育児真っ只中のママは赤ちゃんのお世話に追われ、生後2カ月までに、どんなことを赤ちゃんにしてあげると良いのか考える余裕もないですよね。
でも、駆け足で毎日を過ごして、やっと時間ができた頃に失敗した!と思うこともどうやら多いようです。
赤ちゃんが大きくなったあとで後悔しないために、今、何をしてあげれば良いか考えてみませんか?
生後2カ月の赤ちゃんにしておけば良かった8つのこと
生後2カ月までにしてあげたかったことをアンケートした結果をもとに、ご紹介します。
ママたちが後悔したことを参考に、あなたは後悔しないようにしてくださいね。
1.神経質な子育てに後悔
初めての子育ては神経質になりがちですよね。
寝た子を起こしてしまわないように、静かな環境を作ってあげたくなるのもママの思いやり。
しかし赤ちゃんにも、昼と夜の区別をしっかりつけた生活をさせてあげることをおすすめします。
- 昼間は昼間の明るさで、少しの雑音も気にせず寝かす空間を作ってあげる
- 夜の睡眠時にはしっかりと部屋を暗くし静かな空間を作ってあげる
そうすることで昼夜の区別もつき生活リズムも整ってきます。
また生活リズムを整えることは夜泣き対策にも繋がりますのでおすすめです。
先輩ママの体験談:静かな環境を作り過ぎて後悔
眠る時は静かな環境に慣れ過ぎてしまった為、外出したり、車に乗ったりする際に(3カ月くらいから)少しの音で起きてしまうようになってしまい後悔しました。
(かおりん32歳、10カ月息子、埼玉県在住)
2.母乳育児にこだわりすぎた
母乳育児に取り組んでいるママは大勢います。
母乳は赤ちゃんにとって良いことばかりです。
ですが、できる限り母乳育児をしようと頑張りすぎるママもいるのではないでしょうか?
「母乳育児」という言葉にばかり気を取られ、本来の意味を忘れてしまっていませんか?
母乳量が少なく心配になった時、体重の伸びが少ない場合には、ミルクとの混合を考えてあげることをおすすめします。
どうしても母乳育児にこだわりたい場合はこちらの記事がおすすめです。
母乳の悩みが10日ですっきり!生後1か月から授乳中にはじめたこと
先輩ママの体験談:母乳育児にこだわり過ぎて赤ちゃんの体重減少
そこでミルクを減らして母乳で頑張っていましたが、生後2カ月過ぎたあたりから子供の体重が少し増えづらくなりとても悩みました。
そのせいもあってか便秘気味にもなってしまいました。
予防接種が始まる頃に医者から、体重が少なめだね~と言われ、とても心配していました。
インターネットで見た「母乳を増やすためにはミルクを減らすべきだ」との情報を信じすぎてしまいました。
今思えば、どうせいつかは離乳に向かっていくのだから、もっとミルクをたっぷりあげてあげてれば良かったなぁと思っています。
(acco27歳、11カ月娘、神奈川在住)
3.ベビーマッサージで親子のスキンシップを
ママと赤ちゃんの絆を深めるベビーマッサージ。
肌に触れ合うことでママと赤ちゃんのスキンシップにもなりますね。
またママの温かい掌で優しく撫でてあげることでリラックス効果も高まりますよ。
眠りが浅い赤ちゃん、夜泣きの多い赤ちゃんにリラックス効果のあるベビーマッサージはいかがですか?
先輩ママの体験談:早目に始めておけばよかったベビーマッサージ
ベビーマッサージです。
生後3カ月から行きましたが、お教室に問合せた時に生後2カ月から始めるのが理想の時期だと聞いたからです。
触れ合っている時間がとても癒されるし、マッサージをしている時の娘の様子を見ていると早くからやってあげたかったなと思います。
(moaママ30歳、6カ月娘、静岡県在住)
おすすめの記事:赤ちゃんの肌がカサカサ!保健師が教える乾燥性湿疹の見分け方とおすすめケア
4.赤ちゃんの寝かしつけ方
母乳育児をしているママは、赤ちゃんを寝かしつける際に授乳をしながら寝かしてしまいます。
おっぱいをおしゃぶりがわりにしてあげると赤ちゃんがよく寝てくれますよね。
だから、ママはついついこの方法で寝かしつけてしまうんですよね。
赤ちゃんのお腹がすいた時にしっかりと授乳をし、お腹を満たした時点で寝かしつけることで、おっぱいがなくても寝てくれるようになります。
先輩ママの体験談:自然に寝る癖をつけておけば良かった
おっぱいで寝かすのではなくベッドに寝かせて自然に寝る癖をつけておけば良かったと思いました。
本当にお腹が空いているかよく見極めた方がいいです。
おっぱいの間隔が狭くちょこちょこ飲みだったので大変でした。
オムツを替えて抱っこをしてそれでも泣いたら授乳でいいですが、すぐ授乳するとあとで大変だと思います。
(Kyk、一歳息子、愛知県)
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5.計画的な予防接種
赤ちゃんがママから初乳を通して貰う大切な大切なプレゼントである免疫。
それは生後1カ月を過ぎた頃から減少していきますが、赤ちゃん自身で作り出すことはできません。
そこで必要なのが生後2~3カ月頃から始まる予防接種です。
赤ちゃんが外出する機会も増える生後2~3カ月。
