乳児の息子がノロウイルスに!感染予防対策と医師から言われた自宅で用意すべきものまとめ

乳児の息子がノロウィルスにかかりました。
わがやでは息子の感染を皮切りに、次々と家族全員が感染する事態になりました。

あなたは、家族への感染予防対策を行っていますか?
ウイルス性腸炎(ロタウイルス・ノロウイルス)は感染力がとても強いですよね。

家族がウイルス性腸炎にかかってしまったとき、全員がかかってしまうという最悪な状況を避けるためにはどうしたらよいか…。
医師から注意されたことなどを中心に、ロタ・ノロウイルス対策についてまとめました。

なかなか死なないノロウイルス・ロタウイルスとどう戦う?

1.床などウイルスが付いた可能性のある場所を消毒

ノロウイルスは乾燥すると空中に漂いやすい性質があるようなので、ウイルスが空気とともに家族の口に入って、感染することがあります。
感染した子どもの汚物(便や嘔吐物)が乾燥しないうちに、早く処理してください。

消毒薬の作り方
また、床等に残らないように片づける手順は、下の通りです。
処理後はウイルスが屋外に出て行くよう空気の流れに注意しながら十分に喚気をしてください。

ノロウイルスがついたものを消毒する手順

  1. 使い捨てのガウン(エプロン)、マスクと手袋を着けます。
  2. ウイルスが飛び散らないように、便や吐物を静かにペーパータオル(新聞紙)などでおおって、静かに拭き取ってください。
  3. 家庭用塩素系漂白剤や哺乳瓶の消毒剤など(※注1)で浸すようにふきます。
  4. 最後に、水拭きします。捨てられるペーパーなどで水拭きすることをオススメします。
注1※成分が次亜塩素酸ナトリウムのもの・塩素濃度約200ppm
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2.正しく手を洗っていますか?

子どもの下痢や吐いた後の汚物を片づけた後は、すぐに手を洗いましょう!
これはとっても重要です。乾くと空気と混ざって体内に侵入しやすくなります。

食品にウイルスがつく可能性があるので、台所の流し台は使わないでくださいね。
残念ですが、ロタ・ノロウイルスともにアルコール消毒・逆性石鹸はあまり効果がありません。
また、殺菌・消毒用の薬用石けんも含めて、十分な消毒効果はありません。

ウイルスに感染しないためには一番重要なポイントは、
いかにきちんと洗い流せるかになります。

手洗いをする際は、指輪や時計をはずし、石鹸で30秒以上もみあらいするとよいです

3.おむつも適切な処理が必要です

ママは感染しないように、使い捨てゴム手袋を使ってくださいね。
手早くおむつをまるめ、速やかに便を包み込みんでください。
そして、ビニール袋へ入れてきちんと口を縛ります。
※おむつ、おしりふき、床の消毒などで拭き取りに使用したペーパータオルなどはポリ袋に密封して処理します。
(ごみを捨てる際は、ポリ袋にそれらのごみが充分に浸る量の家庭用塩素系漂白剤など(次亜塩素酸ナトリウム・塩素濃度約1000ppm)を入れると二次感染拡大予防となります。)

4.便や吐物で汚れた衣服、リネン類を消毒しましょう!

汚物中のウイルスが飛び散らないように処理した後、洗剤を入れた水の中で静かにもみ洗いしてください。
その時にしぶきを吸い込まないよう注意してくださいね。
処理の方法は次の2つです。

  • 家庭用塩素系漂白剤など(次亜塩素酸ナトリウム)※「使用上の注意」をよく読んでお使いください。
  • 85℃で1分以上の熱処理

下洗いしたリネン類を消毒する際は、85℃・1分間以上の熱水を使った洗濯が良いようです。
あるいは、家庭用塩素系漂白剤や哺乳瓶の消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム)でつけおき消毒します。

消毒後は、ほかの衣類と分けて洗濯します。
十分にすすいで、高温の乾燥機などを使用すると殺菌効果は高まります。

5.その他布類を消毒しましょう!

布団などすぐに洗濯できない場合は、スチームアイロンや布団乾燥機を使うと効果的です。
絨毯など、家庭用塩素系漂白剤など(次亜塩素酸ナトリウム)による消毒が難しい場所には、スチームアイロンを使うと良いようです。
この場合も、85℃の蒸気や熱が1分以上あたるようにしてください。

6.汚れ物の処理をした場所を消毒しましょう!

  • 布などの下洗いをした場所
  • 食器などの下洗いや嘔吐後にうがいをした場所
  • 手を洗った後の洗面台

家庭用塩素系漂白剤など(次亜塩素酸ナトリウム・塩素濃度約200ppm)で消毒して、洗剤※を使って掃除します。
※家庭用塩素系漂白剤などの次亜塩素酸ナトリウムは、酸性タイプのクリーナーや酢を混ぜるとガスが発生します。
使用上の注意をよく読んで気を付けてくださいね。

7.汚れた手で触った可能性のあるもの(ドアノブ、日用品など)を消毒しましょう!

