夏の肌着選びで注意したいのは、あせもとエアコンによる乾燥です。
この2つから守ってあげたいなら、新生児からの肌着選びでチェックしてもらいたいことがあります。
まず、その季節に合わせた肌着を選ぶのが大前提ですね。
新生児は、新陳代謝が活発で汗かき。
それに加え日本の夏は年々暑くなっていますね。
汗をかきやすい季節に産まれてきたベビーには、肌着でうまく体温を調整してあげることが大切です。
では、具体的にどんな肌着を選んだらいいでしょうか?
夏に新生児を迎えるママに!肌トラブルが起こらないための肌着選び
まず、押さえてもらいたいのは形や色ではなく、肌着の素材です。
直接店頭でチェックできるママもそうでないママも、選んであげたい素材とこの季節には不向きな素材を押さえていただきたいと思います。
新生児でも肌荒れしないため、夏に適した素材を選んでいますか?
大前提として、綿100%の汗をよく吸うものを選びましょう。
また、洗ってもすぐに乾くものを選ぶのが大切です。
洗濯物が乾かず、赤ちゃんの下着が足りなくなったとストレスを感じずに過ごせますね。
そうすれば、一日に何回も着替えさせてあげても洗濯が苦になりません。
新生児用の肌着に適した素材:オーガニックコットン
一切の農薬や化学肥料を使わずに栽培した綿花を使用し織物にしたものです。
また、染色や漂白剤など使わず、自然のままの状態で加工しているのが特徴。
衣服からの刺激を最小限に抑えるなら、オーガニックコットンで作られたものがおすすめです。
オーガニックコットンでできた新生児のおすすめ肌着
同じ綿100%でも、日本製のオーガニックコットン100%のものを選んであげたいですね。
赤ちゃんの繊細な肌に安心して着せてあげられます。
アトピー性皮膚炎や乾燥肌などのお肌が敏感な赤ちゃんには特におすすめです。
ご両親がアトピー因子を持っている場合、赤ちゃんも持っていることが多いものです。
アトピー因子を持っていることを前提で、服選び・ケアグッズ選びを早くからしてあげたいですね。
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新生児用の肌着に適した素材:綿100%×ガーゼ素材
木綿の糸を使って、平織物に仕上げた布です。
目が粗いのでとても通気性が良く、夏にジメッとする日本では昔から愛用されています。
ガーゼでできた新生児のおすすめ肌着
綿100%×ガーゼ素材なら通気性もよく、ソフトな肌触りでベビーを優しく包みます。
夏は、これ1枚でもかわいくていいですね。
新生児用の肌着に適した素材:綿100%×天竺
Tシャツなどにも使われている素材。
安価なものも多くでています。
新生児用の肌着に適した素材:綿100%×フライス
リブ編みまたはゴム編みとも呼ばれます。
天竺にくらべて伸縮性が高く、やさしい肌触りが特徴です。
フライスでできた新生児のおすすめ肌着
ゴム編みともいわれる生地のフライスは、手触りがよくやさしい肌触りが特徴です。
また、吸湿性、通気性に優れ、オールシーズン着せてあげられるので、夏場でもエアコンの効いた場所に行くときなどに便利です。
夏の新生児用肌着には適さない素材:綿100%×パイル生地
パイル生地は、タオルの生地のように厚め。
吸水性はよいですが、夏のベビーの肌着には向きません。
新生児の肌着:短肌着・長肌着・コンビ肌着はどう違うの?
ベビー服売り場では、次の3つの下着を見かけることがありますが、どのように使ったらよいでしょうか?
短肌着(たんはだぎ)
すそが短い腰丈の肌着。前身ごろをゆかたのように重ねて紐で結びます。
首がまだ座らない赤ちゃんにも着せてあげやすいですね。
また短いので、新生児特有の水っぽいうんちが股から漏れてしまっても肌着まで着替えさせるということが少ないです。
夏は蒸し暑いので短肌着1枚でもいいです。
肌寒いときは、長肌着と合わせるといいですね。
これぞ短肌着!というくらいシンプルですが、実に機能的です。
また、布用のスタンプを押したり、刺繍をしたりすれば、オンリーワンの一枚ができ上がりますよ。
長肌着(ながはだぎ)
短肌着の丈の長いものです。
夏場の日中には暑く感じますが、夜に長肌着をパジャマとして着せてあげてもいいでしょう。
長肌着は新生児の頃は重宝しますが、動きが増えるとコンビ肌着のほうが使いやすいです。
サイズは、新生児サイズ(50)だけ購入して、後のサイズはコンビ肌着に替えて行ってもいいですね。
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長肌着はかわいいデザインのものを選べば、夏のクーラーの効いた部屋でパジャマ代わりに着せてもいいですね。
コンビ肌着
長肌着のように丈が長く、股の部分をスナップでとめることができる肌着です。
足の動きが活発になる2、3か月頃から着せるとはだけて風邪をひくのも防げますよ。
こちらも赤ちゃんが寝たままでも着せてあげることができるので、新生児サイズではなく60・70サイズを購入しているとよいでしょう。
コンビ肌着は、柄ものを持っていると便利です。
ちょっとしたお買い物や病院など室内に行くなら、おむつにコンビ肌着のみでお出かけできます。
汗取りパット
昨今の育児は、「まんまる育児」やスリングで抱っこなど、赤ちゃんとの密着を推奨する育児法が流行っています。
しかしこのこの時期の密着は、すぐに汗だくになってしまいあせもができやすいですね。
外出中の時などで着替えさせるのが難しい時には、汗とりパットが便利です。
外出時は数枚持っていると重宝しますよ。
汗で濡れたままでいると、あせもの心配はもちろん、クーラーの効いた室内で冷えて風邪をひく可能性もあります。
新生児の肌着選びのポイントまとめ
ピカピカで繊細な赤ちゃんの肌トラブルは極力避けてあげたいもの。
季節にあった素材選びをすることで日本の夏を快適に過ごしてもらいましょう。
また、買ったばかりの肌着は、時間のある妊婦の間に一度洗ってよく干して準備しておきましょう。
そうすることで余分な糊や化学物質を洗い流せ、吸水性もアップしますよ。