか迷ってしまいますね。
特に感染症が流行している時期は、病院に連れて行くと新しい病気をもらってきてしまいそう。大学病院の小児科に看護師として勤めていた私が、受診の決め手を参考を交えてアドバイスしたいと思います。
特に感染症が流行している時期は、病院に連れて行くと新しい病気をもらってきてしまいそう。大学病院の小児科に看護師として勤めていた私が、受診の決め手を参考を交えてアドバイスしたいと思います。
発熱した時の受診のタイミングが知りたい!知っておきたい!受診したい4つの目安
感染症が流行っている季節に、なるべくなら受診したくない!と思っている場合もありますね。
こんな時、知っておくと役立つ「受診の目安」があります。
受診の目安その1:機嫌が悪く、泣いたり食欲がない
助産師
赤ちゃんが発熱した時、一番の観察ポイントは、「赤ちゃんがご機嫌かどうか」です。
よく笑い、普段通りおっぱいやミルクを飲んだり、離乳食を食べられていれば、急いで受診をする必要はありません。
よく笑い、普段通りおっぱいやミルクを飲んだり、離乳食を食べられていれば、急いで受診をする必要はありません。
熱がさほど高くなくても「いつもと何か違う」と思ったら、まず受診をした方がよいでしょう。
子供が発熱した時扇風機とエアコンは?体温調節の見極め方を保健師が教えます!
受診の目安その2:熱の高さが38.5℃以上ある
助産師
例え機嫌が良くても、熱の高さが「高熱」の域に入ったら、受診した方が良いでしょう。
熱は、多くの場合日中よりも夜中の方が高くなります。
熱は、多くの場合日中よりも夜中の方が高くなります。
そのため、解熱剤を処方してもらう方が、夕方~夜にかけて安心して過ごすことができます。
受診の目安その3:熱以外の症状がある
助産師
熱以外に、こんな症状があれば受診をします。
- 嘔吐
- 下痢
- 黄緑色の鼻水
- 耳だれ
- 機嫌が悪い・よく眠れない
- あまり水分を摂らない
- 咳やゼロゼロとした呼吸音
助産師
ただし、自分の痛い場所などを伝えられない年齢のうちは、熱を出した時点でかかるようにしています。
次のページへ
1 2