子どもと毎日遊んでいると、遊びがどうしてもマンネリ化してきてしまいますね。
特に困ってしまうのは雨の日です。
子どもたちの脳の発育を促しながら、1歳後半~小学校入学前の子どもまで楽しめる遊びをご紹介します。
使うものはとってもシンプル。新聞紙です。
1歳・2歳の子どもには指先を使った遊びを取り入れてあげたいですね。
3歳の子どもには、見立て遊びを楽しませてあげたいですね。
4歳・5歳になると、自分の想いを他人に伝えるのが少しずつ上手になってきますね。
新聞でなにを作るか自分で想像しながら、頭の中で思い描いたものを表現させてあげてもいいかもしれません。
でも、遊んだあとの後片付けが大変だったら、ママも嫌になってしまいますよね?
そんな心配もご無用です。
今回する遊ぶの中で重視するのは、最後は遊びながら片づけてしまうこと。
後片付けも遊びになる、最強の遊び方!
「毎日、おもちゃで遊ぶのに飽きてしまった子どもとどう付き合ったらいいんだろう…。」
そんな風に悩んでいるママも多いのではないでしょうか?
特に雨が続いて、外に遊びに出られない時など、困ってしまいますよね。
そんなときの強い味方は
ご紹介する流れで遊んでいただけると、後片付けもしやすいですよ。
流れは、
- 破れていない状態から遊ぶ
- びりびり破く
- 丸める
- 袋に入れる
の、4ステップです。
用意するもの
- 新聞紙 1~2日分
- あれば色ペン・クレヨン、
- 箱(お風呂に見立てて使います)
- ゴミ袋
破れていない新聞紙で遊ぶ
ドレスづくり・鎧づくり
ペンやクレヨンを出して、新聞紙に好きにお絵かきをさせてあげてください。
(ペンやクレヨンがないというお宅は、装飾は不要ですがお絵かきさせてあげたほうが盛り上がりますよ)
新聞の中央に穴をあけて、首から通して服のように着ます。
また、兜は新聞紙でつくりかぶせてあげてください。
作り方は動画でどうぞ↓
これで、ドレス・鎧のでき上がりです。
ファッションショー
ファッションショーと題して、写真撮影をしてあげてください。
ファッションショー(写真撮影)をすると、お絵かきに対する自信もつきますよ。
男の子も女の子も、ノリノリでポーズをきめてくれると思います。
兜+刀でチャンバラ遊び/悪を懲らしめる少女戦士遊び
ファッションショーが終わったら、新聞を折り兜と新聞紙を丸めて刀を作ります。
新聞鉄砲でも盛り上がります。
作り方はこちら↓
男の子だったらチャンバラ遊びが、盛り上がります。
女の子もプリキュアなどの設定なら喜んで遊ぶと思います。
一人っ子の場合は、ママが相手をしてあげてください。
チャンバラ遊びは、盛り上がっても30分程度にとどめて下さい。
お子さんの年齢によっては途中で疲れて、片付け遊びに入る前に力尽きてしまうからです。
ある程度したら、次のステップに入ってみたらいかがでしょうか?
「悪を懲らしめる」など、ストーリーの中でキャラクターを演じる表現力や模倣する力(学習力)を伸ばせます。
破る
1歳半ばになると、保育園の指導要綱にもこの「新聞やぶり」が加わるところが多いですね。
子どもは、紙の裂ける感触やビリビリという音に興奮します。
2歳前半までは力が弱いので、ママが切れ目を付けてあげてください。
新聞を破る遊び方は、就業前の子どもはみんな好きだと思います。
ビリビリと破く遊びは、指先を使うので手先が器用になります。
雨
細かくビリビリと破り、ある程度の量をためたら「雨(※)」を振らせてください。
※この雨というのは、先ほど割いた新聞のことです。
お外の雨の真似だといいながら降らせてあげると、雨に興味を持ちます。
さらには、子ども自身も動くものに対して喜ぶと思います。
また、破いたものを丸めたり、束ねたりしながら、たこやホウキなどを作るのも良いと思います。
お風呂
段ボールがある場合は、新聞紙をお風呂の水に見立てて、遊んで見てはいかがでしょうか?
これも「見立て遊び」になりります。
新聞を新聞以外のものとして、たとえばお風呂の水など見立てて遊ぶことなど
こうした見立て遊びはとても脳に良いとされています。
ビリビリにやぶいた新聞を、段ボールの中に入れて「お風呂」と呼ぶと子どもは喜んで遊んでくれますよ。
さて、お部屋の中を見回してください。
床が新聞の断片で散らかっているはずです。
そろそろ、片付け遊びの段階に入ります。
想像力を伸ばします。
丸める
破るステップの後、お部屋はとても散らかった状態になっているはずです。
今度は片付けながら遊びましょう。
ちゃんと片づけるポイントは、前の2ステップで子どもが疲れ切ってしまわないこと。
疲れてしまうと、片付け遊びを途中でやめてしまうかもしれません。
小さなお子さんの場合は、丸めることが難しいかもしれませんね。
その場合は、拾って入れるだけでもいいかもしれませんよ。
様子を見ながら、遊んでみてください。
ごっこ遊び
ビリビリにやぶいたものを丸めて、お団子やフルーツなどに見立てて、お店屋さんごっこやおままごとをしましょう。
男の子も女の子もおままごとは、好きな遊びの一つです。
保育園では、2歳児クラスから「ごっこ遊び」を取り入れる園が多いようです。
なり切りながら演じることで集団内での社会性・模倣する力を伸ばすことにつながります。
袋入れ
雪玉合戦・玉入れ
丸めた新聞をボールにみたてて、雪玉合戦もしくは玉入れをします。
玉受け(※)に導き、散らかった新聞紙を回収します。
玉受けはビニール袋をお勧めします。
(玉受けはゴミ箱でもいいかもしれませんが、捨てることがあからさまで子どもが怒り出す可能性があります。)
兄弟がいる場合は兄弟間で、一人っ子の場合はママと競いながら玉入れをするととても早く片付きます。
キャラクタークッション・ボール
キャラクターの顔を描いてみてください。
例えば、アンパンマンやパンダの顔を袋に書くとと喜びます。
抱き付いたり、座ったり、クッションのようにして楽しんでください。
空気が多いとすぐに破れるので気を付けてください。
キャラクターの顔だとお子さんが「捨てるのを嫌がる」というお宅では、袋をいくつかに分けてボールにして遊んでみてください。
バレーボールのように遊んでもいいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
新聞さえあれば、色々な遊びが楽しめます。
(1歳前半だと少し難しい遊び方もありますが、トライしてみると、意外なまでに喜ぶこともあります。)
外が雨でなくても楽しいです。
バージョンを変えながら楽しんでみると、
梅雨の時期も日差しが強い日も
寒さが厳しい日も、お部屋遊びは悩まないと思います。
お試しくださいね。