助産師
膣式エコーをうけると、早い人では赤ちゃんの心拍と小さな胎嚢のなかでピクッピクッと心臓が動く音が聞こえます。ただし、まだ確認できない場合もあります。
妊娠6週の赤ちゃんのエコー結果:胎嚢・心拍
妊娠6週になると胎嚢ががはっきりと見えます。胎嚢は、最初は豆粒ほどの小さなもので、だんだんと細長い形になっていきます。
胎芽(たいが)と呼ばれる妊娠10週までの赤ちゃんは、胎嚢に包まれています。胎芽は1㎝弱の大きさで、まだまだ人間としての構造はできておりませんが、臓器や神経などの基礎が作られています。
助産師
胎嚢・心拍についての体験談
なずな、34歳、6ヶ月、3ヶ月
yuyu・23・2歳
きくこ39歳・5歳・妊娠時は34歳
妊娠6週の妊婦検診で医師から注意されたこと1.体重管理
助産師
妊娠6週目で食べつわりの妊婦さんは、できるだけ低カロリーなものを選んで口にしてください。
ご自分のBMIを参考に産婦人科で体重と栄養の指導が今後あります。
過剰な体重増加によるデメリット
- 難産(産道に脂肪がつきすぎると出産困難に)
- むくみ
- 妊娠性高血圧症候群のリスクが増加
過度な体重増加は赤ちゃんにもお母さんにも悪影響です。体重管理には妊娠初期から十分注意してください。
妊婦検診で体重管理の注意を受けた体験談
ゆっきーママ・27歳・1歳2ヶ月
なつほ27歳 0歳
妊娠6週の妊婦検診で医師から注意されたこと2.葉酸サプリを飲むように
妊娠初期には葉酸(ようさん)が必要だと、厚生労働省も母子手帳で説明しています。
助産師
不足すると神経管閉鎖障害という先天性障害のリスクや流産のリスクが高まります。
また、妊娠中のお母さんは、赤ちゃんに酸素を届けるためにたくさんの血液が必要。ですが妊娠期間中は、体の中の水分量が増えるのでヘモグロビンの濃度は低くなり貧血が起こりやすいです。
葉酸はビタミンB12とともに正常な赤血球を作り、血液を増やす作用があるので、貧血予防にもとりたいですね。
厚生労働省では1日480㎍の摂取を推奨されています。普段の食事に含まれる葉酸は吸収率が低く、厚生労働省はきちんと必要量とれる葉酸サプリでの摂取を勧めていますよ。
妊婦検診で葉酸を飲むようにすすめられた体験談
ゆーみん 20代専業主婦・3歳と0歳
妊娠6週の妊婦検診で医師から注意されたこと3.薬の服用
妊娠初期には、妊娠と気が付かずに服薬してしまうこともあるでしょう。
助産師
妊娠6週頃は目・耳・脳・心臓・神経・手足など、器官形成をしている大切な期間です。妊娠初期は赤ちゃんへのリスクを考え、安静にすごし、なるべく服薬しないで体調回復をしていきましょう。
薬の服用についての体験談
rirakuma・38歳・8歳と3歳