生後8か月・9か月になって夜何度も起きて授乳!50人の眠気を乗り切った技

保健師

無理やり夜間の授乳をやめさせたくないというママにおすすめの対策が「添い乳」です。夜中に体を起こして赤ちゃんにおっぱいを飲ませるのって結構大変ですよね。特に寒い冬は布団から出るのも嫌になってしまったり…。

添い乳は寝たままの状態で赤ちゃんにおっぱいを飲ませる方法で、皆さんしていらっしゃると思います。

添い乳のメリット

添い乳のメリット

  • ママの体が冷えない
  • 赤ちゃんも布団から出ることなく授乳をすることができる
  • 赤ちゃんがおっぱいを探して自分で口に入れることも可能に

とにかく楽に夜の授乳を乗り越えたいと思うママには「添い乳」が一番ですが、おっぱいから離れにくくなるという心配も。添い乳に慣れてしまうと、自分が欲しい時にいつでも飲めると思い1歳や2歳を過ぎても当たり前のようにおっぱいを飲もうとするようになってしまうんですね。

なので、早めの卒乳を考えているママは、全てを添い乳にするのではなく、起きたうちの何回かはトントンで寝せるようにしてみるなど、添い乳と別の方法を組み合わせながら乗り切ってみてください。

添い乳で乗り切った体験談

サチ

現在11ヶ月の子供がいます。夜泣きなどはなく、順調に夜になる時間が増えていったのですが、夜中の2時3時に起きたり、朝6時まで寝たりの繰り返しでした。夜中に起きたときは授乳をすればすぐに寝てくれるので、起きた時は授乳というのがパターン化して、次第に夜中に起きるのが当たり前になってきました。さすがに体がしんどくなってきたので、一度夜中に起きても授乳せず、寝るのを我慢してひたすら子供をトントンしました。するとその日は1時間ほどで寝たのですが、翌日からはぴったりと夜中に起きることがなくなりました。子供も夜中に授乳するのがルーティンのようになっていたようです。

ゆうママ・1月生まれ・愛知県

夜中の授乳は添い乳に限ります!生後間もない時は体も小さく寝ころびながら授乳するのはこわかったけど、慣れてきたら泣いたらお乳を出してくわえさせると子供もかってに飲んで気が済んだら寝てくれてました。飲んでる間はうっすら起きているものの私も寝ていた気がします。

生後8・9・10か月の夜間授乳対策4 腕枕

保健師

赤ちゃんはママの匂いや温もりが大好きです。赤ちゃんは日中の刺激や不安を思い出して起きてしまうことも多く、起きたついでに母乳を欲しがるということも少なくありません。なので、起きた時にママが横にいてくれれば安心してそのまま寝てくれるということも。

赤ちゃんが寝た後に家事などやらなければいけないことが残っているママも多いですよね。しかし赤ちゃんは寝た時と起きた時の状況が違うと不安になって泣いてしまいます。できるだけ赤ちゃんの横で一緒に寝るようにしてあげてください。

また、「寝る時は腕枕で」など、決まった寝かしつけ方法にしていると夜中に起きた時にも、その寝かしつけ方法で寝てくれることが多くなります、なにか赤ちゃんとの間にルールを作ってみてください。

腕枕の体験談

まみ・1月生まれ・兵庫県在住

添い乳での寝かしつけをずっとしていたので、8ヶ月頃に夜間授乳の回数が増えて寝不足になりました。そこで夜間断乳を決心しました。寝かしつけをパパに手伝って貰ったり抱っこしてユラユラで寝かしつけしてみたりと試行錯誤しました。最終腕枕でトントンする方法で寝るようになりましたが、1歳半になる今も腕枕が大好きです。

生後8・9・10か月の夜間授乳対策5 お昼寝

夜間の授乳は産後からずっと続いているものです。同じくママの睡眠不足も続いていますよね。夜きちんと寝ることができないと、日中眠くなってしまったり、意味なくイライラしてしまったりとマイナスな事態を引き起こすことに繋がりかねません。

断乳して朝までぐっすり眠りたいと思っているママが多い反面、赤ちゃんのためにも夜間の授乳を続けたいと思っているママも大勢います。しかし、ママが睡眠不足で倒れたりしてしまったら大変なことに。

なので、赤ちゃんが寝ている時間に一緒にお昼寝をしたり、休日はパパや家族に頼って多く寝させてもらったりしながら自分の睡眠時間もきちんと確保するようにしてください。

お昼寝の体験談

tyny・9月生まれ・千葉県在住

赤ちゃんが寝ている時は午前中でも昼でもとにかく一緒にお昼寝するようにしていました。そうしないと夜間授乳が頻繁すぎて自分が寝不足になってしまったので。もし、母乳の出が悪くて夜間に頻繁に授乳しなければいけないのであれば、夜、ミルクをガッツリ飲ませたら、長い時間寝てくれました。

生後8・9・10か月の夜間授乳対策まとめ

保健師

可愛い我が子のためであっても、夜間の授乳を辛く感じてしまう事ってありますよね。特に寒い冬の夜中に体を起こして授乳をするのは、なかなかしんどいもの。

8、9、10カ月の赤ちゃんはいずれも1歳未満で、まだまだ卒乳させるには早い時期です。しかし夜間だけであれば授乳をやめても大丈夫です。のどが渇いて起きた時は母乳ではなくお茶などを代わりに与えることもできますし、絶対に母乳でなくてはならない時期ではないので安心してください。

夜間の授乳はママの負担になることも多く、睡眠不足を引き起こすきっかけにもなります。赤ちゃんの事だけを考えて無理をするよりは、周りに頼りながらママが楽になる方法を選ぶのも1つの対策です。今だけしかない授乳期。頑張って乗り越えましょう。