家庭用塩素系漂白剤など(次亜塩素酸ナトリウム・塩素濃度約200ppm)で拭いた後、薬剤を十分に拭き取ります。
※次亜塩素酸ナトリウムは金属腐食性があります。
消毒後の薬剤の拭き取りを十分にしてください。

ウイルス性腸炎! 備えあれば憂いなし7つの必須アイテムまとめ

用意したいもの

1. 家庭用塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)

キッチンハイター―
子どもが生まれた時に、洗剤を手肌に優しそうなものに変えたという方は要チェックです。
おそらく酸素系の漂白剤の可能性が高いからです。
家庭用塩素系漂白剤(わが家ではハイターを使用)がないと、ウイルス性腸炎の場合はすぐに対応できません!
用途によって希釈率が違うので、余裕のある時に希釈率についても調べておくとさらに安心です。(ハイターの希釈率は連載4ノロ・ロタに感染した!次亜塩素酸ナトリウムを薄めて消毒液を作る方法で掲載しています。)

2. 使い捨てゴム手袋/ビニール袋

手袋
使い捨てゴム手袋は、なければビニール袋で代用できます。
でも、おしりを拭くときや感染した人の使用した食器や寝具など布製品を洗うときはあった方が便利です。

3. 使い古しのバスタオル、タオル

感染した人の汚物は最もウイルスの感染経路
子どもが吐くのは突然なので、とにかく洗濯が大変です。
連載2【ウイルス性腸炎になった!】知らないと危ない!家族内感染でも、洗濯方法はご紹介しました。
でも、シーツや布団など、手順通りに洗濯していたら時間がかかるし、疲れるし…きりがないですよね。
寝るときは古いバスタオルを敷いておいて、汚れたらそのままビニール袋に入れて捨てると楽ですよ。

4. 経口補水液

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経口補水液というのは、塩分、糖分、水分を腸から吸収しやすいように作ってあります。
最近は年中薬局でみかけますね。(注意:スーパーやコンビニには売っていません)
風邪や胃腸炎の嘔吐・下痢の時や熱中症対策にも使えるので、うちではいつも数本用意しています。
吐いて失う胃液や、下痢で失う腸液の中には、水分のほかに塩分(ナトリウムやカリウムなど)が含まれています。
ですから、ずっと水だけを飲むと塩分が不足して、脱水状態になるのでよくなりません。
経口補水液の味は癖があるので、受け付けない子には、乳幼児用イオン飲料でも大丈夫です。
ただし、乳幼児用イオン飲料は糖分が多いので虫歯に注意してください。
美味しいので飲みすぎてしまわないように、飲ませ方にも注意が必要です。

5. りんご

果汁は吐き気を催すのでよくないといわれますが、リンゴ果汁だけは整腸作用があるのでおすすめだそうです。
ウイルス性腸炎で病院に行くと整腸剤をもらうくらいで、ウイルスに効く薬はありません。
嘔吐が収まったら重湯から少しずつ与える、というのはよく聞きますよね。
子どもがウイルス性腸炎にかかった時、お医者さんに教えてもらったのは
水分→リンゴ果汁→重湯→リンゴすりおろし→粥の順でした。
子どもは同じ味ばかりだと飽きて飲んでくれなくなることがあります。
口をこじ開けてでも飲ませろという方もいますが、それは無理だし、続きません
うちでも経口補水液に飽きて全く口をつけてくれなくなってしまいました。
そのときはリンゴのすり汁と味噌汁の上澄み(何となく糖分と塩分)にしてみました。
飽きた口に新しい味は美味しいので、喜んで飲んでくれましたよ。

6. レトルトのお粥

おかゆ
これもウイルス性腸炎で家族がダウンするまで、縁のないものでした。
でも、全員が感染してしまうとお粥を作るどころではありません。
看病に加えて自分も病気で体がつらいですよね。
しかも感染した人が作った食事も感染源となりえるので、とても危ないのです。
とはいえ食べないと回復していきません。
その時、作らなくてすむものがあるのは本当に助かります。

7. マスク

マスク

子どもの吐いたものや下痢をしたおむつなどを片づけるとき、あると心強いのはマスクです。
汚物が乾燥すると、そのなかに潜むウイルスが空気中に巻き上がってしまうからです。
風邪をひいたときにも使えるものなので、安売りの際にまとめてストックしておくのもいいかもしれません。

こんな時にかかります!

子どもが、保育園や小学校などでノロウイルス・ロタウイルスをもらってきてしまった場合、子どもの便や吐いた汚物の処理は気を付けましょう。
なぜなら、下痢や吐いた汚物の中にはたくさんのウイルスがいます。

このウイルスがママやパパなど家族の口に入ることによって、家族内での感染が拡大していきます。
汚物は正しい方法で片づけないとかかってしまいます。
(※下では、わかりやすくするために感染した人は子どもということで話を進めていますが、
もちろんママやパパが感染した場合も対処は同じです)

消毒薬の作り方

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松本 遥

元舞台俳優の健康・ナチュラル系コラムライターです。俳優としての仕事柄、健康と体の動きの関係の深さに注目してきました。京都の田園広がる中、ナチュラルライフ・子育てを楽しむコラムを執筆しています。早稲田大学在学中は能舞台に、卒業後は舞台俳優として演劇の舞台に。現在は子育ての「舞台」で子どもを追いかけるママライターです。伝統芸能と家庭菜園を愛しています。北海道出身・京都在住