連載5ノロ・ロタに備えて家庭に置きたい7つの必須アイテム

子どもが、白っぽい下痢をしている!さらには、吐いてしまった!
お腹の風邪だと甘く見ていたら、ウイルス性腸炎ということもあるのではないでしょうか?

手ごわいウイルス性腸炎! 備えあれば憂いなし7つの必須アイテム

用意したいもの
ウイルス性腸炎は、保育園など子ども同士の集団生活でかかりやすい病気のイメージがありますが、通っていなくてもかかるときにはかかるものです。
みなさん、小さな子どもが吐いたり、下痢をしたりしているときの買い物はどうしていますか?

とても買い物どころではない…という方も多いのではないかと思います。
ぐったりしている子どもを買い物に連れて行くわけにもいかないし…。
かといって、自宅に一人でおいて行くわけにもいきません。
お母さん自身が吐いてしまった時も同じです。
なんども吐いているのに、子どもを連れて買い物へ行けるでしょうか?

1日や2日はなんとかなるような備えをしていますか?
今回は、ウイルス性腸炎の感染予防対策をふまえて、わが家で備えている物をご紹介します。

1. 家庭用塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)

キッチンハイター―
子どもが生まれた時に、洗剤を手肌に優しそうなものに変えたという方は要チェックです。
おそらく酸素系の漂白剤の可能性が高いからです。
家庭用塩素系漂白剤(わが家ではハイターを使用)がないと、ウイルス性腸炎の場合はすぐに対応できません!
用途によって希釈率が違うので、余裕のある時に希釈率についても調べておくとさらに安心です。(ハイターの希釈率は連載4ノロ・ロタに感染した!次亜塩素酸ナトリウムを薄めて消毒液を作る方法で掲載しています。)

2. 使い捨てゴム手袋/ビニール袋

手袋
使い捨てゴム手袋は、なければビニール袋で代用できます。
でも、おしりを拭くときや感染した人の使用した食器や寝具など布製品を洗うときはあった方が便利です。

3. 使い古しのバスタオル、タオル

感染した人の汚物は最もウイルスの感染経路
子どもが吐くのは突然なので、とにかく洗濯が大変です。
連載2【ウイルス性腸炎になった!】知らないと危ない!家族内感染でも、洗濯方法はご紹介しました。
でも、シーツや布団など、手順通りに洗濯していたら時間がかかるし、疲れるし…きりがないですよね。
寝るときは古いバスタオルを敷いておいて、汚れたらそのままビニール袋に入れて捨てると楽ですよ。

4. 経口補水液

OS-1
経口補水液というのは、塩分、糖分、水分を腸から吸収しやすいように作ってあります。
最近は年中薬局でみかけますね。(注意:スーパーやコンビニには売っていません)
風邪や胃腸炎の嘔吐・下痢の時や熱中症対策にも使えるので、うちではいつも数本用意しています。
吐いて失う胃液や、下痢で失う腸液の中には、水分のほかに塩分(ナトリウムやカリウムなど)が含まれています。
ですから、ずっと水だけを飲むと塩分が不足して、脱水状態になるのでよくなりません。
経口補水液の味は癖があるので、受け付けない子には、乳幼児用イオン飲料でも大丈夫です。
ただし、乳幼児用イオン飲料は糖分が多いので虫歯に注意してください。
美味しいので飲みすぎてしまわないように、飲ませ方にも注意が必要です。

5. りんご

果汁は吐き気を催すのでよくないといわれますが、リンゴ果汁だけは整腸作用があるのでおすすめだそうです。
ウイルス性腸炎で病院に行くと整腸剤をもらうくらいで、ウイルスに効く薬はありません。
嘔吐が収まったら重湯から少しずつ与える、というのはよく聞きますよね。
子どもがウイルス性腸炎にかかった時、お医者さんに教えてもらったのは
水分→リンゴ果汁→重湯→リンゴすりおろし→粥の順でした。
子どもは同じ味ばかりだと飽きて飲んでくれなくなることがあります。
口をこじ開けてでも飲ませろという方もいますが、それは無理だし、続きません
うちでも経口補水液に飽きて全く口をつけてくれなくなってしまいました。
そのときはリンゴのすり汁と味噌汁の上澄み(何となく糖分と塩分)にしてみました。
飽きた口に新しい味は美味しいので、喜んで飲んでくれましたよ。

6. レトルトのお粥

おかゆ
これもウイルス性腸炎で家族がダウンするまで、縁のないものでした。
でも、全員が感染してしまうとお粥を作るどころではありません。
看病に加えて自分も病気で体がつらいですよね。
しかも感染した人が作った食事も感染源となりえるので、とても危ないのです。
とはいえ食べないと回復していきません。
その時、作らなくてすむものがあるのは本当に助かります。

7. マスク

マスク

子どもの吐いたものや下痢をしたおむつなどを片づけるとき、あると心強いのはマスクです。
汚物が乾燥すると、そのなかに潜むウイルスが空気中に巻き上がってしまうからです。
風邪をひいたときにも使えるものなので、安売りの際にまとめてストックしておくのもいいかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
まずは家族感染を防げればよいのですが、ウイルス性腸炎は本当に感染力が強いです。
実際には時間差で感染していくことが多いです。
ストックがない場合、家族がかかったら「急いで買うもの」のリストとしてもいいと思います。
ただ嘔吐が続いている時、すぐに買い物に走るのは難しいですよね。
感染予防の対策ができないまま、看病に必死になっているうちに全員感染という最悪のケースもあります。
そうなってしまったら、とりあえず症状が落ち着くまでは買い物どころではありません。
もし家族全員が動けなくなったとき、助けに来てくれる人がいるか、いたとして何時間くらいで来てもらえるかも把握しておいた方がいいかもしれません。
そういう状況になった時のことを考えて準備をしておくと、いざというとき慌てずに済みますよ。
でも、そんな最悪の事態にならないといいですね。

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松本 遥

元舞台俳優の健康・ナチュラル系コラムライターです。俳優としての仕事柄、健康と体の動きの関係の深さに注目してきました。京都の田園広がる中、ナチュラルライフ・子育てを楽しむコラムを執筆しています。早稲田大学在学中は能舞台に、卒業後は舞台俳優として演劇の舞台に。現在は子育ての「舞台」で子どもを追いかけるママライターです。伝統芸能と家庭菜園を愛しています。北海道出身・京都在住