助産師
生後6~9か月の赤ちゃんに寒い思いをさせてしまった!
と、失敗した理由をご紹介します。
実は失敗したのは服選びではなく、冬の小物の選びでした。
生後6~9か月の雪国でのコーディネートは難しい!
移動手段によってコーディネートにも違いがありますよね。
特に冬の小物は寒い思いをさせてから購入するママが多いようです。
失敗体験を参考に、風邪をひかせないように寒い冬を乗り切ってくださいね。
1.足元はちゃんと暖かくできていますか?
赤ちゃんのお出かけコーディネートで忘れがちなのはなんといても足元です。
抱っこひものママは、室内で抱いたままでかてしまうことがありませんか?
コーディネートを完成させた時は足首がでていないのに、ふと見ると足首がでていることがあります。
例えば、抱っこひもの中に足を通すことによってズボンの裾がめくれあがっていませんか?
バギーに座ることでズボンが短くなり、足首が見えてしまうこともありますね。
足先や足首がでてしまうと、意外と寒いですよね。
ズボンからでている赤ちゃんの足先や足首を触ってみてください。
びっくりするぐらい冷たくなっていると思います。
足元をカバーするにはどうしたらよいのでしょうか。
2通りのコーディネートをご紹介します。
足先までカバーするオールインワン
足先まであるオールインワンはいかがでしょう?
もしくは、足先や手の先が折り返されており、その折り返し部分をひっくり返すと足先と手がカバーされるようになっているカバーオールもありますよ。
これなら足首も出ず、足も手も指先まで暖かいですね。
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先輩ママの体験談:パンツ裾が短く足首が見えて寒そう
パンツの裾が短めで、足首が見えていると寒そうで失敗したと思いました。
この頃はつかまり立ちを始めるので室内では裾が短めの方が動きやすいですが、外にでるときはレッグウォーマーや足まであるつなぎが必須だと思いました。
足まであるつなぎを着せてとエルゴなどの抱っこひもを使用するのも良いですが、室内に入ると暖房がされていて暑いです。
我が家では服の上にジャンバーを着せて、ママがコートを着る前にエルゴで抱っこし、その上からコートを羽織ってました。
こうすると風や雪のときでも自分のコートで子どもを守ってあげられるので暖かく、室内に入って暑ければジャンバーならすぐ前をあけたり脱がせることができるので便利でした。
(ゆうまま36歳・2歳娘・北海道在住)
先輩ママの体験談:足先がでると寒そう
私の娘にはアウターを2着買いました。
1着目がダウンのようなモコモコしたアウターで、2着目がクマの着ぐるみのようなアウターです。
くまの着ぐるみの方が活躍しました。
ただ足先がでるタイプで、歩くわけでもないので靴を履かせることなく靴下だけになってしまいました。
今思えば寒かったのかなと、失敗しました。
足先がでた方が歩く頃になっても着るからいいかなと思いましたが、その時期だけのことを考えると足先はしっかりと隠れるものが良いです。
生後6、7、月だとまだロンパースの方がいいと思います。
8、9か月頃だと肌着ロンパースの上にセパレートの服を着るといいのかな。
女の子ならスカッツを履かせたら楽チンです。
タイツやスパッツタイプのものは重宝するので3枚ぐらいあると良いと思います。
(つぶつぶママ・2歳娘・現在関西在住)
2.ブーツもオススメです
生後6~9カ月はまだ歩かないから靴は要らないと思うママが多いですね。
生後9か月ごろからつかまり立ちを始める赤ちゃんも多いのではないでしょうか。
好奇心旺盛な赤ちゃんであれば、外でも立ってみたいと思うかもしれません。
そろそろ、靴を考えてあげても良いかもしれませんね。
長靴やブーツなどは履かせやすく、脱げにくいので便利なアイテムです。
寒い時にはズボンの裾もブーツインできますので、使い勝手も良いですよ。
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先輩ママの体験談:抱っこの時のズボン裾に注意
外出する時に足首までのカバーオールに靴下とブーツを履かせて出かけました。
抱っこして歩いているうちにどんどんズボンの裾が上に上がってしまって足首がでてしまいました。
足の先まで覆われているカバーオールを着せていくべきだったと思いました。
外を歩く時間が長ければ、毛糸の帽子・ミトン・足先まで覆われたもこもこのカバーオール、足にはブーツのようなコーディネートがいいと思います。
(シュール婦人37歳・8歳娘・青森県在住)
3.靴下、手袋も忘れずに
靴下を嫌がる赤ちゃんもいますね。
気が付くと上手に脱いでしまう赤ちゃんもいます。
おもしろい靴下を履かせてみてはいかがでしょうか。
アンパンマンやくまちゃん、車などがプリントしてある靴下などはいかがでしょうか。
そして、靴下を履かせながら、わあくまちゃんがいるね、良いの履いているねと声掛けをしてあげてください。
抱っこしながら、靴下を指さして声掛けをしたり、ママがくまのふりをして赤ちゃんに話しかけてみてください。
それだけで靴下が大好きになってくれ、大好きな靴下は脱がなくなります。
寒い冬に靴下を脱いで困ると悩んでいるママ、一度試してみてください。
寒い冬、雪国での必需品の手袋だって同じです。
手袋も楽しくなるような、会話を楽しめるような手袋にしてみてくださいね。
是非試して、靴下も手袋も大好きにしてあげてください。
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先輩ママの体験談:靴下も大事です
毎日肌着を2枚、カバーオール、コートを着て外出しておりました。
娘は生まれた時から靴下が嫌いで履かせると足をこすり合わせ、1分もあれば上手に脱ぐことができました。
なくすのが嫌でしたので、靴下は履かせず素足でした。
周りの人から足がでていて可哀想だと言われることが多く、検診の時は足が冷たいので保温するようにと母子手帳に書かれて悲しい思いをしました。
靴下は嫌がる子どもも多いと思いますがジャストサイズを見つけて脱げないようにして履かせた方が良いと思います。
(えりかママ29歳・2歳娘・徳島県在住(当時新潟県在住))
まとめ
寒い冬で雪が降るような地域での赤ちゃんのコーディネート、いかがでしたか?
赤ちゃんを寒さから守るためのママの工夫がいろいろと紹介されていましたね。
雪の降る地域だけでなく、雪がない地域での寒い冬を乗り切るための参考にもなると思います。
是非試してみてくださいね。
生後6か月から9か月となると、なかなかじっとしてくれません。
動きも激しくなるので汗もかきやすくなり、寒い冬でも汗をかいていることもしばしばです。
外出時は特に脱ぎ着がしやすいコーディネートを心がけ、小物などを使って上手に防寒をしてあげてくださいね。