卒乳が上手くできない!子どもが納得できる4つの卒乳方法
早く卒乳したいのに、子どもはまだまだ欲しがってイライラ!していませんか?
離乳食も順調に進むと、少しずつ母乳を飲む頻度も減っていきます。
授乳頻度が少なくなると、1歳を過ぎた頃から考えたいのが卒乳です。
1.親子で卒乳日をカウントダウンする
ママの仕事復帰に合わせて卒乳と考えている場合もあります。
そういった場合は、卒乳する日に向けてカウントダウンしていくのも良いですね。
子ども本人にも、「おっぱいを卒業する」ということを伝えてあげたいですね。
それでも昼間は母乳なしで大丈夫でも、夜寝る時だけ欲しがることもあります。
特に仕事復帰と同時に保育園に入園した場合などは、夜欲しがることも多いかもしれません。
昼間が大丈夫なのでしたら、夜だけでも子どもの気が済むまでは飲ませてあげてもいいかも知れませんね。
2.母乳の代わりになるものを準備する
母乳は単なる水分補給ではありません。
赤ちゃんにとっては、ママと密着できる大切なスキンシップです。
心安らぐ時間ではないでしょうか。
ですから、卒乳するからという親の都合で、突然、牛乳やフォローアップに切り替えるといわれても子ども自身は納得いかないでしょう。
ママにとっても、母乳をやめてしまうと栄養面が心配にもなりますね。
卒乳を決めたなら、少しずつ母乳以外のものを飲むように進めていきましょう。
1歳過ぎたらコップの練習も兼ねて、牛乳やフォローアップを飲ませていきましょう。
哺乳瓶以外で飲めるようになれば、卒乳の準備は整っていますね。
3.無理やり卒乳させない
今日から母乳はなしよ!
といわれたら、子どもは突然過ぎて驚いてしまうかも知れません。
離乳食が進んでいるのなら、今の授乳のタイミングは
食事→母乳→食事→母乳だと思います。
まずは、母乳を飲んでいるタイミングでおやつを始めてみましょう。
おやつには、赤ちゃん用のおせんべいやぼうろなどと、一緒に麦茶やフォローアップも飲ませてあげてください。
子ども本人が母乳を飲んでいないことに気付かなければ、そのまま母乳をあげなくて大丈夫です。
もしおやつの後に母乳を欲しがれば、少しだけあげるようにしてはいかがでしょうか?
そうやって少しずつ、母乳をあげる回数が減っていけば、執着もなくなってきます。
4.卒乳後も完全にシャットアウトしてしまわない
卒乳していたのに、一緒にお風呂に入ったら「おっぱいを飲みたい」といわれるなんてこともよくあります。
一旦卒乳したのなら、「もう赤ちゃんじゃないのよ」と言いたいところですね。
でも、「いつでも帰ってきていいのよ、甘えていいのよ」という受け皿があれば、子どもも安心感が違います。
一度卒乳してしばらく時間が経ってしまえば、欲しいと言ったところで本人に照れもあります。
飲みたくてそう言っているのではなくて、甘えたいだけなのだと思って、受け止めてあげてはどうでしょうか。
外出先で卒乳したはずの子どもが欲しがった場合は別です。
「もう外では恥ずかしいことだからね」と言って、はっきり断って別のことに興味を向けるようにしてみてはいかがでしょうか?
執筆者の体験
1歳半には卒乳していたのですが、妊娠をきっかけにまた甘えるようになり、2歳過ぎでしたがたまにお風呂で飲んでいました。
妊娠中の授乳は、お腹の赤ちゃんにとっては良くありません。
けれど、もう母乳も出なくなっていたので、ただくっつきたいだけなのだと割り切っていました。
母乳も出ないので、そのうち本人に興味がなくなっていき、気付いたら卒乳していました。
まとめ
ママの母乳に執着のある子、ない子それぞれです。
執着ある子はいつまでも卒乳ができません。
大きくなってからも服に潜り込むと、ちょっと困ってしまいますね。
仕事に復帰する予定のママは、「早く卒乳しないと!」と、つい焦ってしまうかも知れません。
また、次の子の妊娠を考えていると、早く卒乳したいと思うかも知れません。
ですが、長い子どもの人生の中で、授乳という密着した時間を持てるのはほんのわずか期間です。
卒乳が上手くいかなくてイライラするよりも、今の限られた子どもとの時間を楽しんでみませんか。
みなさんの卒乳へのストレスが減ることを祈っています。
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執筆:梅田万由子