赤ちゃんを感染症の危険から守るために、接種できる月齢に達したらできるだけ早目の接種を心がけるといいですね。
先輩ママの体験談:計画を立てて予防接種をしておけば良かった
生後2カ月から接種できるワクチンは案外あります(母子手帳をご覧ください)。
3カ月からは予防接種ラッシュに入るので、BCGを待たずにどんどん計画を立てて接種しておけば、長引かずにすんだと後悔しています。
生ワクチンを接種したとき。
生ワクチンは不活化ワクチンと違い、接種後1週間では他のワクチンを接種できません。
保育園に0歳時入園を考えているかたは、集団感染のおそれがあるため、水疱瘡などは接種できる月齢になったらどんどん接種させましょう。
(Ayas asatoh32歳、6歳女の子、2歳男の子、東京都在住)
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6.哺乳瓶の使い方練習
生後2カ月を過ぎると、赤ちゃんとの外出の他、ママ自身の外出も増えてきます。
ママが付きっきりだった新生児期の育児から、パパの出番も少し増えてきますね。
そんな時に赤ちゃんが哺乳瓶を使えると、赤ちゃんを預かるパパも助かります。
ママが外出していても3時間おきのミルク時間はやってきます。
赤ちゃんが上手に哺乳瓶でミルクを飲んでくれると、預けて出掛けるママも安心ですね。
先輩ママの体験談:ミルクを哺乳瓶で飲む練習をさせておけばよかった
生まれたときから母乳を飲むのが上手で、母乳のみで困らなかったのでミルクを与えたことがありませんでした。
しかし、ミルクを哺乳瓶で飲む練習をしておけば良かったと後悔しました。
上の子を急に病院に連れていかなければならなくなったりしたときにもミルクを受けつけないので、パパとお留守番中ずっと泣いていたということがあり、ミルクに慣れておけば良かったと後悔しました。
(ちーちーちゃんママ37歳、5歳息子、0歳娘、広島県在住)
先輩ママの体験談:哺乳瓶の練習をしておけば良かった
哺乳瓶の練習をしておけば良かったなと思いました。
哺乳瓶の乳首が嫌で哺乳瓶を使用して飲むことができませんでした。
保育園にいれてからミルクを哺乳瓶で飲むことができず、
保育園の先生方にご迷惑をおかけした上に子どもも不安定になってしまいました。
(みーみー25さい、1さい息子、栃木県在住)
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7.成長の記録を残す
あっという間に過ぎて行く乳児期。
生後2カ月の赤ちゃんの「今」を残してあげませんか?
いつでも手軽に撮れるスマホを活用するのもいいですね。
子どもが少し大きくなった時に記録した動画をお子様と一緒に観るって素敵ですよね。
先輩ママの体験談:写真ではなく動画を収めておけばよかった
仰向けになって一生懸命手足を動かしているのを動画に収めることです。
この時期にしか見られません。
写真ではなくぜひ動画で!
赤ちゃんも月齢が進んでできることが多くなってくると、初めの頃にしていた動きをだんだんやらなくなるので、もっと動画に収めておけばよかったです。
あれ?そういえばあの動きしなくなったな・・・と思ったのは4~5ヵ月頃です。
寝返りをうつまでが一つの区切りになると思います。
(こんぺん32歳、10ヵ月息子、京都府在住)
8.完全母乳育児をしておけばよかった
赤ちゃんが生まれる前に母親学級などで母乳育児について学ぶ機会があります。
ママは赤ちゃんを出産すると、すぐに母乳育児を始めます。
体質的に母乳が出にくいママもいるかもしれませんが、実はおっぱいマッサージなどで母乳の出が良くなる場合もあるんですよ。
母乳育児をしておけば良かったと後悔する前に、おっぱいマッサージなどを試してみるのもいいですね。
先輩ママの体験談:完全母乳育児をしておけばよかった
もっと母乳を吸わせてあげればよかったなと思います。
赤ちゃんもおっぱいを上手く吸えなくてミルクが増えていきましたが、根気よくこまめに吸わせてあげればこの頃ならまだ完全母乳にできたと思います。
私と同じ状況だった友人が、頑張ってお乳を吸わせていたらでるようになったと言っていた時に私も頑張ればよかったと後悔しました。
ミルクはとてもお金がかかるので完全母乳で育てたかったです。
(ももちんママ31歳、3歳息子、1歳娘、岐阜県在住)
母乳の悩みが10日ですっきり!生後1か月から授乳中にはじめたこと
まとめ
生後2カ月の赤ちゃんに、何をしてあげると良いのでしょうか?
私自身が子どもの乳幼児期にしておいて良かったと思うことの1つに、乳幼児期の記録を取っておいたということがあります。
記録といっても、先輩ママの体験談にもあった動画や写真もそうですが、ベビーダイヤリーをつけておいたことです。
日々変わる子どもの成長を短く小さな一言で綴ったダイヤリーは、今でも私の宝物です。
日記のようなかしこまったものだと続けられないので、母子手帳の隙間に一言をたくさん綴りました。
第一子のお子さんの場合は、次のお子さんを育てる道しるべにもなります。
赤ちゃんのために、そしてママのために、今できることを見つけてみませんか?