妊娠3か月のお腹の赤ちゃんの成長をエコー写真とイラストで解説!この時期にしたいこと

妊娠3か月までは器官がつくられる時期なので、薬の服用に注意が必要です。
また、喫煙・飲酒も避けてくださいね。

助産師

薬・飲酒・喫煙は赤ちゃんの先天異常や形態異常や流産などの原因です。
このころまでに特に気を付けてほしいことがあります。

神経閉鎖障害(無脳症・二分脊椎症)です。

助産師

初めて妊娠したママは知らない人もいるかもしれません。
ママの体の中で葉酸が足りないことで脳や神経がうまくできない先天的な障害です。
葉酸サプリを飲んでいると防げるものです。
まだ妊娠しているか自信がない…というママでも飲んでください。
厚生労働省は妊娠する2か月前から飲むように勧めているのですが、母子手帳で勧めているので知らない人が多いんですよ。

初めて妊娠するママは、妊娠9週目で母子手帳をもらって初めて、葉酸サプリが必要だと初めて知ることが多いです。
でも、写真を見てください。妊娠9週は頭もしっかりでき始めています。

妊娠したと自覚した時から飲み始めても本当は遅いぐらいなんですね。
赤ちゃんのために必要な葉酸サプリを飲んであげてください。

貧血になったことのあるママ、野菜不足のママ、最近ダイエットしていたママは1日でも早く飲んでほしいです。

妊娠超初期に飲みたい!

妊娠3か月に気を付けたいこと


助産師

安定期まで心配という声も良く聞きますが、その理由は妊娠初期にはまだ赤ちゃんを守る胎盤ができあがっていないからです。
無理をせず、ゆったりとした気持ちで、のんびり過ごすことが大切ですよ。
妊娠3か月は、妊娠8週~11週(56日~83日)までを言います。
赤ちゃんは「胎芽(たいが)」から「胎児(たいじ)」と呼ばれるようになる時期です。
体の器官の成長が進み、ひとらしくなってきますよ。
週を追って胎児の様子を見ていきましょう。

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妊娠11週目

妊娠3か月に便秘をしている人におすすめの食べ物・運動は

例えばこの時期のマイナートラブルとしては、つわりや便秘があります。

助産師

水分補給と、食物繊維や乳酸菌を摂取すること、そしてウォーキングなどの適度な運動です。

具体的におすすめな食材

助産師

わかめや海苔、昆布などの海藻類、さつまいもやじゃがいもなどのいも類、納豆などの豆類、人参、ごぼうなどの根菜類、きのこ類、バナナやキウイなどのくだもの、ヨーグルトなどがおすすめです。

また、便秘や風の予防にビフィズス菌が注目されています。小さな子どもにも飲ませてあげられる無添加のビフィズス菌サプリがおすすめです。

 
赤ちゃんのおもな臓器がつくられる器官形成期は、重い先天異常を起こしやすい時期でもありますよ。細胞分裂に欠かせない栄養素の葉酸を十分取るようにしましょう。

胎児の先天異常

妊娠初期に葉酸が不足すると細胞分裂がうまくいかず、先天異常のリスクが高くなります。

不足すると困る栄養素

少なくとも妊娠3か月までは、1日に400マイクログラムの葉酸を取るように心がけましょう。吸収率の高いモノグルタミン酸型葉酸が入っている葉酸サプリメントを取り入れると助かります。葉酸には造血作用もあるので、貧血予防にも役立ちます。

助産師

妊娠3か月、赤ちゃんの体もひとらしくなり、超音波検査で赤ちゃんに会うのが楽しみになりますね。
ママのつわりは一番つらい時期になりますが、食べられるものをこまめに食べていれば大丈夫。
水分補給には気をつけて、おう吐を繰り返し水分が取れないときは妊娠悪阻で受診が必要です。4か月を過ぎると、ほとんどのつわりはピークを越えて楽になってきます。

赤ちゃんを守る胎盤はまだ完成していない時期です。そのため、無理は禁物ですよ。ママは疲れを感じたら、横になって休むようにしましょう。

つわりがつらいのは、赤ちゃんからの「のんびり過ごして」というサインです。仕事をしているママも、上司の協力を得て無理なく過ごせる環境を整えてもらいましょう。

つわりが楽になる葉酸サプリを選んでいますか?


葉酸サプリを正しく選ぶとつわりの症状が軽くなります。妊娠初期は赤ちゃんの重要な体の器官が完成していく時期です。その細胞分裂が盛んな時期に正しい葉酸サプリを選べばママも赤ちゃんも幸せになれますね。

産婦人科医が選んだ葉酸サプリを紹介します。