赤ちゃんが産まれ、初めて母子そろって外出するのが「1ヶ月健診」ですね。産んで間もない健診なのであわただしいでしょう。健診で知らなくて失敗したということがないように、
みなさんの健診に立ち会う保健師の立場から健診の内容や持ち物・服装をご紹介します。
現役保健師が教える一ヶ月検診の持ち物・服装・内容
特に最初のお子さんの場合は、
- 何を用意すればいいのか
- 何を着せればいいのか
ドキドキそわそわしてしまうと思います。
助産師
ママたちからよく受ける質問をもとに、気になる内容について詳しく解説します!
生後1か月健診・産後1ヶ月健診はどこで受ければいいの?
健診にかかる時間は病院によって違いますが、赤ちゃんの健診だけならば大体30分程度で終わります。
しかし、実際は待ち時間やママの1ヶ月健診も一緒にあることが多いのを忘れずに。
生後1ヶ月健診と産後1ヶ月健診に1~2時間程かかることもあります。
助産師
この間に、赤ちゃんはお腹が空いたり、おしっこ・うんちをする可能性も十分あります。
そこで、ミルクやおっぱい、おむつの替えの準備が必要です。
持っていきたいもの一覧(新生児が一ヶ月検診を受ける場合も含む)
◎・・・絶対に必要なグッズ
△・・・なくても大丈夫、あれば尚良いグッズ
健診の持ち物:おむつ替えグッズ
◎オムツ(3~4枚)
◎おしりふき
◎汚れたオムツを入れるビニール袋
△オムツ替えマット
健診の持ち物:授乳グッズ
◎ガーゼ(1~2枚)
◎哺乳瓶(混合・完ミのママ)
◎粉ミルク(混合・完ミのママ)
△お湯(混合・完ミのママ)※病院に用意してある場合もあります
保健師
そんな方はこちらの授乳ケープのページがおすすめです。
授乳ケープはどれがいいの?母乳育児中の先輩ママ60人にききました
健診の持ち物:赤ちゃんのお着替えグッズ
◎肌着・カバーオールなどを1組
◎薄手のおくるみ1枚
助産師
健診の持ち物:健診グッズ
◎バスタオル1枚(※病院から指示されていることが多いです。)
◎母子手帳・赤ちゃんの診察券
◎ママの保険証と診察券
◎乳児医療証・赤ちゃんの健康保険証
◎ママが聞きたいことをまとめたメモ
◎筆記用具
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産後1か月健診もある場合のママの服装は?
産後初めての外出ですね。
多くのママがうっかりしてしまうのがママの外出着です。
こんな授乳ワンピースがおすすめ
助産師
最近はおしゃれなものもたくさんでているので、1枚は持っていると重宝しますよ。授乳もサッとでき、ママの内診でも衣類の着脱がスムーズです。
赤ちゃんの服装・冬は厚着に注意!
生後1ヶ月の外出着の目安
春・秋・・・短肌着or長肌着+カバーオール
夏・・・短肌着+薄手のカバーオール
冬・・・短肌着or長肌着+カバーオール+ベストやおくるみ
- 真夏(7月中旬から9月上旬)で注意したいこと
- 真冬(12月~2月)で注意したいこと
真夏は室内で肌着1枚の赤ちゃんも多いと思います。
往復のタクシーや電車内は涼しいことも多いため、短肌着+半袖で薄い生地のカバーオールが良いと思います。
逆に真冬は、車内や病院が暖かいため、着せすぎには注意が必要です。
冬の病院内は、入院中の患者さんがパジャマ姿でちょうど良いように、室内の温度が高くなっています。
赤ちゃんは肌着+カバーオール+ベストなどにしておくのがおすすめ。
外気や病院外での体温調節には、おくるみやベストの着脱で調節してあげると便利です。
まとめ
産後初の一大イベントですね。1ヶ月健診では、赤ちゃんが3~4時間快適に過ごす準備が必要です。
ママバッグや授乳グッズは出産前に準備していてる方もいるでしょう。
でも、ママが受診しやすい服や、携帯用おしり拭き・オムツポーチなどは準備し忘れている方も多いんですよね
最低でも1週間前には足りないものをリストアップしてください。
足りなければ健診直前でバタバタしないように、ネットショッピングや家族に買い物を頼んで用意してくださいね。
助産師