育児を経験したママに、新生児期に不安に思っていたことや、困ったことの体験談を寄せてもらいました。
また困った時の改善方法も伺ってみましたので、参考にしてみてください。
新生児期の赤ちゃんを持つママが不安に思ったこと5選
子どもを持って初めて感じる育児への不安や悩みがあります。
助産師
育児の悩みは一人で抱え込まないでください。
1.なかなか寝てくれない赤ちゃんに困惑
新生児期の赤ちゃんを持つママの1番の悩みの種は「寝てくれないこと」ではないでしょうか?
助産師
抱っこして授乳をしてやっと寝てくれたと思っても、ベッドへ移すと起きてしまうなど寝てくれない赤ちゃんに困っているママも多いはず。
ママは出産後の疲労も癒えないまま育児になってしまうので、睡眠不足は体に堪えて大変です。
- 赤ちゃんと同じリズムで一緒に休む
- 周りに協力してもらいママの休養時間を作る
- 家事を完璧にこなそうと頑張り過ぎない
などの工夫をしてみてください。
先輩ママの体験談:全然寝てくれない子でした
母乳もあまり出なかったので、吸わせても寝なかったし、睡眠不足で毎日倒れそうになりながら育児していました。
母乳の出が悪かったので、途中からミルクとの混合にしました。
それでも全然寝てくれなかったので、母親に協力してもらいました。
昼間に息子の子守をしてもらって、その間に仮眠をとりました。
(そうママ28歳、息子1歳、愛知県在住)
先輩ママの体験談:寝付かない赤ちゃんに焦った時がありました
出産後1か月間は母と兄がいる実家にいましたが、実家なのに少し気を遣ってしまいなかなか自分の思うペースで過ごすことができませんでした。
授乳したりミルクをあげても思うように寝付かない赤ちゃんに焦った時がありました。
夜にゆっくり寝るというリズムができていない赤ちゃんに合わせて、寝ないときは気長に付き合いました。
昼寝を一緒にするようにして自分の体も休めるように睡眠時間を取りました。
家族には甘えて気兼ねなく寝るようにしたら気持ちも楽になりました。
(べべべ30歳、0歳8か月娘、兵庫県在住)
先輩ママの体験談:寝かしつけがとても大変でした
なかなか寝ない子だったので、寝かしつけがとても大変でした。
眠ったと思ってもベッドに置くとすぐに起きてしまい、一晩中抱っこであやしながら寝かせ、気づいたら朝ということがよくありました。
毎日睡眠不足で本当に辛かったので、家事は多少諦めて、昼間でも赤ちゃんが寝てる時間に合わせて一緒に寝ていました。
(けんママ32歳、10ヶ月息子、埼玉県在住)
先輩ママの体験談:赤ちゃんが寝てくれなくて悩みました
新生児期は、赤ちゃんが寝てくれなくて悩みました。
入院中から一睡もできないときがあって、本当に子育てしていけるか不安でした。
旦那や家族に助けてもらいながら、睡眠不足を乗り切りました。
昼間や休日は旦那に見てもらっている間に仮眠をとりました。
(ねえさん28歳、2歳息子、長崎県在住)
2.おっぱいを飲んでくれない赤ちゃんに不安
新生児期の赤ちゃんが本当におっぱいを飲んでいるのか不安になるママも多いです。
出産後、病院では母乳量の確認のため、授乳のたびに赤ちゃんの体重を計ります。赤ちゃんの体重の変化が数字として確認できるため、母乳が足りているのか不足しているのかが一目で分かりますが退院後はそうもいきません。
助産師
哺乳瓶の乳首は赤ちゃんに合わせて、硬さや吸い口の大きさを選ぶことができますので、吸う力の弱い赤ちゃんにもおすすめです。
先輩ママの体験談:おっぱいもミルクも飲んでくれず不安でした
おっぱいもミルクもあまり飲んでくれず退院できるか不安でした。
病院の看護師さんに相談してお乳を吸う力がつくまでミルクを多めにあげました。
退院してからは全く問題なくどんどん体重も増えました。
(のんママ43歳、6歳娘、静岡在住)
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3.体重が増えていないみたい
赤ちゃんの体重が思うように増えず不安に思うことありませんか?
小さく生まれた赤ちゃんは、おっぱいを吸う力も弱く心配になってしまいますよね。赤ちゃんがおっぱいに吸いつきやすいように、乳頭や乳輪のマッサージをしてみるといいですね。
助産師
また柔らかくなった乳首は赤ちゃんにとって咥えやすくなりますし、ママにとっては吸われて乳首が切れてしまうということもなくなりますのでおすすめです。
先輩ママの体験談:小さく生まれた赤ちゃんの発育状態が悪く不安でした
しかしあまり発育状態が良くなく、出産後一時はリミットぎりぎりまで体重が減少したので、おっぱいは足りているのかを常に不安に思っていました。
頻回授乳もやりましたが母乳があまり出ず、母乳外来などに行く事もできず、また親や友人の助けが全くなかったので、とにかく自分が幸せに笑顔で子育てできるのが赤ちゃんの為にもなると割り切って、完母にこだわらずにミルクを積極的に取り入れました。
その後、完全ミルクに移行しましたが、良く食べて良く寝ていつもご機嫌で、今や成長曲線の上限に行くくらい元気に大きく育ってくれているので、これでよかったんだと思っています。
(にーさんろくまる39歳、5か月娘、フランス在住)
先輩ママの体験談:体重が増えず、母乳がでていないのか子供が飲めていないのか不安でした
母乳をあげたあと子供の体重を量っても4g~8gくらいしか増えていなくて、母乳がでていないのか子供が飲めていないのか不安でした。
母乳をあげた後にミルクを与え、毎回与えた量を記録しました。
母乳が出なくなるのは嫌だったので、根気よく毎回母乳の後ミルク。
おっぱいマッサージも通いました。
(あずきワン43歳、6歳娘、3歳息子、東京都在住)
4.赤ちゃんの肌荒れ
赤ちゃんの肌はデリケートなので、少しの刺激にも対応できず肌が荒れてしまいます。赤ちゃんは授乳の度にうんちをしますので、何度もお尻を拭いているうちに肌に刺激となりかぶれてしまうのです。
助産師
汗ばんだ肌をそのままにしていたり、肌が乾燥することで湿疹を引き起こしてしまいます。
- おむつかぶれを起こしている場合は、おしりふきで拭かず温水で優しく洗い流す
- 肌を清潔に保ち保湿する
- 炎症が悪化する前に受診する
ただの肌荒れだからと思わず、赤ちゃんの状態に合わせた方法で対応することをおすすめします。
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